今年もサッカーはじめ

直前まで悩んだのですが、結局、サポーターであると同時にサッカーが好き、ということでやっぱり正月からサッカーを楽しめる環境があることに感謝して国立競技場に行ってきました。
来年は、ぜひ、これをキャプテン羽生、いや、ぜひコイントスでボールを取って欲しい佐原に掲げて欲しいなぁ。

試合を見た場所はアウェイ側の最上段、バックよりのあたり。このあたりには東京のサポーターが比較的多く固まっていて、見ず知らずなのにさりげなく身につけている青赤グッズに反応して、「来たかったですね」と新年の挨拶（笑）

サッカーの聖地であると同時に我らが東京の心のホームスタジアム・・・。元旦にここで試合を見たいぞ、来年こそは。

決勝はガンバ対レイソル、松下電器と日立製作所の電機屋対決でもあります。ガンバとしてはこの試合、勝ってまずはＡＣＬへの出場権を確保したいところです。

柏のゴール裏、かなり気合い入っていました。なにより、元レイソル所属の岡山一成がゴール裏で一緒に跳ねていたのはすごいなぁ、と思いました。

こちらはガンバのゴール裏。さすがに試合が多いせいか、元旦に大阪から来るのはきついのかやや空席がありました。

この日の主審は西村、またしても黄黒の色合いです。今日の西村は比較的まともでしたが、途中で柏側からすると、えっ！？っていう判定もいくつかありましたが、それほど荒れることはなかったと思います。

柏はウチとの試合でのメンバーと変更はなかったと思います。ガンバはケガで出場が危ぶまれていた橋本と遠藤もスタメンで出場、それでも満身創痍という感じなんだそうです。

両 チームの試合を普段は見ていないので、詳しくはかけないのですが、柏はとにかく中盤からの激しいプレッシングからボールを奪ってのカウンター、徹底してい ましたね。前半はガンバが疲れなのか、動きが鈍かったので柏のチャンスの連続でした。ミスも多かったです。ここで得点していれば流れは一気に柏に傾いたか も知れませんが、さすがにガンバも百戦錬磨という感じでしょうか、最後の守備はしっかりという感じでした。来年はウチもこれくらい守れないと勝ち上がれな いなという感じ。徐々に細かいパスからガンバがリズムをつくっていきます。やはり遠藤がボールを持つと攻撃に流れが生まれますね。足の調子が悪いと聞いて いたものの、意地と気合いがあったのか、かなり動けていました。前半は一進一退の攻防という感じでした。
後半にはいるといつものパターンでフラン サを入れてきます。フランサ、確かにボールを持つと、何かをしそうなオーラがありましたが、ガンバも研究してきたのかフランサへのボールの供給をことごと くカットして思うようにプレーさせません。それでもなんどかはフランサにボールが入ることもあり、その時は柏の決定的なチャンスをつくりますね。
柏 は李も入れてきます。李は気持ちが空回し過ぎたのかこの日はミスが多かったですね。徐々に柏も疲れからミスが連発して、試合としても大味な感じの展開が多 くなってきます。ただ、フランサ、守備をせず、前線に残って、カウンター狙いというのが見え見えなので、ガンバとしては比較的守りやすかったのではないで しょうか。結局、前後半終わって0-0。
延長に入りましたが、ガンバはまだカードを1枚も切ってきません。準決勝に延長に行った経験を生かしてなのか、それとも西野監督のゲームプランなのか、後半に入ってようやく動き出します。代わって入れたのは播戸、さすがに前線でちょこちょこ動いて柏の守備を攪乱します。
そしてＰＫかと思った残り2分に播戸がゴールにボールを押し込みました。

結局、1-0でガンバが試合巧者ぶりを発揮して勝ちました。さすがですね。ＡＣＬ出場権もＡＣＬチャンピオンの意地で勝ち取った、そんな感じでした。
柏もガンバも東京のサポーターから見ると、サイド攻撃が少ないなぁと感じました。それがそのチームのサッカーなんでしょう。
し かし晴れていたとは言え風が強く体感温度はすごく寒かったです。耳が痛くなるくらいでした。国立でこの寒さで「早く試合が終わらないかなぁ」と思ってみて いたくらいですから、北国でしたら・・・さすがに。犬飼、まぢで秋冬は勘弁（自分は暖房付きのＶＩＰ席で見ていたから感じなかっただろうけど）です。