J2 第14節 湘南ベルマーレvsアビスパ福岡@BMWスタジアム

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    2017年05月18日 18:25 visibility771

痛快で爽快な湘南スタイル!

前半のベルマーレのサッカーは相手に何一つ目立つシーンは作らせなかったと言っていいくらいだったと思う。

 

アウェイ岡山戦ぶりに感じた気持ちよさ。


同じチームのはずなのに、どうしたらこう変わる?ってチームに聞きたくなるくらい

前節のアウェイ熊本戦で見たチームとは別チームみたいだった(笑)


今年のこのチーム、こんな引き出しも持ってたんだな!

なんて思ったけど
湘南サッカーといったら、むしろ昨日の前半がザ・湘南老舗スタイルというか、これがスタンダードなスタイルだったよね♪って。

(もはや戻ることはないだろう過去の良き思い出として去年くらいからもう記憶の彼方に追いやってたスタイル)

自分にとっても、湘南ベルマーレを好きになった、出会った頃のサッカーを思い出させてくれた原点のようだった昨日の前半。楽しかったし嬉しかった!


平日ナイトゲームにも関わらず、続々とスタジアムに集まったサポーターの熱量も選手のプレーと連動していて
最高な雰囲気

少ない人数でもいっぱい人がいるように見えるように・・・

選手みんなの気持ちをすこしでも後押しできるように

試合前にコアサポくんたちが渡り歩いて渡してきてくれた旗

ウォーミングアップ開始時には、ひとりで3本とか4本とかけっこうきびしいノルマで持って振っていたけど(笑)

 

サポーターのみんなのこの楽し気な笑顔♪ 


そして、しごとや学校を終えたみんなが続々と駆けつけてきてくれて、選手入場時には普通に一人一旗状態でベールマーレビッグウェーブで選手入場のお出迎えができた☆

 



そんなみんなと
あとすこしで決まっていたと思う、あの4本のシュートシーンでワイワイ盛り上がったあの楽しさを一晩経っても思い出す。

 

あぁほんとに惜しかった。

俊ちゃん、拓也くん、ヒロカズくん、ヤーマン、あのシュートたちが決まっていたらなと思うけど

あのときの興奮は忘れないし、これからがますます楽しみになったよね♪

 

 



‐‐‐
ここ最近は、あえて苦手な分野にチャレンジしているかのようにしか見えなかった湘南。


得意科目だけ突き詰めれば、もっとラクに高得点は取れるはずなのに


より上のランクを目指して、あえて苦手な科目の克服に挑み始めてる受験生みたいな。


観たいサッカー、「やれるはずのサッカー」があるはずなのに

最近の湘南のサッカーを観ていると、足踏みしたまま前に進めないもどかしさみたいなのをものすごく現地で感じていたけど


そんなモヤモヤが消えたのは、前節の熊本戦のあと、チョウさんや選手のコメントを見たあと。


そのときやっと、どうして選手たちがこれまでああしたプレーを選択していたのか納得が出来た。

現地では、なんでそんな選択をするんだろうという疑問でしかなかったことが

そこに明確な意図と前向きな意味があったことに気づかせてくれた。

 

これを克服した先にチームの進化・深化が待っているんだな。

 



今いるメンバーで、出来る精一杯のことをやるしかない、ということは開幕前から理解出来ていたけども

これが本当に最良なやり方なのかなというモヤモヤ感はこれまでどうしても拭えなかった。


湘南サポでさえ、その着地点がわからなくなるときがある(笑)チョウさんのサッカーの面白さと、

湘南の選手たちが本来持っているポテンシャルを知っていれば尚更。


例えば、前にスペースがあれば、そのままかけ上がることで活きる選手なのに、チーム全体で敢えてディレイなんかしていて、相手がいるところにボールを出したりして、

そんなスタイルのなかで、なんでその選手を起用するのか、宝の持ち腐れじゃないか、可哀想じゃないかと思ったりもしたし素人には理解することが難しかった。

例えばジェフ千葉さんみたいな、ハイプレスハイラインみたいな超明確で分かりやすいテーマが提示されていれば、

うまくいったのかダメだったのかも含めて分かりやすい。

だけど今年の湘南サッカーは、

職人カタギみたいに

わかるひとにはわかるだろってかんじな

自分みたいな素人は蚊帳の外にいて
(笑)
誰も説明してくれないし、サッカー玄人や、わかる人だけにしかわからない難しさがあった。



練習に通えば分かるというのは通用しないレベルの難しさ。

それは普段から熱心に練習場に通っている方たちでさえ

目の前のサッカーに現場で疑問を噴出させていたその声が証明してくれていたと思う。



熊本戦のあとのコメントを見て、一気に目の前が晴れたというか、チームが意図していることが知れたのはうれしかったけど


やっぱり説明なんてなくても分かる、あんなサッカーが観られた昨日の前半はもっと嬉しかった。



・・
とにもかくにも「湘南の前半」だったはずが、

前半のアディショナルタイム、駒野選手のFKからジウシーニョ選手に先制点を決められてしまった。


キックオフからずっと自分たちが掴んできたゲームだったはずなのに
セットプレーひとつにやられてしまった。


ビハインドで迎えたハーフタイムには、サラリーマンナイト恒例、サラリーマンリレー大会が。

ほんとにサラリーマン?(爆)的な奇妙なコスプレをしていたグループもいたり。

 


湘南のフロントスタッフ陣を含むサラリーマンさんたちが、カバンをバトン代わりにトラックを疾走し、笑いを生み、重くなりかけた雰囲気を吹き飛ばしてくれていた。


株式会社湘南ベルマーレから出場した勇ましきフロントスタッフスプリンターたちの登録名は「湘南ベルマーレSales Unit」(笑) !!

Jリーグチーム黒字ナンバーワン、売り上げトップを目指せよとばかりに、
天を指差すボス・水谷社長のお茶目な姿も会場を和ませた。

 

 

---
振り返ろうかどうしようか迷う後半(笑)

チームもサポーターも、早いうちに取り返すぞ!と最初からいい感じに飛ばせていたのだけど、

三門選手にズーパーなミドルシュートを決められてしまい2点のビハインドになったあたりから良さを活かせず。

さらには途中交代で入ってきた城後選手にもゴールを割られてしまい

0‐3の完敗

あぁホームでなんで勝てないんだっ
ていう悔しさはもちろんあったけど

・・・
試合後、ゴール裏サポーターに挨拶を終えて、ドレッシングルームへ引き揚げていくバイアのユニフォームの背中が、汗に滲んだ血で赤く染まっていたのが見えて


それを見たとき、この目の前にいた選手たちみんなが、命懸けでピッチに立って闘っていたんだっていうことあらためて気づかされた。


他の選手もなんども交錯しては頭を撃ってはピッチに倒れていた昨日の試合。

どんなに身体を張っても、どんなに気持ちを込めて戦っても勝てなかった。

昨日、自分よりずっと悔しい想いをしたにちがいない選手たちが、サポーターみんなの顔をみて、手を掲げて拍手で応えてくれていたのをみて


(よし!今日この悔しさはぜんぶ、日曜のアウェイ松本戦にみんなでぶつけにいこうじゃないか!)

攻撃のスイッチが入った。

J1に戻りたいなら、連敗なんかするわけにいかない。



3年前、昨日とおなじ第14節にアビスパさんと戦って勝って、

なんだか浮かれた気分のまま愛媛に遠征したら、そこで黒星。連勝が止まったけど

今回はアビスパさんに敗れて、この悔しさ、ハングリー精神剥き出しで松本に向かうことができる(しかもあと2日しかない!)


あの福岡戦、思うようにいかなかったけど、結果よかったってあとでいえるシーズンにするためにも松本戦で掴むべきものを掴まなくては。


・・・
今季のベルマーレは、苦手なことにもトライしてプレーの幅を拡げているのは理解できた。

もう、しんどい試合展開でもじっくりとそれを楽しむことはできる。

でもやっぱり結果は欲しい。

今回、アビスパさんのJ1のメンツにしか見えないようなラインナップ&試合経験値からいってもRESPECTするしかない相手に、建て直すまでは叶わなかったわけだけど、

(アビスパGKのリキくんも、清水にいたときより上手くなっていて困った)
何が何でもこの厳しいシーズン食らい付いていって&闘い抜いて、J1復帰を果たしたいと思う。


NEW SHONAN STYLEは、
それを成し遂げてこそ誇れることになる。

結果が出せなければまったくもって意味がない、それくらいの厳しい気持ちを持ってチーム、選手、サポーターみんなでこのシーズンに挑みたい。

 

代表合宿に行っていた杉岡くんも、これじゃ心配なまま大会開催地の韓国入りになってしまったんじゃないかな?ごめんなさい。

 

(;'∀')

・・・
帰りのシャトルバス、秦さんの相方の山本さんに会って試合の話で盛り上がっていたら、

私の隣に立っていたサラリーマンさんに声を掛けられた。


「すごくベルマーレがお好きなようなので」とおっしゃりながら

カバンから、ベルマーレとスポンサーのPILOTさんがコラボしたボールペンとシールを取り出して、なんとそれを私たちにプレゼントしてくださった!


昨日、試合前に午後から、ららぽーとでベルマーレスポンサー約30社が集まる会議があったそうで、そのときに配ったものだったとのこと。

昨日、バック側の暴れん坊シートにサラリーマンさんがすごくたくさん居て不思議だったけど、その会議に出席されてた帰りのスポンサーさんたちだったのね。


NACK5スタジアムから徒歩4分のところに住んでいらっしゃるというそのサポーターさん、大宮まで90分かけて帰られるとのことだった。

東京の配属だけど、月に2~3回平塚に会議に来られるそうで

会社のボードに「平塚」と書くと、会議に行ったんじゃなくて試合に行ったんじゃないかと誤解されることもあるみたい。

 

 



過去これまでのPILOTデーは、3連敗なんですと申し訳なさそうだったのは、なんとも

(^-^;

2014年PILOTデーは優勝が決まったあの試合だったけど、負けてしまったあの長崎戦。

紙テープ投げも「やる?やめとく?」でサポーターの意見も二分したくらいの悔しい試合だったよね(笑)


翌年2015年PILOTデーはFC東京戦でよっち(武藤選手)にゴールを決められたあの試合

そして去年はといえば
忘れもしない、あの止まない雨といろんな意味でツラかった(笑)あのガンバ戦がPILOTデーだったらしい

自分は忘れつつあったけど、その大宮在住のPILOT社員さんはどれも鮮明に覚えていらっしゃった(笑)

山本さんが握手しましょうと言われたのに便乗して、私もその社員さん(サポーターさん)と握手を交わさせてもらった。

ベルマーレを取り巻く仲間には

さまざまなカタチで応援している仲間がいるんだっていうことにあらためて気づかされた。

今年のPILOTデーは10/7の水戸さんとの試合


いつも熱いサポートをしていただいているPILOTの皆さんのためにも、
今年こそは。そこは選手たちの男気に期待するしかない(笑)


・・・
熊本遠征翌日から、お皿の外側につっかえ棒みたいなブロックがかかって、思うように曲がらなくなっていた&骨がぼこって出てる上あたりを押さえるとかなり痛みが走っていた右膝。

今回はひとりでメインに行こうかなっていうのも浮かんだけど、あのメインの階段を登るのも無理なくらい痛かったし、それより人少ないって言われるとどうしてもゴール裏に行きたくて、いつもの場所に行ってしまったけど

応援が始まったらぜんぜん痛くなくて、ブロックもかかってなくて、 

我に返ればまた痛くなると思った膝が今もまだ痛みがない。
あれだけ曲がらなかった膝が曲げ放題(笑)

注射もせず、リハビリにも行かず

応援に行って飛び跳ねまくったら治った

っていう医学では説明がつかない この不思議な現象

関節にいったい何が詰まっていて何が溶けたのか?
謎。



さぁあと2日お仕事がんばって

元気に松本にいこー!!

 

 

おまけの写真は名刺交換会に現れたスターこと神谷くんと、英二郎選手。そして眼鏡をかけたベル爺。

 

大人気であっという間に列が埋まり、もうもらえないよと聞いてあきらめて帰ろうと思ったけど写真だけでも

とパチリ。十分満足。

 スーツ姿もかっこいいけど、やっぱりサッカーしてるときの方がもっとかっこいい神谷くんと英二郎選手。

待ってるゾ。

 

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