ジェフユナイテッド千葉vs湘南ベルマーレ@フクダ電子アリーナ
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sweet
2017年08月17日 21:59 visibility818
開始早々、船さま(船山貴之選手)にフリーで撃たれたあのシュートが決まっていたらと思うと今更ながら怖くなる。
まだDAZN中継を振り返れていないけど
昨日は、本当に相手のサッカーに圧倒された。
そんな相手ペースの試合で、勝ち点3を得られたのはすごく大きい。
しかも金曜に長崎で試合をしてきたばかりでまたアウェイという状況で。
スコアは
1-0
シュートを20本撃たれても守りきり、湘南は3本しか撃たせてもらえなかったなかでセットプレーを決めきった。
「雨のアウェイは何かあるよね」
ベルマーレの応援経験則上、みんなと開門前にそんな話はしたりしたんだけど
昨日みたいなシナリオは予想できなかった。
あれだけ相手に試合を支配されるということも、
その苦しんで苦しんで耐え忍んだ先にあれほどの歓喜が待っているということも(笑)
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日曜またすぐ試合があるというのに、喉がキリキリヒリヒリ痛い。
サポーターの自分達でもそうであるように
昨日の湘南と千葉の選手たちも、中3日で試合があるということを計算できなくなったほど、目の前の闘いに死力を尽くしていた。
昨日の興奮が、一晩経っても身体から抜け切らないのは、至近距離のピッチでそうした選手たちの戦いを観たからにちがいない。
ああいう試合をスタジアムで生で観られたことに感謝してる。
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スタジアムに集まった湘南サポーターの昨日の一体感は、BMWスタジアムのいつものそれを凝縮したような雰囲気で、
コールリーダーくんを中心に戦う姿勢を終始全面に出してくれていた。
もしかしたらあのゴールを呼び込めた要因に、自分たちサポーターの応援も何パーセントか絡めていたんじゃないかと思うと、顔がにやけてきてしまう。
(自分の自意識過剰かもしれないけど・汗)
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昨日のスタジアム、
怪我で試合に出られない俊ちゃん(菊地選手)のお母さん、それから、SBS国際ユース大会から帰ってきたばかりで昨日はベンチ入りがなかった石原くんのお母さんが
二人並んで応援爆心地で湘南サポーターに混じっていた。
ポンチョも着ずにサポーターといっしょに雨ざらしになって、息子くんたちが試合に出ていないにもかかわらず、選手たちを一生懸命応援してくれている姿を見て、すごいなと思ったしその熱い想いに感動した。
そうした、そこはかとないひとりひとりの愛情が、昨日の応援席に溢れていたこと、それも昨日のあの応援の一体感を生み出してくれていたんじゃないかと思う。
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屋根の先端からこぼれ落ちる大粒の雨に襲われ、
目の前のピッチでは、千葉の選手たちの恐ろしい攻撃の嵐に湘南の選手たちが襲われていた。
今年何度も荒波を越えてきた湘南だったけど、
こんなにも目の前の波を乗り越えるのが大変だったことがあっただろうかと。
相手のチームが、これぞ自分たちのサッカー!という素晴らしいザ・スぺクタルなサッカーを見せつけているなかで、
湘南は、渡航禁止になっている荒ぶる海に出航してしまった小舟のような厳しさを味わった。
実際、いくつもの絶体絶命なピンチが次々に湘南ゴールに襲いかかった。
シュート数、千葉さん20に対し湘南が3だったというデータがそもそもそれを明確に示している。
それにしても、そんな試合でなぜ勝てたんだろう。
運を味方につけたとも言えるけど、そうじゃないものを感じたのも事実。
まずは何と言っても守護神・秋元選手。
アニキ(秋元選手)から飛び出したのはゴールを死守するパンチだけじゃない、
チームメイトたちに少しでも迷いと曖昧なプレーがあれば容赦なく檄を飛ばして
チームのいちばん後ろから、しっかりとメンバーをコントロールしてくれていたその貢献度は半端なく大きい。
そして監督のチョウさん。
チーム全体的にボールが収まらず、やられっぱなしの展開に
苛々しているのではないかと思いきや
ある場面のなかで
杉岡くんを近くに呼び寄せると、何やら伝授し最後はポンっとお尻を叩いて気合いを注入してあたたかく送り出してくれていたチョウさんの姿に
この展開は想定内だったんだなという安心感をスタンドにいた自分たちサポーターにも間接的に与えてくれていた。
それからやーまん(山田選手)
その高速クロスはラインを割ってしまったけど、
その加速で身体を看板にぶつけながらもクロスを上げきったやーまんのプレーにも、また
完全な相手ペースのなかでも動じず、自分がそのとき出来ることを貫いている頼もしさを見た。
チョウさんも選手たちもそうだったように
あれだけ一方的に攻めたてられているなかで、パニックにならなかったのはサポーターも同じだった。
それは、撃てども撃てどもゴールを決めきらない相手に
いつかどこかで観てきた自分たちチームの姿が重なったからかもしれない。
決めきるときに決めきらなければ、その試合はどんなに自分たちが内容で支配していようとも相手に結果を持っていかれてしまうことが多々ある。
J1時代に味わされたそうした苦い思い出が
このキツい展開、あのときの逆パターン来る可能性あるぞっていう望みと
ビビらず、選手を信じきれる強さを与え続けてくれていた。
相手にふりまわされるのでなく、ベクトルを自分たち自身に向け、虎視眈々とその機を狙いに行こうという一体感が、ベンチ、ピッチ上の選手、サポーター、会場にいた湘南にかかわるみんなから溢れていたような気がする。
メンバー選考に関してもいつもの決め駒にこだわるのではなく、
自分たちのサッカーのなかにAのパターンのとき、Bのパターンのときといった、毎回試合の応援に来ているサポーターでさえ読めない展開が用意されていたのもチョウさんならでは。
‐‐‐
平日の夜、天候は雨にもかかわらず、ゴール裏から溢れそうなくらいたくさんのサポーターが集結してくれていた。
圧倒的劣勢だった試合展開を耐え、がむしゃらに応援していた湘南サポーター席の真ん前、至近距離でヒロキくん(秋野選手)のコーナーキックからムルジャがネットを揺らしたとき
一斉にスタンドも揺れた。
狂ったようにハイタッチの嵐となったゴール裏
ピッチに目を戻すと、そんな自分たちの乱痴気騒ぎを両耳に手をかざしてその声に耳を傾け、楽しんで眺めているムルジャの姿があった☆
ムルジャのチャントがいきなり生まれたのはこのとき!笑
試合前にコンコース裏で開かれた決起集会でも御披露目はなく
ここで唐突に始まったにもかかわらず
サポーターのみんなのあのノリの良さとあの一体感。最高だった。
完全に試合を支配していたつもりだった対戦相手にとって
悪夢のようなゴールだったと思う。
結果としてこのひとつのゴールで千葉は敗れたし
相手にとっては、これだけ試合を支配しても勝てなかった試合、結果的には何も得られなかった試合のように感じられたかもしれないけど、それは絶対にそうじゃない。
こうした経験が確実にそのチームの揺るがない土台になっていく、チームを強くしていくのもまた湘南を通じて見てきたつもり。
‐‐‐
アディショナルタイム5分を乗り切り
闘い抜いた。
そして今季何回目かの勝利のダンスを踊った。
今季何勝目か答えられる湘南サポーターはあんまりいないんじゃないかと思う。
その理由は決して勝利数が多いからとかじゃなくて勝利した数にはあんまり関心がないからだと思う。
勝利を求めて応援していてそれは矛盾してるかもしれないけど
本当に嬉しいのは勝った回数じゃなくて、すこしちがうところにあったりする。
たとえば
「今日の玄太、ゴールに向かってドリブル突進してこようとしてて頼もしかったね!」
↑実際昨日の帰り道にじぶんたちのなかですごく話題になったことだけど
こんなふうに、
試合のなかで選手が見せる、殻を破ったプレー、
たとえ結果として失敗したり、負けたとしても
そこに一生懸命立ち向かった姿、怯まずにチャレンジした姿は勝ちに劣らないほど誇らしくて嬉しい。
そこに勝利がついてきたら最高だし、
逆にこわがってチャレンジせずに勝ち点1を獲得したとしたら、その試合はあんまり嬉しさをかんじなかったりする。
昨日の試合も
あれだけの歓喜に包まれたのは、
劣勢のなかで必死に耐えて、怯まず勝負し、その結果としての勝利だったからこそと思う。
ヒーローインタビューを受けていたムルジャを迎え入れて、勝利の単独ダンス・ムルジャバージョンも観られた!!
ものすごく苦戦した試合だったけど、またすぐにやってくる試合たちに向かって、エネルギーを作り出せた試合でもあったと思う。
ここ近年で久しぶりに千葉に感じた独自の確立したスタイル。
その都度監督を変えて、土台作り半ばで次々にスタイルを変えていたら、いくらどんなにお金を積んでも手に入れられないものがあるとしたら
それがここ約10年近い千葉だったと思う。
それが昨日、船さまも也真人くん(町田選手)も、旭くん(矢田選手)もこんなに彼らが躍動していたのは彼らがそれぞれ大学時代だったとき以来じゃないかという姿を見ることができたし
アンドリューの逞しくなったプレー姿も密かにうれしかったりした(笑)
来年また同じカテゴリーで戦うことになるのかは分からないけど、もういちど対戦してもまた勝てるように、湘南は湘南のサッカーを高めていってほしいし、ファンのひとりとしてその後押しをしていけたらと思う。
熊本戦は試合前のウエディングセレモニーに
2年前のアウェイ松本戦で席が隣になったことがきっかけで結ばれたサポーターさんも登場する。
チームが勝利という贈り物をしてくれたらいいなと思うし、千葉戦の勝利からは気持ちを切り換えて、応援に挑みたい。
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雨で濡れたピッチにさらに散水し、完全なるホームを作り出していた千葉
前半なんとかゼロで耐え抜き
後半頭からミツキくん→石川くん
↓ 湘南二人目の交代は玄ちゃんから野田選手
ハーフタイムにメンバーが引き揚げてきたとき、玄ちゃんの肩を抱き、ずっと声をかけてくれていた野田選手のやさしさ☆彡
そしてジネイからムルジャ
おつかれさま❤
↓
このあとチョウさんが
ばんざーいってジェスチャーをしたから
ゴール裏が選挙会場みたいな万歳三唱になってたよ!
sellサッカー
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