湘南ベルマーレvs松本山雅FC@Shonan BMW スタジアム平塚

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    2017年08月08日 09:36 visibility694
曇り予報だったはずが一転
 
想定していなかった快晴&猛暑
 
この夏初めてのかき氷をスタジアムで♪
(7ゲート裏に出店していた『ブラジリアンフーズビーバス』さんのかき氷、超美味しかったよ!)
 
 
松田天馬くんの先発を知ったのは、
勝利の花道でチームバスの到着を待っていたとき!
 
 
(今シーズン中のいつかにベンチ入りくらいはあるかな☆)くらいの期待でいたのに
 
 
入団発表から僅か1週間、しかも松本戦で先発デビューというサプライズ
 
 
徳島戦につづき、宇都宮から駆けつけてくれたゆーさんも
 
メンバー入りしたのは前日に知っていたみたいだったけど
まさかの先発という事態に、私の姿を見つけるやいなや、泣きそうな勢いで駆け寄ってきた(笑)
 
 
そんなゆーさんに
 
「練習試合で天馬くん観ました!すごく良かったですよ!」声かけてくれてたり
 
「おめでとうございます!」
 
「いっしょにがんばりましょう!勝ちましょう!」
 
ゆーさんと初対面なはずの湘南サポのみんなが次々に声かけてくれてて&ハイタッチしてくれてたのがすごくうれしかった☆ 
 
 
 
選手がバスから降りてくると、応援をリードするコアサポくんたちからも真っ先に「松田」コール。
 
 
私自身は天馬くんと面識があるわけじゃないけど、
ゆーさん経由で天馬くんのことを知るようになっていたからか(笑)
 
 
湘南サポーターのみんなのこのあったかさが、すごく嬉しかったな!
 
 
アップのときも 
 

 

 

 

選手紹介のときも
 

 

 

 
初見参で緊張していたかもしれない天馬くんに対してサポーターのみんなからは格別にあったかい拍手が贈られていたね(笑)
 
 

 

 
試合前には
100試合出場を達成した山田選手と野田選手に
ご家族から花束の贈呈もあって

 

これぞホームな最高な雰囲気がキックオフ前から。
 
 
佐藤主審の笛でキックオフした前半、
両チーム併せてのファーストシュートを放ってみせてくれたのは、サポーターからの熱い後押しを背中から受けていた天馬くん!
 
 
山田選手→岡田選手と繋いで、挨拶代わりの一撃
を放ってみせた天馬くんに早くも応援席のみんなと大興奮!
 
 
ところがこの日 
並々ならぬ気持ちで試合に挑んでいた松本さんに 
ショートコーナーから安川有選手に先制点を献上 
してしまうというまさかの展開に。
 
 
 
前日が松田直樹選手の命日で、この日はGK含めたすべての松本のメンバーが、松田選手の象徴でもあった背番号「3」のユニフォームを着てアップしていたんだけど
 
 
この先制点で松本がゴールネットを揺らしたのが前半「3」分だったというのが何とも。
 
 
前半32分に、ヒロキくん(秋野選手)がジネイに出したパスからオウンゴールを誘って同点に追い付くまでは、
(マツさん、これくらいにして、お願いします!) ってどれだけ思ったか
 
(^-^;
 
 
自分が松田選手と話せたのは、松田選手が亡くなる半年前の宮崎キャンプで、
 
それが後にも先にも1回きり。 
 
松田選手がいなくなってしまう前に、駆け込むようにサッカーの神様があわせてくれたその僅かな時間のなかで
サッカーファンのひとりとして松田選手から大切なものを分け与えてもらった気がしてるし、それが今も私のなかでもずっと生き続けてるのを感じる。
 
 
この日ピッチに立っていた松本の飯田選手や田中隼磨選手といった松田選手とプレーしたことがある選手はもちろん
 
 
マリノスでいっしょに闘っていたうち(湘南)のメンバーも、その他で親交があったうちのメンバーもいつも以上に気持ちが入っていた試合だったんじゃないかなと思う。
 
 
 
この日対峙したなかで
松本の田中隼磨選手が
うち(湘南)の仁くんに「気持ちだぞ!」って試合中に言ってくれたってエピソードが載っていたけど
 
 
これってすごいことだなって思った。
 
 
‐‐‐
「三千円、四千円というお金を払ったお客さんたちは、お前のチョロチョロした足先のボールコントロールを観に来ているんじゃないんだ。お前の姿、感性や人間性そのものを観に来ているんだよ」
 
これはたくさんのプロサッカー選手を育てたある高校サッカー部の監督の言葉だけど
 
 
松田直樹選手のサッカーに対する姿勢はまさにそれを地で行くものであって
 
松田直樹選手といっしょにプレーをした選手たちのなかにその魂が息づいてるんだなってこの日気づくことができた
 
強いとか弱いとか
ミスをするとかしないとかそういう次元じゃなくて
 
サッカーに対してどう向き合うかとか
どんな気持ちでサッカーに対して臨む(挑む)のかとか 
 
 
大好きだったマリノスを離れても
カテゴリーが下になってしまっても
大好きなサッカーに対して真摯に向き合って最後まで戦い抜いた、そんな松田選手に対して恥ずかしくない、胸を張れるサッカー 
 
この日、「マツ」がどこかでいっしょに観てたと思うこの試合でその姿を見せてくれた選手たちの姿が嬉しかった。
 
先制された後に下を向かずに、湘南のメンバー全員で集まって話し合ってた姿もまさにそう。
  
 
難しい試合だったけど
湘南に逆転勝ち越し弾が生まれたのは
 
オウンゴールでの同点に追い付いてから僅か5分後。
 
仁くんのクロスからやーまん(山田選手)が突き刺した鮮やかなGOAL
 
 
 
アシストした仁くんにとって久しぶりにゴールに直結したプレー!
 
 
やーまんのゴールは前期松本戦以来11試合ぶり!
 
だけど、彼らがいつもがんばってる姿はサポーターがみんなずっと見てたし、
 
ゴールという結果を出せない悔しさは、チームメイトやチョウさんにも負けないくらい分かっていたつもり。
 
仁くんが試合後に言った
「ゴールも決めないのになんで試合に出てるんだって思われてるかもしれないけど」
 
のひとことに、泣いちゃいそうになったし、
 
 
と同時に、仁くんがなんであんなに繊細で華麗なゴールを決められる選手なのか、なんであんな天才的なゴールを決められる選手なのか、より納得がいった。
 
 
---
誰もが活躍できて、誰もがミスがなくて、誰もがゴールを決められて、誰もが怪我をしなくて、誰もが間違わない
 
 
それは観ててラクだし楽しいかもしれないし
そういう選手だけしか称賛しない人だって世の中にはいるかもしれないけど
 
たくさんのやるせなさや悔しさを経験した選手がそれを乗り越えてみせるプレーに
人は心を揺さぶられるものなんじゃないかなと思う。
 
 
 
 
これまでメンバーひとりひとりが影&日向で流してきた涙と汗
 そういうものが見えて、スタジアムにいたみんなが、よりサッカーを好きになってしまった試合だったとも思う。
 
 
 
 
 
(この試合終了後、6月に来てくれた京都サポさんたち同じく、アウェイで負けた試合だった後にもかかわらず、BMWスタジアムの周りのゴミ拾いをしてくれていた松本サポさんがたくさんいたよ!ありがとう!) 
 
 
写真は、日本端子さんが打ち上げてくれたハーフタイムの花火
 

 

↑下の方で暴発してた?のは、湘南ベルマーレの選手が過去に放ってきた不発弾では?という噂が(笑)
 
 
花火大会でみる花火もいいけど 
スタジアムでみんなとみる花火は最高だね
 

 

 
火薬の煙で包まれたピッチと
 

 

その煙にいぶされながらハーフタイムにウォーミングアップしていた松本の選手の皆様 
 

 

 
「海外みたい!(発煙筒の煙みたい)」
 
「海外みたい!(霧みたい)」 
 
 

 

そんなことをみんなで口走りながら写真撮影しているうちに
煙が北に抜けてくれて支障なく後半キックオフを迎えられて一安心。
 

 

 

 
 
 
岡本選手の怪我が心配
 

 

 
後半7分岡本選手の代わりに入ったのは島村選手 
 

 

 

二人目の交代は後半22分に天馬くんからムルジャ
 

 

交代するとき、マツダコールしながら天馬くんに拍手を贈ってくれたサポのみんな☆
 
 
松本さん最初の交代は安川選手から下川陽太選手で
 

 

二人目が高崎寛之選手から山本大貴選手
 

 

湘南最後の交代はジネイから野田選手 !
試合前の煽り映像で久しぶりに野田選手の松本戦のときのゴールシーンを見たけど、たまらない‼(笑)
 
 

 この日の湘南ベルマーレはそのベンチメンバーの顔ぶれからも、何を求めてるのかが凄く分かりやすかった(笑)

 

松本さん側はパウちゃんをベンチに下げて、ダヴィさん。
 
アディショナルタイム4分も最後まで戦いあい
 

 

ベルマーレビッグウェーブ 
 ホーム2連勝

 

右脚をアイシングして貰っていたけどデビュー戦を勝利で飾り、サポーターのもとに挨拶に行くのを楽しそうにしていた天馬くん。
 

 

 
我らがスポンサー、湘南マツダ様の看板と 
「湘南マツダくん」とのコラボが実現してた偶然の1枚(笑) 
 

 

 
車体のイメージとちょっと似てる感じがするし?、キャッチフレーズは「ロードスター」でもいいんでない?(笑)
 
 
 
勝利のダンスのとき
隣にいた未月くんに「躍り方わかる?」って聞かれたのか
 
笑って首を横に振ってた天馬くん。
 
 
そういえばっていうか
気のせいかもだけど
 
この日1日見た限り、かなりマイペースな選手なんじゃないかというのが天馬くんのイメージ 
 
 
勝利のダンスのあと
マツダコールが起きたにも関わらずスタスタとドレッシングルームに引き揚げて行こうとしたものの
 
チョウさんが呼び止めてくれるというナイスアシストでサポーターの元へと戻り、短い可愛らしい挨拶をしていった天馬くん。
 

 

大学在籍選手のプロデビュー戦といえば
自分の持ち味を全部披露しきろうと躍起になったプレーを見せがちなのに 
 
 
ボールを要求してはワンタッチでチームメイトに預けてと、黒子に徹して、バランサーのような地味な役割を担っていた。
 
 
ユニバーシアードがあってしばらく湘南の試合には出られないけど、帰国後の合流が楽しみだ!  
 

 

 

 仁くんも

やーまんも

 

 

素敵なヒーローインタビューだった!

 
まだしばらくナイトゲームが続くし
アウェイの帰りとか大変だけど、みんなの力を結集して、この最高なメンバーたちの応援を頑張っていきたいな。
 

 

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