札幌vs湘南@札幌ドーム★レポ2/試合前~前半編
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sweet
2014年10月29日 21:57 visibility449
早ければ今週末にも松本山雅さんのJ1昇格が決まりますね。
湘南が今年昇格を決めた試合は
「昇格を決める試合」というプレッシャーもあってか
とても重い試合運びになってしまい、
昇格を決めたあとの試合内容はといえば・・・。
湘南ベルマーレ指導時には、チョウさんと師弟関係にあり
チョウさんの先輩ともいえる反町監督率いる松本山雅さんが
この週末
どんな戦いをするのか?
もし昇格が決まった場合、そのあとの3試合はどんなメンバー構成で
どんな試合を繰り広げるのか
とても興味深々です!
・・・
では札幌戦のレポのつづきを
12時25分
ピッチ内練習開始
永木キャプテンが怪我のためメンバー入りせず、
ふたたびキャプテンを務めた航選手が先頭に、
サポーターの元へと挨拶に
この試合の湘南の注目選手は
北海道出身で札幌ユース育ちの征也選手でした。
そして、久しぶりにベンチ入りを果たしたMFの梶川選手。
優勝は決まっても
まだ何も掴んではいない。
来季に向けてもう新しい戦いは始まっている。
そうして集まったサポーターの数は
これまでの遠方アウェイと全く変わらず。
・・・
サポーターに向けて、この日のコールリーダーさんからサポーターのみんなにご挨拶。「みなさん、優勝おめでとうございます!」
みんなで
「あ!ど~も~!ど~も~!」とお礼のお辞儀をしながらも
(お兄さんも湘南サポーターだよね?笑)
(他人事!?笑)
と笑ってしまいました。
どうやら
お兄さんは、優勝の決まった試合には立ち会っていなかったようです!
このお兄さん、思い出しました!!
アウェイ福岡でもコールリーダーを務めて
なぜか応援団風の三三七拍子をしたり
試合後は
「おめでとうございます!!みなさん今季初の引き分け試合の目撃者です」などと挨拶されたりしたサポーターさんでした(笑)
・・・
あの頃は、勝利することが必須条件で
引き分けなんかは地獄だと思って
みんなで試合終了まで必死に戦っていたはずなのに
いつからか
引き分けでもまぁしょうがないか
となり、
そして愛媛戦でしか敗れていなかったのに
長崎戦で敗れて
そして今回も敗れて
今度は負けることに慣れてしまう、
負けても、まぁいっかという雰囲気にまで
ズルズル落ちていってしまうのではないかと不安が。
いや、このチームはそんなチームではない。信じよう!
・・・
個人チャントを歌っていたら選手紹介アナウンスがすでに三竿選手まで進んでしまっていました。
センターバックには出場停止が明けた丸山選手が復帰し
翔平選手もメンバー復帰
岩尾選手も本職のボランチの位置に戻り
前節、長崎戦でボロが出てしまった選手の配置に関しては幾分解消されていたように感じました。
ラインナップ的にも
「いま試合に出られるメンバーから」あてはめれば
手堅いほうだったと思います。
ただ
岩尾選手とアンドリュー選手のボランチの組み合わせはまだまだ未知数で
(何とかなるといいなぁ)などと思ったのですが
それは
長崎戦のときの3バックを見たときに
(これでも何とか前半を凌ぎ切れれば算段が付くかもなぁ)などと甘い考えがバッサリ切り捨てられたように
今回も
痛い目を見てしまうことに。
・・・
背の高い選手が多い相手に、湘南の前線の選手が小柄なのも気になりましたが
大槻選手とウェリントンが戦列を離れているいま
これ以外はない前線のラインナップだったと思います。
バックアップメンバーはこちら
宮市選手も久しぶりにメンバー入りを果たしました!!
・・・
相手の注目選手は
都倉選手。
過去の試合をたくさん観ている湘南サポーターのみんなから
「湘南キラーだよ」と試合前に聞いていたので。
個人的にいちばん見たかったのは
静岡出身で昨年まで栃木に在籍した菊岡選手
3月は体調不良で平塚に来られなかったので
久しぶりに姿を見られて嬉しかったです
(*^^*)
・・・
審判団
牧歌的なスタジアムに慣れすぎているだけかもしれませんが
札幌ドームの音響のあまりの大きさにはびっくり。両手で耳を塞ぎました(笑)
・・・
バックスタンド寄りのサポーターさんたちが振っていた黒いフラッグは
コウモリが飛んでいるよう怖さがありましたよ!
握手
円陣&ダッシュのときの
この躍動感を試合にもカムバックプリーズ!!
13時04分
札幌さんボールでキックオフ
選手名は苗字だけの表示。
横に野球のボール・ストライク・アウトの表示設備があったので
「シュートを外したら、ボールのライト点灯で!(笑)」と試合前に話しておりました。
4つランプが付いたら、
メンバーから外される、それくらいの危機感を持ってやって貰わないと!
「決弾力が無かったから降格した。だからこの1年でその力を身につけなければ」と戦っている1年でもあるのだから。
・・・
判断ミスで
1発でチャンスをフイにしてしまうシュートを如何に減らすことができるか?
GKに弾かれたとしても
そのボールを如何に味方の足元に溢れてくるように撃てるか?
ちょっとしたことでも
「決弾」に近づくことは出来ていくはず。
・・・
現地で見た記憶のみで書きますが
試合の入りかたは
長崎戦よりは悪くなかったように思います。
しかし・・・
ゴールキックを胸でトラップして反転シュート!
その動きが完璧過ぎて
こんなに完璧なのはさすがに外れるでしょと思ったのに
ゴールポストすれすれでボールが湘南ゴールに吸い込まれていきました。
相手を讃えるしかないゴールかもしれないけど
あそこで胸トラップをする余裕を与えなければ
あのゴールは生まれていなかったかも。
決めたのは
湘南サポーターのみんなが恐れていた都倉選手。
何のパフォ?(笑)
目の前で繰り広げられた奇怪なパフォに怪訝そうな視線を送っていた湘南ベンチ
そんななかで
それをずっとシカトしてピッチのチームメイトの方を見つめていたMF梶川選手。
そんな梶川選手にチャンスが回ってきました。
前半35分頃に
岩尾選手と交代でピッチに。
梶川選手は久しぶりの公式戦出場!!
このすこし前に接触プレーで岩尾選手が脚を痛めていたように見えて心配しましたが
帰り、普通に歩けていたのを見掛けることが出来たので
ひと安心!
梶川選手が入り、
キックオフ時との陣形から大きくポジションを入れ替えて
布陣も4-3-3に変えてみたベルマーレでしたが
湘南サポーターが見たそれは
何もない遭難場所での応急措置のよう…。
中盤では梶川選手の獅子奔走ぶりが輝き
(メイちゃんがこんなにがんばって走ってるんだから回りも走ってよ~!)と思いましたが…
前半終了間際
サイドでフリーになった上里選手に
狙い済ましたシュートを決められて2失点
スタジアムがどよめいていました。
都倉選手につづくスーパーゴールでしたからね。
生で目の前ですごいゴール見られた!!と前向きに捉えるしかありませんでした。
・・・
長崎戦そして今回も
プレスの甘さがそのまま失点に直結しているような。
・・・
ナゼ、サイドでフリーの仲間がいるのにサイドを全然使わないのか?
というのが現地で試合を見ていて抱いた疑問のひとつ。
ナゼ、(飛び抜けて)技術が高い選手がいるわけでもないのに(あるいは本調子でない選手もいるのに)
相手が密集している真ん中にわざわざボールを運んでいくのか?
この2点に関しては
「サイドから崩すのは簡単」であえて真ん中から崩すことに挑戦しているのかなと思うことも出来るものの
正直、ベストメンバーとはいえない今のこのラインナップでそれに挑むのは
相手からしたら
しめたもの。
サポーター席からは
わざわざ自ら罠のなかに選手が飛び込んでいくように見えて
かなりストレスのたまるものでした。
もちろん、限られたメンバーでも、新しいことに挑むこと自体に怒っていたサポーターは現地にいませんでした。
問題は、そのときのそれに挑む姿勢。
勇気。
・・・
札幌さんは
前半キックオフ時から、奪ったら手数を掛けず
シンプルに前線の選手にボールを入れる攻撃を貫いていました。
そのため、湘南の中盤の選手たちが
その相手のボールを奪い返すまでに時間がかかったことは仕方なく、
それに対して現地組はストレスは感じていませんでした。
しかし
奪ってから攻撃に転じる場面。
ここでボールホルダーを追い越していく動きのなさ、
切り換えの鈍さは
今年の湘南のサッカーを見ているサポーターには怠慢に見えて、
上がれよ!
走れよ!
の怒りの声が早くから飛びました。
湘南ベルマーレのサッカーから
攻守の切り換えの速さ、
ハードワークする部分をとってしまったら
他に何の魅力が残るのか?
・・・
前半早々に
全身でチームへの怒りを示していた秋元選手。
チームのいちばん後ろからメンバーを見ていた秋元選手には
ゴール裏にいた私たちと同じ光景が見えていたにちがいありません。
後半につづく
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