実はEUの成長株であるポーランド、インフラからSNSまで急拡大中
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2011年07月22日 09:48 visibility224
ポーランドには
「旧社会主義国家」というネガティブな印象があったが
この国は発展の真っただ中で、そんな様子は全くない。
例えば、EU(欧州連合)27カ国の中で、
リーマンショック直後の2009年に、
ポーランドだけがプラス成長を維持したことをご存じだろうか。
2010年はさらに力強い成長を遂げているのだ。
2012年には、UEFA欧州選手権がポーランドとウクライナによって共催される。
この4年に1度のサッカーの祭典のため、
ポーランドでは今、スタジアムや空港、駅、道路の新築と改修工事が、
急ピッチで進行中だ。
インターネットのインフラも、ここ1~2年の間に著しく改善された。
2009年のOECD調査によると、インターネットの平均速度は
OECD加盟30カ国中14位と中位につけた。
2007年は下から3番目だったので、
遅まきながらブロードバンド化の波が訪れている。ポーランドは、クラクフ歴史地区やワルシャワ歴史地区をはじめ多くの世界遺産を抱えており、
これらを紹介する多くの観光情報サイトがある。
世界に情報発信しているこれらのサイトが、
各国からも快適な環境で見られるとすればうれしい。
Q.欧州でポーランドのSNS(Social Networking Service)の普及率は
(1)ベスト3、
(2)ワースト3、
(3)真ん中、のどれでしょう?
A.答えは(1)
当地で最近流行っているのは、
ポーランド語で「nasza-klasa」(ナシャ・クラサ)というサイト、
日本語に訳すと「私たちのクラス」という意味。
クラスメイトを探すサイトが発展して巨大なSNSになっており、
言わばポーランド版Facebook。
このためかSNSの普及率は、西欧先進国を抑え、
平均年齢28.8歳と若年層が格別に多いトルコに次いで、
ヨーロッパで第2位。
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