大分トリニータvs湘南ベルマーレ＠大銀ドーム　フォトレポ編　・シキーニョ／ミクニスタジアム

 

試合当日の朝6時台の新幹線で大分に向かって出発！

小倉で乗り換えたついでに、今年春に出来たばかりの北九州スタジアム「ミクニワールドスタジアム北九州」に寄ってみた。

 

ギラヴァンツ北九州さんのホームスタジアム。
(ちょうどこの日の夜ここで北九州-盛岡の試合が)


駅からほんとに近くて、
歩いて10分掛からなかった。

 

そして、海にもすごく近かった(笑)

 

大富豪なサポーターとか、自分の船でスタジアム横付けで会場入りしたりしてね！

 

バックスタンドの裏には
噂に聞いていた「魚つり禁止」の注意書きがほんとにあった・笑

 

 

 

 

 

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2年ぶりに来た大分。
大分駅周辺は、開発が進んでかなり様変わりしていて、まったくちがう街に到着した感じがした！

 

その象徴的な建物でもあるJR九州ホテルブラッサム大分に宿泊

 

 

 

落ち着いた和な雰囲気で、このあと行った最上階にある露天風呂も最高だったよ！

16時始発のシャトルバス乗り場も、駅から徒歩5分圏内になってすごく便利に

 

 

16時25分
スタジアムに到着

 予想外の晴れで暑かったけど、晴れで全然いい。

今はこれ以上九州に雨が降って欲しくない。

ニータンがこの日マイメロディの被り物をしてたのはナゼ?(笑)

 

ななめ掛けしていたバッグには
次から次にサポーターさんが貢ぎ物(おやつ)を入れていってくれてたよ。


コンコースでは、ユースやトップチームの選手が豪雨被害の募金活動をしてくれていた。

 

500円のくじ引きコーナーでは
シキーニョのサイン入り手ぬぐいも景品に！

 

しかし、一生懸命書いたと思われるカタカナのサインが
「シキーニョ」じゃなくて
「ツキーニヨ」になってた

 

シキーニョったら(笑)


この7月に、大分のみどり牛乳さんと大分トリニータさんとがコラボしたミルクが試飲会に登場

 

美味しかったです！

 

牛乳ってたしか熱中症対策にもいいんだよね。


さっきまで募金活動していたはずのGK高木駿選手が、法被に着替えて牛乳屋さんに転身

 

すごく気さくでおもしろかった高木選手


「ほら、湘南のみなさん、湘南さんのみどりですよ!いかがですか～！」声掛けを頑張っていたものの

「うちは、みどりっていうかライトグリーンだからねぇ(笑)」by湘南サポーター一同

って感じのたのしいやりとりが高木選手‐湘南サポーター間で。

写真をお願いしたら
こんなに気さくな感じで 撮らせてくれた高木選手。

 

 

藤沢出身らしくノリが湘南とおなじ感じで。(笑)
写真ありがとうございました☆彡


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すり鉢状のスタジアムは下に行けば行くほど暑くて、いちばん後ろの席でとり天をいただいているとき

振り返ったら、スタジアムの外で横断幕を作成してくれている仲間の姿が

 

 

 みんなが幕を広げてコールリーダーくん自ら九州そして大分県の方々に向けたメッセージをしたためてくれていた。

そのあと帰ってきてトラメガを握ったコールリーダーくんの右手中指と薬指が水色のインクに染まっていたよ。


18時19分
ゴールキーパー練習開始

 

夕陽が射し込んできた18時24分のスタジアム

 

 

そして
全体練習開始！

 

19時04分
円陣

 

ダッシュ 

 

キックオフ！

 

キックオフと同時に主導権を握ったのは湘南

 

こんなに繋ぐチームだったけ?ってくらい

もしかしたら前に対戦した名古屋さんに影響されてる?(笑)くらい緻密にパスを繋いでいた湘南。

しかもその精度が前回対戦した名古屋さんよりも高くて、しかもちゃんと相手ゴールを脅かすことまで出来てるっていうのに驚かされた。


毎試合欠かさず見ていても、今年の湘南のサッカーはキックオフしてみないとどんなサッカーするのか分からない(笑)


馬入に見学に行けばある程度は予想できたりするのかな?

とにかく毎回そうきたかぁ！みたいな新しい発見がある。


新しい発見といえば、この日気づいたのが野田選手のボールタッチの柔らかさ。

トラップ上手すぎ！

アップのあといつもリフティングして遊んでるなぁ(笑)楽しそうでいいなぁ、上手いからたのしいだろうなぁと思って見てたけど
伊達に遊んでなかったんだわ・笑

 

トラップに無駄がないから、一瞬でスルッと相手との駆け引きに勝てるんだな。

そのワンプレーのスピードの無駄のなさが、今回の試合前半の湘南のサッカーを作り出していた大きなプラスの要素だったと思う。


前半24分給水タイム

 

昨日も書いたように、プロの試合で給水タイムを見たのは初めてだったから驚いた。

その時間を使ってサポーターもしっかり給水タイム出来たし、この日のマッチコミッショナーさんの判断がありがたい。

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ハーフタイムには、七夕にちなんで「みんなで流れ星を作ろう」というイベントが。


スタジアムのライトが消灯して真っ暗になったスタジアムに揺れていた光


湘南サポーターもこういうのが大好きだから、
スマホや携帯電話のモバイルライト、持参していたベルマーレのライトを点灯して、大分サポーターさんと流れ星を作った。

 

右に左にゆらゆら揺れてたその光は
サポーターさんひとりひとりが作り出していたわけで、なんかすごくあたたかいものを感じた☆

試合中は敵だけど
「無事でいてね～!」
「元気でね～！」
って向き合ってたこのときは、サッカーファミリーっていうのをすごく感じたかな。


より強い光を放ってあげようじゃないかと?
ちがうものを照らしていた湘南のやんちゃボーイズくんたち(笑)

 

被災した方たちのことを想い、メッセージを伝えてくれるオトナな部分もあれば

こうしてコドモなトコロも残ってる。


そうした彼らや仲間が中心になって湘南の応援を率いてる。

ずっとこのままの湘南でいてほしいよね！(笑)

 

 

何年か前に日産スタジアムでやったのを思い出したくらい、ほんとに綺麗で。

BMWスタジアムの今のライトだと、消したら付けるまでに時間が掛かっちゃって試合に支障がかかるから、こうまで暗くすることは出来ないし

新スタジアムもしくはBMWスタジアム改修したら欲しいものリストに
消してもすぐ付けられる「LEDライト」が加わった(笑)

 

 

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ハーフタイムに猛アップをしていたと思ったら、やっぱり未月くんが登場。

 

誰と代わるのか分からなかったけど(全員問題なく良かったから)

奈良輪選手と交代。


システムを変更して後半に挑むことにしたこの日の湘南


円陣

 

ダッシュ

 

キックオフ 

 

セットプレーのチャンスもあったものの、なかなかゴールネットを揺らすことは出来ず。

 

ビッグチャンスのシュートシーンで脚がつってしまった野田選手


プロでキャリアもある選手がキックオフからがむしゃらにここまでやるんだって感動したし、野田選手がしがらみなく、迷いなくプレー出来る雰囲気が今の湘南にあるのかもしれない。そう思うとすごく嬉しい。


表原選手がもうユニを着て4審さんのところまでスタンバイした後だったけど、

73分、野田選手に代えて藤田祥選手を投入した湘南

 

そのあと大分さんサイドも二人を同時交代

 

77分に
小手川宏基選手→前田凌佑選手

三平和司選手→伊佐耕平選手


すでに60分ごろから勢いを増していた大分さんを相手に、未月くんが警告を貰ってしまうシーンなどもあり、

後半から交代で出たばかりだった未月くんが84分に島村選手と交代に。


チャレンジを怖がってるとかだったら心配になるけど、
何かしてやろうと一生懸命に立ち向かっていたなかですこしうまく噛み合わなかったという、いわゆる前に倒れるタイプの未月くんだから心配はしてない(笑)


大分さんも87分に川西翔太選手から坂井大将選手に交代し

 

両チームともに交代カードを使い切るも
アディショナルタイム4分でも決着が付かず、スコアレスドローで勝ち点1を分け合う決果に。

 

 

ベールマーレ!

 

仁くん(端戸選手)、野田選手、やーまん(山田選手)

コールされた選手たちがクルっとサポーター席を振り返って頭を下げて、拍手をして応えてくれた。


野田選手やヨシさん(藤田選手)の、あれ押し込めてたらなぁ！！

ってシーンもあったし、攻撃に転じる場面で危険なミスもあったり
もっともっと出来ることがこのチームにはあると思わせてもらえた試合でもあったし

引き分けで勝てなかったけど
失った勝ち点2ではなく
全力で挑んで手にした勝ち点1

現地にいた仲間だけじゃなくて、中継の前で、現地にいた自分達とおんなじように応援して、祈ってくれていた仲間もきっとそう感じられた試合だったと思う。

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敵地では、しんどい試合をして勝ち点を掴む、

ホームはみんなで盛り上げて、最高なスタジアムの雰囲気のなかで、湘南最高なサッカーを観る


それがいい。


それ「でも」、いい(笑)


(出来ればアウェイでも、圧勝的な感じを、宜しくお願いいたします･笑)


水曜には天皇杯があって日曜には東京ヴェルディ戦がある。

後期になったらすこしラクかなくらい思ってたのに(←四国遠征が無いからという理由だけで)

ぜんぜんそんなことなくて、前期と変わらないくらい大変なことに今更気づいてしまった。

がんばらないとだね！


宅配したお土産が、今回の豪雨で着くのが水曜になる可能性もあるとか。

「そんなの全然いいですよ。大変でしたね。大丈夫でしたか?」
お土産売り場のお姉さんと会話したのが今回唯一大分の地元住民の方との会話になってしまった気がするけど


周囲からのいろんなサポートが必要になってくるのはこれからだと思うし、それは湘南地区からでも静岡からでも東京からでも、どこにいてもどこからでも出来ると思うし、九州の被害にあった地域に向けてしっかりとアンテナを向けておきたい。


帰りに逢えたツキーニョ

じゃなくてシキーニョ

 

空の明かりを見上げたらそこに見えたのは。

大分の空の雲と月とが

 

湘南ユニみたいなデザインを形作って、スタジアムを後にする湘南ベルマーレをやさしく見送ってくれていたよ。

 

 

大分ユースもがんばってね～！