J2 第22節 大分トリニータvs湘南ベルマーレ@大分スポーツ公園大分銀行ドーム
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sweet
2017年07月09日 12:45 visibility610
雨予報から一転、開門前から晴れて蒸し風呂状態だったスタジアム。
前半24分に主審の東城さんが試合を止めたかと思ったら給水タイム。
これまでの人生で、プロの試合で給水タイムを見たのは初めてだったから、それくらい昨日の大銀ドームの状況は過酷なものだったんだと思う。
そんな中で見てきたのは
「ゴールだけが決まらなかったゲーム」
そう書くと、悪いゲームみたいになっちゃいそうだけど、全然そうじゃない。その真逆。
暑くて熱くて、観てても応援しててもすごく面白かった!
帰りに会ったDAZNの撮影スタッフのお兄さんも
「ゴール決まらんのかい!」みたいな気持ちでずっと撮影してました」って話してくれて爆笑してしまった(笑)
もちろん勝ちに大分まで来たし、勝てなかった悔しさがあるのなんて当たり前だけど、
後半あれだけやられても凌ぎきった、負けなかったってことの大きさ。
チーム、ほんとにここまでよく成長してきたなって思った。
現地で観てて、最後はもう上手い下手とかの争いじゃなくて、気持ちと気持ちのぶつかりあいって感じで。
いまこういう状況で、大分に試合をすることになったチームとして、湘南の選手たちはそれにふさわしい姿勢やファイティングスピリットを見せてくれたと思う。
地元の大分さんも、まさにそう!
苦難の前半を凌いで、
後半15分くらいから大分の選手たちがみせてくれた闘いぶりは、対戦相手としても感動した。
奪ったボールを全力で前に運ぶことを選んでた大分の選手たちのそのプレーに、スタジアムじゅうの大分サポーターさんが
「うぉおお~!」って叫んでて、エネルギーに溢れてたスタジアムは凄かった。
あの厳しいコンディションのなかで、
全力でゴールを奪いに行く、
全力でゴールを守り抜く、
そんな姿を見せてくれた両チームの選手たちは素晴らしかった。
昨日、大分‐湘南よりも1時間前にキックオフしていた福岡さんが金沢さんに敗れたこともあって、湘南がひさしぶりに首位に立った。
開幕からここまで
毎回毎試合どれも全部キツくて厳しくて、
結果とか全然出せていないような気がするのに
これで首位というのはどういうことなのか、これで良いのだろうか(笑)というのが帰り道の話題になったけど
首位に立っても一瞬しかワァとならず、
(実際、首位の一報が伝えられても、実にみんな淡々としていて、やったぁ!!♪と拍手してしまったのは自分くらいだった昨日の現地・汗)
「手応え」よりも「手探り」といった今年のクラブのこの状況のなかで
それなのに首位にいるというのは
間違いなくチーム、選手たちの頑張り度合いが半端ないんだと思えたし、
本当はもっともっと湘南の選手を讃えていいのかもしれない。
でもチーム、選手たちを誇りに思いつつも
結果に慢心せず、これからも変わらずに、課題に取り組んで相手に直向きに挑んでいくチームを観ていきたい。
名古屋戦のあと、前期で蓄積した疲労によるのか・・・いや自己管理が甘かったのがあって、ノドが絶不調だった今回の旅
試合中の応援も、ワンコールしては喘息みたいな咳がゲホゲホ止まらなくて、思うような応援が出来なくてすごく悔しかった。
だから余計に、昨日現地にきて一生懸命応援してくれていた仲間が頼もしかった。
毎度ながら、いつもありがとう!
最後の最後までどうなるか分からない展開、
選手もみんなから出てる熱もすごくて、気づいたら自分も声を振り絞って叫んでいたよ。
のだ!のだ!りゅうのすけ!
ゴールを祈って、渾身のコールをした、あのときの気持ちは今回の大分遠征のすごく印象深い思い出になる☆
咳はより悪化しちゃったけど(明日、仕事前に診察に行ってこよう!)
今回、大分に来られて本当に良かった。
今週の豪雨による被害で、母上には「行って大丈夫?」ってすこし心配されたけど、こんなときだからこそ現地の方々に会いたかったし、すこしでも気持ちを伝えることが出来たらいいなと思ってきたのが今回の大分だった。
ただ、募金こそすれ、他には自分にはなかなかこれといったことは出来なかったんだけど
コアサポたちくんが、スタグル食べるのを後回しで、外に出て災害に見舞われた大分さんへのメッセージを横断幕に書いてくれているのを、ゴール裏最上段のちょっと涼しい席で「とり天」を食べていたときに目撃した。
「1日も早く九州に平穏な毎日と最高の週末が戻りますように」
そう書いてくれた横断幕。
同じく手書きで「VAMOS!」って書いてくれてあった横断幕、あれはシキーニョに向けて書いてくれたのかな☆
試合が終わって駐車場に向かって歩いていたら、そのシキーニョにもばったり会うことができた。
これぜったいベルマーレの縁だね☆
奥さんと娘さんと一緒で、元気そうで安心した。
そのあと歩いてたいたら、大分の林容平選手が、
林選手の方から「お疲れさまでした」って労ってきてくれたり(涙)
私たちベルマーレユニ着てたのにね。
GK高木選手(藤沢出身らしい!)もサービス精神旺盛で、大分の選手たちみんな優しかった。
(林選手は、右腕包帯ぐるぐる巻きだったけどだいじょーぶかな)
これからも大分トリニータというチームと選手の存在が、大分県の方たちにとって大きな存在でありつづけますように祈っています ☆
来年かいつか、また会いましょう!BMWスタジアムでお待ちしています。
今度は湘南が勝つぞ(笑)
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