UEFA EURO 2012ボランティア募集が終了

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    2011年10月18日 11:18 visibility83
UEFA EURO 2012ボランティアプログラムの参加者募集が締め切られ、 定員約5500人のところ、6月中旬からの募集期間中に過去最高となる2万3965件の応募が寄せられた。

UEFA EURO 2012ボランティアプログラムの参加者募集が締め切られ、世界中のサッカーファンから、これまでのUEFA欧州選手権で最多となる2万3965件の応募が寄せられた。

ボランティア募集は6月14日から10月16日まで行われた。「アクションに加わろう」のスローガンに応えた応募者は、特に共同開催国のウクライナとポーランドの市民が多かったが、ロシア、ドイツ、イタリア、スペインをはじめ、世界142カ国の人々が歴史的大会に携わろうと、定員約5500人のボランティアに応募した。

応募者の熱意は高く、あるポーランド人の少女はインターネットを介したスカイプ面接より実地面接の方が採用の可能性が高まるのならと、30分の面接のために現在生活しているオーストラリアからはるばる帰国した。また、ある応募者は、UEFA EURO 2012は1410年のグルンバルト(タンネンベルク)の戦い以降で、ポーランドにとって最も重要なイベントになると面接で主張。歴史学的に正確とは言えないかもしれないが、意気込みの大きさは感じられた。

2008年にオリンピックとパラリンピックの両方に出場した2人のアスリートの1人である卓球選手のナタリア・パルティカ氏は、大規模なスポーツイベントでのボランティアの重要性を強調した。「ボランティアはアスリートが大会で初めて会う人である場合が多い」とパルティカ氏は言う。「新しい環境に慣れ、居心地をよくする手助けをしてくれる。彼らの情熱や熱意、専心がなければ、こういったスポーツイベントは成立しない」

ウクライナ側のボランティアプログラム大使を務めるボクサーのビタリ・クリチコ氏は、次のように付け加えた。「多くの人がEURO 2012での奇跡を期待しているようだが、我々一人ひとりの貢献がなければそれは起こり得ない。ボランティアは、新たな出会いや好印象、貴重な経験だけが全てではなく、ハードワークや真の責任感が求められることを忘れてはならない」

選考
選考面接は9月第1週の週末に始まっており、遠くはベネズエラやナイジェリアから集まった628人の応募者が、キエフとワルシャワで面接試験を受けた。クリチコ氏やウクライナのテレビ番組『Xファクター』で審査員を務めるイゴール・コンドラチュク氏、ポーランド人のロックスターであるクルジストフ・スキバ氏らは、面接に臨む応募者の緊張をほぐした。

下は17歳から上は80歳までに及ぶ一次選考を通過した他の応募者にも、今後6週間のうちに8つの開催都市のいずれかで面接を受けるよう指示が送られている。約270名は、12月2日にキエフで開かれる本大会組み合わせ抽選会に呼ばれている。面接の合否は12月末までに通知される。

トレーニング
選ばれた約5500人のボランティアは、20の業務分野でUEFAの常勤スタッフをサポート。スタジアム、空港、ホテルなどのUEFA EURO 2012公式施設で仕事を行う。また、2012年2月から5月まで、全般的、役割別のトレーニングを受ける。

















































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