湘南ベルマーレvs横浜FC@Shonan BMW スタジアム平塚
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sweet
2017年09月03日 23:14 visibility977
18年の年月を経て、ユニフォームパートナーとして戻ってきてくれた、かつての親会社&メインスポンサー「フジタ」
(敬称略)
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バブル崩壊後の不況のあおりを受けて、スポンサーから撤退せざるを得なかった企業は大小含めて本当にたくさんあって
フジタもそのひとつだった。
あの頃もしバブルがはじけることなく、好景気が続いていたとしたら
ANAや佐藤工業がスポンサーを降りることはなかったと思うし、フリューゲルスも存続出来ていたと思う。
時をほぼ同じくして湘南ベルマーレも消滅の危機を迎えたけども
あのときクラブが存続できたのは
運営からは完全撤退しながらも2億4100万円もの資本金をクラブに残してくれたフジタのおかげにほかならない。
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昨日の試合前スピーチのなかで「泣き別れた兄弟」
フジタ社長の奥村さんがベルマーレのことをそう言ってくれていた。
そのあと、ゴール裏サポーターのみんながボードを掲げて
「フジタ!湘南!」
コールを繰り返していたとき
オーロラビジョンに映った奥村さんの表情にグッときた。
本当に
泣き別れた、生き別れた兄弟と再会を果たしたかのような表情をされていたからだった。
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ゴール裏のみんなが掲げた3000枚のボードは
ひっそりとそのフジタさんが湘南サポーターにプレゼントしてくれていたもの。
↑市川さんにボードを持っていただきパチリ☆
チームバス到着を迎え入れた勝利の花道のあと
コールリーダーくんからその報告があって
感謝と感動の空気に包まれていた花道。
だからこそ結果を出したかった試合。
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内容で勝って、結果で負け・・
負けてない!(笑)
アディショナルタイム被弾だったのもあって
東城主審のタイムアップを告げる笛が鳴るや
横浜と湘南、両者の雰囲気はまるで天国と地獄に。
その雰囲気に惑わされそうだったけど
湘南が負けたんでもなく横浜が勝ったんでもなくドローで勝ち点1の分け合いだった。
アディショナルタイム被弾で反省しまくっていた湘南だったけど
この試合、昇格に向けて勝ち点1じゃダメで3じゃなくちゃいけなかったのはむしろ対岸のほうだったんだよねと冷静に思う。
そう、自分達は土壇場で勝ち点2を失いはしたけど、そんな試合でも勝ち点1をさらに上積みすることができたし
目下のところ自動昇格を狙える仲間であると言える福岡と名古屋もそれぞれ讃岐と水戸と分けた為
「自動昇格に向けての」勝ち点差には変動がなかったことも幸いだったと捉えることもできる。
チョウさんはすごく反省していたけど
その采配がここまで積み重ねてきてくれた勝ち点のほうがずっと大きい。
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今回レアンドロドミンゲス選手に2発決められて、勝ちきれなかった湘南ではあったけど
そういえばJ1って
こんな感じの試合だったよねって、
レドミ選手に思い出させてもらったゲームでもあったと思う。
危険な場所で曖昧なプレーをすれば、簡単にボールを奪われるし、
個の1発だけで、それまでの90分間の自分達の奮闘が無かったことのようになってしまう試合が本当にJ1では多かった。
そういうことをもういちど思い出すことができて勝ち点1も上積みできたのだから、悪くない。
結果はあれだったけど
局面局面での選手のアグレッシブな戦いぶりは、ゴール裏から跳ねながら観ていても今季いちばんかってくらいにかっこよくて痺れたし
結果にひきつられて
そのことまでなかったことにはしたくない。
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以下写真。
主審東城さんに会場がざわざわ
大人気なんだから。
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横浜FCメンバー
カズの名前がアナウンスされると湘南サポーターからも拍手が。
試合と全然関係ないけど先月地元の新聞に載ってた記事っていうか投書。
これってぜったいカズのことだし、小学生の頃から明るく仲間想いな人間性は変わらないんだなぁと。
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サブメンバーに神谷くんが復帰!
スタンド&ゴール裏から巻き起こった拍手は
期待してるぞっていうみんなの気持ちが溢れ出たもの
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円陣
ダッシュ
キックオフ
警告累積で出場停止だったシマムー(島村選手)の位置にはツボさん(坪井選手)
前節アディショナルタイムに出場していたとはいえ、最近公式戦にほとんど出場がなかったのに
あのクオリティの高さを維持し続けていたのがすごい。
攻撃を好物とする相手だっただけに幾度となく自陣に攻め込まれた湘南だったけど、
シュートを撃たれても全然怖くなかったのは、ツボさんがシュートコースを絞ってくれていたから。
アニキ(秋元選手)も安心してゴールを守れていたんじゃないかと思う。
そして
前半34分
中央のヒロキくん(秋野選手) →左の杉岡くんと繋いで、 杉岡くんのクロスから征也さん(藤田征也選手)がヘディング&ゴール!!
試合前、フジタスペシャルデーだから征也さんかヨシさん(藤田祥史選手) が決めたら
ロンちゃんのヒーローインタビューのネタにもなるよね(笑)
なんてみんなと冗談半分で話していたんだけど
「フジタデーにフジタが決める」をやってのけてくれちゃった。
それまで北風も吹いて涼しかったのに、このゴールで興奮して、ゴール裏の温度が一気に上がって異常に蒸し暑くなった(笑)
冬場だったら、スタンドにいたみんなからゴール裏に湯気が見えたかも!
ゴールのエネルギーはほんとにすごい。
このときも周りにいた前後左右10人とハイタッチしまくりだったけど
日常生活でこんなこと有り得ないもんね(笑)
週末のこの時間があるだけで、あとは家族が健康でいてくれれば何もいらないって風になる。
家とか売ってチームの応援にトヨタカップ来てた南米チームのサポーターの気持ち、今ならわかる!
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湘南の選手に付き合って走っていたら脚がつってしまったのか
サイドでよく走り回っていた野村直輝選手がベンチに下がり、代わりに小宮山尊信選手。
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ハーフタイムには
フジタ時代にも活躍されていた
小島伸幸さん
名良橋晃さん
岩本輝雄さん
それぞれからご挨拶
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後半に向けて円陣
ダッシュ
このセットプレーを獲得したときだったかな!?ヒロキくんの攻め上がりが素晴らしかった!
選手ひとりひとりのガツガツとしたプレーは
ゴールシーンやビッグセーブシーンと同じくらい嬉しい。
58分
2点目を叩き込んだのはジネイ♪
アシストは右コーナーキックを蹴った征也さん!
We love Shonan~♪♪♪
2点を先取された横浜サイドは
63分にFW津田知宏選手からFW齋藤功佑選手
対する湘南は
その5分後の68分に最初の交代
ツボさんからハムちゃん(奈良輪選手)
ハムちゃんの攻撃力を活かして3点目を取りに行こうっていうチョウさんのメッセージが伝わってきたし選手にも伝わっていたと思うけど
なかなかうまくいかなかった。
71分
レアンドロドミンゲス選手のほぼ個人技でゴールを奪われて2-1の1点差に。
このとき、横浜のGK高岡陽平選手が、湘南ゴール裏に向かって喜びを表現してきたのが本当に悔しくて
このGKからぜったいゴール奪ってやりたいって気持ちがメラメラした。
(よくよく考えれば、征也さんとジネイがすでにこのGKさんから2ゴール奪ってくれてたんだけど)
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入場者数は
10099人
79分
湘南2人目の交代は仁くん(端戸選手)から広教くん(石原選手)
試合前、俊ちゃんのお母さんから石原くんのお母さんに、結さんといっしょに紹介していただいて☆
俊ちゃんファミリーも
石原くんのお母さんもアウェイ京都戦に参戦するというし
ある意味、サポーター以上にサポーターと言っても過言でないはず(笑)
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ポジションのちがう選手を交代することで相手を揺さぶるはずが、自分達が先に混乱しちゃったような感じもちょっとあったのかな。
なかなか流れを引き寄せられずバタバタ。
横浜サイド最後の交代は87分に
永田拓也選手から増山朝陽選手
アディショナルタイムは4分
(長いよ!)って声があちらこちらから。
90分+3分
征也さんからヨシさんに交代
これでさらにとどめのゴールを決めて試合をクローズさせたかったんだけど
90分+5分
向こう岸で揺れたゴールネット
レドミ選手のゴールだった。
2-2
試合終了
挨拶に来てくれた選手たちに
メインスタンドのサポーターからも
バックスタンドのサポーターからも拍手
負けたあとみたいに
本当に悔しそうな顔をしていた選手だけど
拍手していたサポーターも、悔しさを吐き出していたサポーターも気持ちはいっしょなつもり!
ゴール裏サポーターと向き合ったときの選手たちが凄くいい顔してた。
まだまだ成長できると確信!
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帰り道、平塚郵便局の交差点で信号待ちしていたら
湘南ユニを着たお兄さんと黒いTシャツを着たお兄さんの二人組に
「残念でしたね」と声をかけられた。
「全部俺のせいなんです!俺が酒を飲み過ぎたせいで」
そう謝ってきてくれた。
(^-^;
さらに「どこで応援してたんですか」聞かれたから
「ゴール裏です」 答えたのに
「箱根?・・・強羅(ごうら)?」と返してきたあたり
相当お酒をたしなめられていた様子。
ただこのお兄さんたち、信号待ちでシャトルバスが横に停まる度に、タオマフ掲げたり、車内にいた湘南サポさんたちに手を振ったり
デッキに立っていた子供さんたちに向かってヒゲダンスして笑わせていたり
今回の帰り道も実に平和だった平塚
このお兄さんたちが優勝の祝杯を上げられる夜もきっとそう遠くはない・・・とは思いたいけど
そのためにも一歩一歩
1試合1試合が大事。
いつでもどこでも
ともにたたかう
おれらはうたうのさ
しょうなんのために
このチャントをひらがなで書いたら、縦に並んだ頭文字は
「愛おし(いとおし)」
残り11試合、みんなと同じ気持ちをスタジアムで共有して走りたい。
もしその場に立ち会えなかったとしても、
優勝してJ1復帰を成し遂げたみんなの笑顔を見ることが今年の願い。
来週末はアウェイ山口戦!
宿と新幹線は押さえたけど、ちゃんと応援に行けるように明日から1週間がんばろう☆
sellサッカー
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