オランダ撃破まであと一歩まで迫ったウクライナ 同点弾のヤレムチュクには今後大きな期待も 2021年06月15日(火) 18時30分配信

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    2021年06月15日 21:33 visibility51

次は北マケドニアと対戦が決まっている

2-3と強豪オランダをあと少しのところまで追いつめたウクライナ。2点ビハインドの状態から同点まで迫った場面では逆転もあると思われたが、地力の差が出てしまったか。

それでも、シャフタール・ドネツク、ディナモ・キエフと国内リーグの主力で固めた代表ということもあり、連携面では抜群の良さを見せた。その証拠にオランダと接戦を演じている。

その中でもベルギーのヘントに所属しているロマン・ヤレムチュクは3トップの1角として攻撃面で大きな働きを見せた。

ウクライナは基本的に守備時の陣形は自陣に引くことが多く、そこからの速攻をオランダ戦では攻撃の軸としていた。しかし、そのサッカーは前線のポストプレイヤーに大きく依存することがあり、その選手がボールを収められないと、再び守備の時間に戻ってしまう。

守備時も前線に残るヤレムチュクには前述したボールを収める役割が求められていたが、何度もポストプレイを成功しており、カウンターアタックからオランダ陣内に攻め込んでいた。また、ボックス内の密集地でも縦パスから素早くシュートを打てており、優秀なストライカーだ。

更に後半79分にはルスラン・マリノフスキーのクロスを完璧に合わせており、試合を振り出しに戻している。身長191cmの大きな体格とその動き出しで同点弾を掴んで見せた。

まだ一試合しか終えていないが、ヤレムチュクは大会後ステップアップする選手なのかも知れない。
 
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