湘南vs長崎@BMW・レポ最終編/シャーレ授与式/紙テープ投げ&炭酸水掛け
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sweet
2014年10月24日 22:43 visibility580
明日はもう札幌遠征。
(試合は明後日ですが)
まだ何の旅支度もしてないので、日記を更新してる場合じゃないですが、
よく考えて見たら準備という準備も必要ないので
長崎戦のレポ
ざっくりと書いて終わらせてしまいましょう。
昨日は二十四節気の「霜降」でした。
「しもふり」と読んだ食いしん坊の方、私の仲間ですね(笑)
しもふりではなく
「そうこう」と読むそうです。
そんな霜降の日の昨日の通勤途中、
庭の柿の木のてっぺんに、1個だけ柿が残してあるお家がいくつかあったので
運転してくれていた母上に聞いてみたら
柿は全部獲ってしまわずに、最後の一個は鳥のために残してあげる風習があるんだよ
と教えてもらいました。
素敵!
来年もたくさん実をつけてくれますように、だとか
他の願いも込められていることもあるそうですが
足るを知る
(今を満ち足りたものとし、欲張らず、現状に不満を持たない者は満ち足りた心で生きていける)とか
自分の得るもののそれ以上を望まずに
他者に慈悲のこころを持って譲るとか
日本人が根底に持っている侘び寂の「侘び(わび)」の部分なのかなぁ☆と思います。
☆☆☆
私は、柿だったら、ぜったい鳥さんのために残してあげたいと思います。
でも、
勝ち点は
どこにも分けたくない。
前期は愛媛さんにひとつあげたし!
後期は長崎さんに、ひとつあげたし!
もうどこにも譲らなくていいでしょ!!って
思ってしまっています。
☆☆☆
前半45分を2点のビハインドで折り返し
応援に気合いを入れ直した湘南サポーター
ハーフタイムに
コールリーダーさんから応援についての熱いお話しがあり
サポーターもとても燃えていました。
「おれ、ずっとこのチームを見てきたからわかるんだ。応援で試合を変えられることがある」
過去ずっと湘南ベルマーレを最前列で見てきたコールリーダーさんの言葉には
そして
いつになく真剣に(どちらかというと、いつもはみんなを笑わかせている)みんなに訴える表情に
中心エリアはもちろん
そうじゃないエリアのサポーターさんにも響いて
あちらこちらから
「よし!やろうぜ!」
「いこうぜ!」の声と拍手が沸き起こっていました。
☆☆☆
「京都戦みたいに
こういうときはまたシマムが決めてくれる!」とYOUさんと
(o^-^o)
DFに転向している島村選手だけど
ずっとずっと早稲田大時代まで培われたFW魂は半端ないから(笑)♪
円陣
ダッシュ
いつも後半になると調子が上向くことから、『後半のベルマーレ』と呼ばれている(←私に)ベルマーレ
後半キックオフ!!
メンバーは
ハーフタイムに湘南が亀川選手から洋平選手に交代
(前半の亀川選手のドリブル突破、湘南の前半のプレーのなかでいちばんワクワクしたから後半も見たかった)
そのあとも
後半7分に
岩尾選手→アンドリュー選手
後半23分に菊池選手→祐也選手
岩尾選手も菊池選手も
全然悪くはなかったけれども
チョウさんの修正通り
リズムを手繰り寄せ、
後半28分
島村選手のゴール!!
京都戦を思い出すようなゴールを決めてくれました。
まだ一点差に追い付いただけだったけど
YOUさんと抱き合って喜びました。
追い付こう!!」
「まずは一点!!」
ここで畳み掛けることが出来れば良かったのですが
後期は
相手もよく研究してきていたことなどもあってか、
これがなかなか出来ていないのが苦戦している要因のひとつ。
☆☆☆
観客数
8691人
3枚の交代枠をすでに使いきっていた湘南に対して
1点差になったところで長崎さんはこの日初めての交代
後半31分
小松選手から奥埜くん
後半39分
佐藤選手から前田選手
後半45分
イ ヨンジェ選手からイ デホン選手
アディショナルタイム4分ありましたが
結局、島村選手のゴール以外
ゴールネットを揺らすことが出来ず
今季2敗目、ホーム初黒星となりました。
2回しか敗れてないのはすごいのかもしれませんが
今季のJ2のラインナップを見ると
あまり喜ぶことが出来ないというのも率直なところ。
むしろ、
来年からJ1で戦うのに
讃岐戦のあと辺りから、このカテゴリーにおいてもパッとしない内容が続いていること
そして今回、こうして敗れたということに目を向けていかないと。
☆☆☆
これまで昇格と降格を繰り返し
周りからエレベーターチームと揶揄されてきた湘南。
アウェイ京都で昇格は決めたものの
J2残留争いのボーダーラインにいる東京V戦さんと引き分け
そして今回長崎さんに敗れ
「ほら、また始まった、上がってはすぐ落ちてくる、湘南のいつもの降格劇」
そんな声を打ち消すには
ここで止まっているわけにはいかないし、残り全部勝たないと!!
☆☆☆
私も、今でこそこの湘南ベルマーレというチームが大好きで
その苦労の現実を知った今ではとてもそんな風には思わないし言われたくもないけど
数年前までは
(湘南ベルマーレとはいわず)
「毎年毎年おんなじようなチームが落ちてきてあがってばかり。
新しいチームが全然昇格できないからつまらないよね(笑)」と言っていたくらいで
湘南ベルマーレをよく思わない方たちがいるのも
その方たちの気持ちもすごくよく分かります。
だから、湘南ベルマーレファンとしてはもちろんながら
むしろサッカーファンの一人として
ベルマーレ、また落ちてきたらダメ。落ちないで。
そう強く思っています。
☆☆☆
敗れたホームスタジアムの電光掲示板に
優勝の文字
シュール過ぎる(笑)
静まりかえった応援席
セレモニーのときは
みんな切り替えて騒いでいたけど
試合直後はそんな感じでした…。
☆☆☆
電光掲示板がいいことを言ってくれていました。
さらなる深化を
勇敢に
☆☆☆
「どうする~?」ってな感じで
コールリーダーさんもみんなも
思ってもいなかった展開に失笑するしかなく
ここで
「何やってるんだよ(怒)」って怒るんじゃなくて
みんなでへこみつつ
落ち込みながら笑えるところが湘南ベルマーレサポーターのいいところかもしれません。
私は
かなりプンスカしてましたが(笑)
☆☆☆
長崎サポーターさんから
「さよなら湘南、J2 No.1」というメッセージをいただきました。
「さよなら」と書いてくださった心意気がすごく嬉しかったですね!
「戻ってくるな」という言葉と同意語だと思いました。
J2ナンバーワンとまで書いてくださったのに、。
☆☆☆
湘南さんの晴れ舞台に華は無し
☆☆☆
もうそう言っていいんじゃないか?
私はそう思います。
☆☆☆
今季も
ここ最近のありとあらゆる記念すべき試合(昇格の決まる試合・優勝が決まる試合・シャーレ授与式の日)のすべてで
苦い試合しかできなかった湘南。
遡れば
2012年のJ1復帰の際も
甲府さんの首位でのJ1復帰劇と
6位大分さんの華々しいJ1昇格プレーオフによる昇格のはざまで
あれ?もう1個、昇格したのどこだっけ?
2位どこだっけ?
知らな~い。
とサッカーファンの誰にも注目されることのなかった湘南。
そんなポジションがぴったりなクラブチームなのでしょうかね。
(^-^;
☆☆☆
シャーレ授与式に登場された村井チェアマンにも気をつかわせるコメントをさせてしまいました。
「『優勝までは』ホーム無敗」
その言葉に
傷口にわさびを塗られているようだ…と耐えながら笑われていたサポーターさんも(笑)!
☆☆☆
この瞬間を楽しみにしていたつもりだったんですが…
シャーレを渡される瞬間とか全然見ていなくて
やっと抑えた1枚がこれとか(笑)
紙テープあるよ~!
市場のセリのようだった紙テープ配布タイム
一人一個の予定が
試合内容(結果)で
サポーターさんがどんどん帰られてしまい
一人、二個も三個も回ってきた紙テープ
これを配布する前にそもそも紙テープ投げをやるかどうかの多数決が取られました。
こんな試合のあとにやりたくない!!
やめよう!!
と言ったサポーターさん。
やろうよ!と言ったサポーターさん。
私の周りは反対のほうが多かったですが
コールリーダーさんが
「反対された方にはほんとうに申し訳ない」と謝られた上で
試合前の予定通り
紙テープ投げは決行されることになりました。
優勝は優勝として割りきっている方もいましたが
いままでずっとJ2にいたチームならいざしらず
何度も
J1からJ2に落ちてきたチームがJ2優勝で…
しかも試合に負けたあとでも喜べるとか
こんなんだからいつも落ちてきちゃうんじゃない?のか
とこのときは思いました
ごめんなさい。
☆☆☆
写真を撮る記者を撮る。
嬉しくて投げた紙テープなんかじゃないけど
カメラマンさんたちが望んでいた画がとれたらならそれで良かったです。
☆☆☆
やさぐれていたなかで和んだのは
メガトラを使いこなせない永木キャプテンの挨拶(笑)
そして…
今季リーグ戦にまだ一度も出たことのない高卒ルーキー福岡選手の挨拶!
挨拶を聞きながら
紙テープをゴミ袋に集めるのに奔走してくれていた何人ものサポーターさんたち。
永木キャプテンの挨拶のときはみんなで後ろにいっしょにいたのに
福岡選手の挨拶になったら
「じゃあな!!」とわざと手を振って福岡選手を置いてきぼりにした選手たちに爆笑でした。
言いたいことは山ほどあったけど
結局のところ
こんな些細なところにも
このチームの素晴らしさは溢れていて
チームもサポーターも
足りないことばかりだけど明日からもまたいっしょにがんばっていこう
もっともっと強くなっていきたいそう思えるのが
いまの湘南ベルマーレのいいところなのかもしれません。
会長の眞壁さんが
開口一番
「負けちゃってごめんなさい!全部私の責任です!!」言えば
「じゃあしょうがないな!!」
「許す(笑)」
さっきまで怒っていたはずのサポーターさんがそう笑って返しているのをみて
あたたかいチームだなと思いました。
浴びる阿呆に見る阿呆♪
紙テープをひとつ残らず自分たちの手で片付けてから
ソーダの入ったペットボトルをふりまく湘南の民。
その向こうで選手は静かに記念撮影(笑)
帰りに
チョウさん、大倉社長、眞壁会長の胴上げをサポーターでやって解散となりました。
明日、何時の電車で空港に向かうかも決めてなかったので
そろそろ札幌戦に切り替たいと思います。
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