ブルガリアのマテウス監督が退任
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2011年09月21日 10:37 visibility318
ブルガリア代表のローター・マテウス監督が、UEFA EURO 2012予選グループGで不本意な結果が続いたことを受け、指揮官の座を追われた。
現役時代はドイツ代表で活躍したマテウス監督は、1年前に辞任したスタニミル・ストイロフ前監督の後を受けてブルガリア代表の指揮官に就任。UEFA EURO 2012予選終了まで同チームを率いることになっていたが、契約満了前にチームを去ることになった。
ブルガリアはUEFA EURO 2012予選で7試合を終えて1勝しかできておらず、グループGで最下位から勝ち点2上の4位に沈んでいる。10月11日にウェールズをソフィアに迎えるホームでの最終節と
その4日前のウクライナとの親善試合は、
U-21ブルガリア代表のミハイル・マダンスキ監督が率いることになる。
「マテウス監督の契約は更新されない」
とブルガリア・サッカー協会(BFU)のボリスラフ・ミハイロフ会長は発表した。
「結果を残せなかったため、我々は別々の道を歩むことになった。
次の2試合、ウクライナ戦とウェールズ戦はミハイル・マダンスキ監督がチームの指揮を執り、
その後、正式な後任監督を決める」
PFC CSKAソフィアとPFCリテックス・ロベチでアシスタントコーチを務めたことがある54歳のマダンスキ監督は、2007年からブルガリア代表のさまざまな年代のユースチームを指揮してきた。
現在50歳のマテウス監督は現役時代、ドイツ代表で歴代最多の150試合に出場し、1980年にUEFA欧州選手権、1990年にFIFAワールドカップで優勝。後者では主将を務めた。しかし1994年大会では、ミハイロフ会長が出場していたブルガリアに準々決勝で敗れている。
FCバイエルン・ミュンヘンとFCインテル・ミラノでMFとして活躍したマテウス監督は、引退後、さまざまなチームの指揮官を歴任。オーストリア、セルビア、ブラジル、イスラエルの各クラブのほか、2003年から2005年まではハンガリー代表監督も務めた。
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