”かけっこ”

先日、先週土曜の雨で延期になっていた息子の
運動会を見に行った。


土曜の雨は早くからわかっていたので、延期を
見越して休みを取っていたのだけれど、日曜の
時点で、予備日の天候も怪しいことが判明し、
以降翌日への順延予定にヤキモキしながら迎えた
前日。

案の定、ヤバ気な雲行き。

今年は見に行けないかぁ、と半ばあきらめかけて
いた夕方、学校からボクの携帯にメールが入った。


世の中便利になったもので、最近では、学校から
緊急時などに保護者の携帯へメールが送られて
くる仕組みが用意されている。


「明日開催の場合は、開始を１時間遅らせて
　運動会を開催します。」
とのこと。


学校としてもこれ以上延ばしたくはないのだろう、
そのメールに学校側の並々ならぬ決意を感じ、
この分だと少々のことじゃ順延にはならないかも、
などと、自分に言い聞かせつつ床についた。


当日、早朝のうちはいつ降り出してもおかしく
ないくらいの曇天だったけれど、最終的には、
日が射すほどまでに回復した。

ボクの息子の小学校の校庭には、３階建ての
校舎の高さを越えようかというほどの大きな
イチョウの木があって、午前中の曇天の下では
どよんとした濃い緑だった葉が、午後になって
射し始めた日差しに明るく透けて、とっても
きれいだった。


で、実はそんなこたぁどうでもいいわけで、
ボクが楽しみにしていた、息子のかけっこ。


ボクの息子は遅い生まれなので、運動神経が
良かろうが悪かろうが、まだ今の年頃では
体力差が歴然なのだろうけれど、それを差し
引いても、・・・おそい。

保育園の頃から毎年見ているから、わかっちゃ
いたけれど、結果のほうは、・・・・・。



神さま、
いつの日か、私の息子が俊足を跳ばして
盗塁しまくる、なんて日は来るのでしょうか。