力の差を感じた試合





フラストレーションの残った試合 vs 鹿島戦



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スタジアムまでの道はすっかり春真っ盛り。ピンクの花を咲かせていました。春到来、我がチームにも春が来て欲しい、そんな気持ちでスタジアムへと向かいました。




相手は王者、鹿島アントラーズ。去年は味スタでこんな勝ち方をしていたので、今年もぜひ、ここで鹿島に勝って、調子を上げたいところです。なんとなく直感ですが、この試合は、負ける気がしないというか、試合前にイヤな予感と言うよりは「なんかやってくれそうな」予感を感じていました。




試合前にプレミアリーグに昇格が決まったFC東京バレーボールチームの選手が、昇格の報告に来ていました。




こんなパフォーマンスを見せて、試合前のテンションを上げてくれました。サッカーもバレーも東京が一番、その通りです。




この試合は前節とちょっとメンバーをいじってきました。最終ラインは茂庭と佐原のセンターバックにいつもの長友、徳永、中盤は梶山、今野、羽生、石川、FWに赤嶺、カボレという選択。個人的には茂庭の復帰と、梶山と今野の並列がバランスを崩さないかが不安でした。
開 始早々から鹿島は早いパス回しで東京側で攻めて、と思ったらマルキーニョスが技ありのループ気味のシュート、そのままゴールネットに突き刺さり、先制。そ の後も、終始鹿島ペース、東京はこぼれ球のセカンドはことごとくカットされ、パスも中途半端でつながらず、鹿島の早いプレスにボールを奪われてあっという 間にゴール前まで運ばれる始末。1ヶ月も経っているのにパスの出し手を探してスピードダウンして、あっという間にパスコースを切られて、という展開にイラ イラが募ります。小平でなにをやってきたのか?
そして大迫が東京の右サイドを抜け出し、DFが一瞬、棒立ちになった隙を突いてシュートを打てばJ 初ゴールであっという間に2-0・・・。イヤな展開です。その後も鹿島のペース、ボールへの寄せ、スペースの使い方、ボールと人の動きの連動性、東京とは 残念ながら質の違いを感じる展開でした。
東京は負けているのにいつものようなゴール前で相手DFのいる方、いる方へのパスで打開策が見いだせませ ん。そんな中、気を吐いていたのは羽生・・・ものすごい運動量でボールにからんで、あわやというミドルシュート(曽ヶ端が手に当てて弾いた)など、徐々に 東京にリズムを取り戻させてくれました。
この日は今野が守備のバランスを取っていたせいか、2失点のあとはそんなに大きな破綻は無かったようにも感じました。
ただ、やっぱりせっかくのCKで、精度やこぼれ球へのツメが甘いのか、得点の予感を感じない、でも前半の終わりに赤嶺がフリーになって後ろから飛び込むヘディングで2-1になってからは東京が完全にリズムと取り戻してきたように感じました。




後 半は開始早々から、東京のペース。カボレのスピードに梶山、羽生の動きで鹿島ゴールを脅かします。ただ、カボレがサイドで抜け出したときに真ん中に入って くる枚数が足りない、これはやっぱりまだまだ課題ですね。あとカボレが途中で脚を痛めてせっかくのチャンスに走れずに、その後あたりから東京に来た流れが 鹿島に戻ってしまったように感じました。カボレはOKを出したのかもしれませんが、あそこの時点ですぐに交代要員を出すとか用意するとかそういうベンチ ワークも必要だったのでは?と思います。それはその後の梶山が脚を引きずっていたときにも感じました。
そういう意味では交代選手も疑問が残りまし た。達也と大竹はまだいいとして、あそこで平山だったのでしょうか?小平での調子や選択肢で平山しかなかったのでしょうか?そもそも平山ってイメージだけ で言えば、途中交代で短い時間帯で活躍するタイプの選手ではないように思うのです。
後半は、徳永の突破などもあったり、見どころはあったのです が、やっぱり、せっかくの攻撃のチャンスでペースダウンして相手の守備の陣形を整えられてしまい、手詰まりになるシーンが多く見られました。スピードのあ る選手がたくさんいるのだから、それを生かした、パスサッカーを追求して欲しいです。
パスも、相手のディフェンダーがしっかりマークついている選手に出すのはちょっと考えものじゃないかな、と思ったり・・・。もっとピッチを広く、スペースを使った攻撃も必要なのではないでしょうか。
大 竹もそれなりにドリブル突破でチャンスは作っていたけど、もう少しスピードとか厚みのある攻撃を見せて欲しかった。あと、やはりせっかく、サイドを抜けて も真ん中が・・・というシーンが多かったように感じました。あと、平山・・・お前がサイドに流れてどうする・・・という感じでしたね。
セットプレーでの今野のドフリーのシュートは決めて欲しかったなぁ・・・。




結 局、2-1で鹿島の勝利でした。内容的には後半の内容であれば引き分けてもおかしくない、東京の調子がよければ逆転勝ちしてもおかしくない内容でした。後 半だけに関して言えば、鹿島もよかったとは思いません。そういう意味では暑い中、選手もよく走ったやったとは思いますが、やっぱり勝負の世界ですから、結 果も語らなくてはなりませんし、そういう意味ではフラストレーション残った試合でした。

フラストレーションといえば、今日の主審のTJこ と、東城・・・相変わらずのクオリティーでしたね。基準の分からないオフェンスファールで何度、イライラさせられたことか。。。あれがファールなら、正 直、サッカーにならない、そういうシーンが多数ありました。まぁ、TJのおかげで救われた部分もあるので一概にはいえないけど、城福監督だけでなく、相手 のオリベイラ監督も試合中に判定に激怒していたから、相当、スキルの低いジャッジだったんだと思います。そういう意味で、これまた残念でフラストレーショ ンの溜まった試合でした。

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