岡山vs栃木@カンスタ・フォトレポ3・後半編☆50日ぶりの先制GOAL/憧れだった女性サポーター

おはようございます。



毎週末
ほとんど家に居なかったため


いっこうに終わらないサッカー雑誌整理!!



中身を読んじゃうから仕分けが進まないこと…進まないこと。


昨日仕分けしているときには

2005年秋ごろに発売された『サッカープラスＪ』という雑誌が出てきて読んでいたのですが


当時湘南ベルマーレのコールリーダーをされていた大久保さんという方が(現在も継続されているかもしれません)話されていた言葉がすごく印象的でした。


「Ｊ２は１年間で４４試合ありますよね。これはサポーターにとって４４話の長編ドラマのようなものなんです。１試合で完結するものではなく、すべてが繋がっている。途中には当然浮き沈みもあるだろうし、つまらない回だってあると思うけど、僕は最後まで最前列でそれを観たいと思う」


☆☆☆
今季のＪ２は全４２節
なので

今週末はドラマの「第３２話」を迎えます。


☆☆☆
今季のＪ１は全３４節なので
今夜の試合が「第２３話」

これからクライマックスに向けておもしろくなっていくところ!

お仕事や時間の都合など
なかなか現地に観に行くことは難しいかもしれないけど


中継でもいいから
好きなチームのサッカーは１話たりとも見逃したくないもの。



脇役だと思っていた登場人物が
実は物語の鍵を握る重要人物だったりするかもしれません。



では岡山戦のレポのつづきです。


☆☆☆
ここのところの私の反抗期みたいな態度を本当に反省しています。


この日も
ハーフタイムにゆっくりパフェ食べて

それから
パフェをちょっとこぼしてペタペタした手を洗いにいって

階段ものんびりのぼって応援席に戻ってきて


はい・・・。

もう後半がキックオフしてました。

選手にはコミットメント・ディシプリン・ハードワークを求めてたくせに

温度を感じられないのは好きじゃないって言っておいて

この日この場にいたなかでいちばんそれが足りてなかったのは自分でした。




席に戻ってきてピッチをみて
ドキッとしました。


目の前には

前半にサッカーしていたチームとは別チームの栃木SCが!!


ん？
ハーフタイムに一気に３枚入れ替えてきたかな？


とピッチを確認するも



誰も交代していない。



☆☆☆
そして開始４分でした。
栃木サポーター応援席の目の前のコーナーから
クリスチアーノのコーナーキック!!

これに赤井くんが頭で合わせて先制点!!

↑反対側でゴールマウスを守るエノタツさん以外は全員集合してました。


最近はGOALが決まっても
いつも相手に先制されていた状況でのGOALだけだったから

決まってもまだビハインドを負っていたり
良くても同点弾に過ぎなかったりして

点が決まってもそんなに弾けるなんてことはできませんでした。


先制点が入ったのも
なんと7/7の富山戦ぶりでした。


久しぶりの先制点に
サポーター席も狂喜乱舞
「決めたの誰?」

「赤井くん?」「赤井?」
「赤井くんキャー!!」

雨降ってきた？

バケツの水バシャバシャ



☆☆☆
さらに後半11分でした。

右サイドから廣瀬がクリスチアーノにクロス

これをクリスチアーノがオーバーヘッド

外れた…と思ったのに
入ったぁ～!!!

「ゴールネットが揺れるまでスローモーションみたいに見えた」というのが現地組みんなの圧倒的な感想でした。

メインスタンドに陣取った栃木サポーターにガッツポーツで応えるクリスチアーノとサビア

アウェーの地で
四面楚歌な状況で応援しているなか
こんなしてくれたらたまらないですね。

バシャバシャふたたび!!

ハーフタイムに着替えたの意味ナシ!!
(^-^ゞ

↑正しいバンデーラの使い方@栃木SC


2-0でリード
でも
まだ後半11分


つづく


・・・
私が憧れていた
サポーターの女性が月曜に永眠されました。

夜にサポーター仲間から一報をもらってから
まだ嘘でしょ…?って信じられません。


宏太の栃木レンタル移籍に伴い
ご夫婦でいつも栃木の試合に応援にきてくださったHさんご夫妻

Hさんは水沼家と家族ぐるみの仲良しで
宏太が試合に出るときはいつも大旗を振っていらっしゃいました。

私が忘れられないのは
応援する宏太が出られなかったとき

それでも
いちばん前で
試合中誰よりも熱心にずーっと栃木SCの小旗をぶんぶんふり続けて
栃木SCの選手たちを応援してくださっていた姿でした。

たくさんのサポーターが居て
たくさんのサポーターに出会ってきましたが


サポーターとしてのその揺るぎない姿勢に
心から憧れていた方でした。

試合会場でもTM会場でも
会えばいつも笑顔で「こんにちは!!」と挨拶してくださったあの明るくてあたたかな笑顔に


これからも
宏太の試合に行けば
また宏太と同じように応援されていたスズシューの試合に行けば


またいつでもお会い出来ると思っていたのに
私も栃木サポーターのみんなも悲しみに暮れています。


応援されていた宏太とスズシューも今は深い悲しみにおそわれていると思います。


でも彼らにはサッカーがある!!

「高みを目指せ」
いつもHさんが掲げられていたゲーフラ


そのハートに応えて
強く戦い抜いていってほしいです。


私たちサポーターもいつまでもHさんの姿勢を見習って

どんなときも全力でスタジアムで戦わなきゃと思います。

心からご冥福をお祈りします。