祝☆J2昇格 栃木SC/ J3 アスルクラロ沼津vs栃木SC@愛鷹広域公園多目的競技場 フォトレポ
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sweet
2017年12月04日 21:19 visibility4870
栃木SC、J2昇格(復帰)おめでとう!!!
昨日現場に立ち会うことが出来てすごく嬉しかった♪
☆☆☆
昨日は、本当ならJ1昇格プレーオフ決勝を観に行くつもりで空けてあった日。
実際、先週11月25日(土)の時点では、
プレーオフ決勝を観に行くか、湘南の練習最終日を見届けに馬入に行くかの二択しかなかった。
栃木が翌日11月26日の長野戦で、無事、昇格を決めると計算していたからであーる・・・。
ところが、ラストまで混戦だったJ1・J2同じく、
最終節の昨日までもつれ込むことになった栃木の昇格の行方。
それにしても、優勝争いに残った3チームのうち
栃木以外はたとえ2位以内に入ろうとも、昇格することが叶わない、J2ライセンスを持たない秋田と沼津だったという件。
J2ライセンスをもった他のチームたちのことを
くさしたいわけでなはく、その逆
ライセンスは無くとも、優勝を決めた秋田と
J3昇格元年で3位という結果を掴んだ沼津がスゴすぎるのである!
心から敬意を示したいと思う。
☆☆☆
昨日、いっしょに観戦していた栃木の仲間も
栃木の昇格を喜びつつ、沼津のその闘いぶりに感動していた。
昨日栃木が昇格を果たした試合は
これで最後になるであろう栃木のJ3武者修行において、これを胸に刻んで上に行けと沼津に言われたような試合だったし
サッカーの神様がここまで栃木の昇格を叶えなかったのは、
この日沼津でこの戦いをさせたかったからかもしれないとさえ思えた。
☆☆☆
会場では
沼津のスタジアム改修または新設に向けての署名活動が行われていた。
いつもより増発していたにもかかわらず、
沼津駅からのシャトルバスは30本に1本では間に合わなかったほどの人出で。
(5分で満員になった)
心配でしばらく見ていたけども
例えば、10時35分のバスが行ってしまったそのすぐ5分後には次のシャトルバスが到着し、問題なくサポーターをスタジアムへ運んでくれていた。
本来であれば30分に1本しかなかったバスを
5分に1本に増やすという
臨機応変ぶり。
クラブが日頃から地元バス会社さんとも良好な関係が築けているのが目に浮かんだし
スタジアム改修または新設についても、
沼津はきっと、これからいい方向に転んでいくのではないかと思うことができた。
静岡県民の一人として協力出来ることがあればやっていきたい。
☆☆☆
11時の開門よりすこし前にスタジアムに到着すると
ピエロのような化粧をした着物を着たおじさんが(クラウン・やすのすけさんと言うらしい)
待機列に並んでいる子供たちに「どのチームの応援かな?」と声をかけ
応援するチームカラーのバルーンアートを作ってプレゼントしてくれていたり
太鼓を持ったドナルドダックやダースベーダーに扮した沼津ユニ姿のお兄さんたちのところに行くと
他チームであっても
とちーぎえすしー、ダダンダダンダン!と太鼓を叩かせてくれて、いっしょにコールをして楽しませてくれていたり
(これによって、刈谷サポーターさんも来てくれていたのを知った・笑)
ユニを張り付けるという斬新なマスコットにも会えたり。
これは栃木ゴール裏女子たちから
「びんぼっちゃまー!」と
ある年齢以上の世代しかわからない呼称で呼び掛けられていたけど
J2やJ3にあるこのユルさがほんと好き!
このゆるキャラに会えたのは、屋台のラーメン待ちのひとときで
廣瀬(廣瀬浩二選手)ファンのめぐちゃんやヒロちゃんたちに会えたのもこのとき!
最初、
なんでいるのー!?!?(笑)ってすごい驚かれたけど
「あー!静岡!!!(笑)」
と間髪入れぬ間に、秒で(笑)納得された。
☆☆☆
そうなのだ、静岡は私の地元なのだ。
welcome to Shizuoka!
このタイミングで栃木SCの試合が静岡であったのも何かの縁とさえ思えてきた(笑)
約10年前
まだキャプテンがユースケさん(佐藤悠介さん)だったころ
試合後にサポーターと喧嘩していた、荒れていた、サポーターが泣いていた、退場したダテさまが都田のロッカーを壊していた
あのとき静岡で栃木SCに会っていなかったら
その後栃木SCを追いかけることも、栃木のみんなと出会えることもなかったと思うから。
☆☆☆
ラーメンを食べ終わってメインスタンドに戻ってくるや
真っ先に気づいてくれたのが菅ちゃん(菅和範選手)の奥さん!
栃木サポーター当時は
交流したことがなかったのに
びっくりしたし、すっごくうれしかった!
それから
湘南の開幕ぶりに水戸サポ兼川崎サポ兼HONDA FCサポのリコさんに会え、わー!ってしてたら
ツンさんがいて、ラースケパパがいて、おさるさんがいて、ゆーさんもいて・・・
みんないた!!(笑)
メインスタンドはプチ同窓会状態に。
ほとんどのメンバーが約4年ぶりの再会。
サポ生活っていうのは宝だとあらためて。
再会できてうれしくてしょうがなかった。
屋台広場でも
栃木のスリーアミーゴスさんや、たくさんの栃木サポさんたちと再会&お話しできた♪
ジュビサポ時代の友達では
みのちゃん、ちぃちゃんとも一緒に応援出来たし
湘南関係では
ぼりくん&チャミ推しで栃木移籍してたこともあるマイちゃん、それからバイアでお馴染みなレイナちゃん、
他にも、自分がまだお名前を存じ上げていないだけで、10人以上の湘南サポさんたちが来てくれていてご挨拶でき、
まさかここに来てるなんて思ってなかったから嬉しかった♪
☆☆☆
栃木サポのみんなが
緊張とか殺伐とかした感じじゃなくて
いつも通りリラックスしていた&笑顔満開だったのも印象的。
こういうときは「いつもどおり」が大事だもんね!
☆☆☆
ウォーミングアップ開始
廣瀬も菅ちゃんもヨシやん(西澤代志也選手)も
まっすぐにスタンドのサポーターを見つめて拍手していた。
古波津くん(古波津辰希選手)に至っては
仲良しな子供サポーターちゃんを見つけて笑顔でVサインまで(笑)
健太くん(広瀬健太選手)はすこし緊張していたかな!
沼津サポさんたちが大きな円陣を作れば
栃木も全員で肩を組んで
「突撃」のチャントで反撃
そして
「栃木県民のうた」
コールリーダーは茂さんが一線から退いたということだったけど
(後任はたぶんケンゾウくんだね)
試合前にメインスタンドを盛り上げにきたのは茂さん
たくさんのチームがコールリーダーの新旧交代の時期を迎えている昨今だけど、栃木、いいバランスだなと思った。
☆☆☆
リラックスして迎えていたキックオフ
J2ライセンスのない沼津は、勝てば優勝が決まるし、
たとえ負けたとしても最悪3位になるだけ。
一方の栃木は
勝てば優勝が決まる天国、しかし負けた場合は他会場で同時刻キックオフの秋田が鳥取に勝った場合は
J2昇格すら叶わなくなるといったかなりシビアな状況
開始7分
恐れていたことが・・・
沼津が先制。
ゴールを決めて、雄叫びをあげていた薗田卓馬選手
右サイドの太田一輝選手のクロスから薗田選手がドンピシャで、頭で決めたゴールだった。
さぁ、どう戦う栃木?
前半は栃木1点ビハインドのまま折り返し。
☆☆☆
後半10分
廣瀬に代わって川田拳登選手を
後半24分には
牛之濱拓選手に代わって服部康平選手を投入した栃木
この試合の主審は俵さんだったのだけど
試合前に栃木サポのみんなが言っていたとおり栃木と相性がよろしくない感じ
ちょっと、いや
結構荒れていた。
☆☆☆
8649人が見つめていたピッチ
スマフォの画面に目をやると
秋田が鳥取に3‐0でリードしていた。
このまま試合が終わってしまえば栃木はまたJ2に上がれない。
そのときだった、
ゴール前の混戦から、菅ちゃんが拾ったボールをぺチュニク選手がゴール左隅に豪快に突き刺し
1-1の同点!
ものすごい熱狂に包まれた栃木サイド
後半42分
沼津はこの日私の目にキラッと光った中村亮太選手を下げてしまう。
代わって入ったのは専修大にいた前澤甲気くんだった。
(結構いいメンバー揃えてる沼津)
ほぼ同時に栃木も和田達也選手に代わって古波津くんを。
☆☆☆
ぺチュニク選手のゴールで同点になった直後から約10分間
ドン引きサッカーを始めた栃木に、スタンドから 罵声が飛んでいた。
沼津サポーターからではなく栃木サポーターからだった。
確かに
同点に追い付いたのはまだ後半32分。
守りに入るのは早すぎるし
これまでイーブンの状況からおまえらが守り勝ったことがあるのかという
栃木をずっと見てきたサポーターさんたちの経験から出てきた叫び、魂の言葉であった。
だからこそ、
古波津くんを投入した雄次さんの采配がすばらしい。
雄次さんがそれを知っていたかどうかは分からないけども
入江、當間と
栃木の背番号6というのは
こういうときに難しいことは考えず、
ただ単に勝ちにいく、自分のペースでファイトしにいく選手の系譜(笑)
古波津くんを送り込んだことによる雄次さんの「メッセージ」は
ピッチの選手たちに伝わっていった。
とにかく、fightingポーズが
栃木の選手たちに戻ってきた。
☆☆☆
後半44分
青木翔大選手から渡辺亮太選手へ
そのすぐ後に
松藤正伸選手から渡邉志門選手へ
沼津の吉田監督も
最後まで攻めることを選んだ。
この試合が面白かったのは、両チームの監督に因るところも大きかったのだと思う。
☆☆☆
アディショナルタイムは5分
栃木サポーターのなかには
優勝を求めて、アディショナルタイム5分を過ぎても
まだゴールのための時間を欲していたサポーターさんたちもいた。
しかし、沼津に追加点を奪われて試合が終われば
栃木が今年最大の目標としてきたJ2昇格が叶わなくなってしまう。
もう5分経過した!
雄次さんや栃木のスタッフが腕時計を指差し、必死に叫んでいた。
優勝よりもとにかくJ2に復帰しなければ。
ラスト数秒は栃木を応援する全員が、まさに一心同体になっていた。
そして
14時56分
栃木のJ2復帰が決まった!
2009年初めてJに加入してから、7年間戦ってきた「J2」の舞台に戻ることが出来る!
去年は金沢との入れ替え戦でも涙を飲んだ。
ここにたどり着くまでの険しさは相当なものだったのだろうと
雄次さんはもとより
今年から栃木に加入したばかりの福岡将太くんの涙に思った。
雄次さん、おめでとう!!
「このJ3からの卒業」
尾崎豊『卒業』の替え歌、栃木でも歌うのかな(笑)
☆☆☆
情熱の塊!
菅ちゃん(笑)
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八木さんと赤井くん♪
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金子くんも来てくれていたヨ(祝・清水J1残留)
金子くんと同じ栃木出身、超現場日記が超面白い原博実さんもいらして栃木サポを動画で撮っていた(笑)
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スギさん(インスタントジョンソン) もスタンド下で号泣してた!
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栃木県民の歌
☆☆☆
昨日の景色のなかで忘れてはならないのが
このよろこびあう栃木の光景を
沼津の選手たちが遠くから見守って拍手をおくってくれていたこと!
沼津の運営が
セレモニー開始を遅らせて、栃木のよろこびあう時間を与えてくれていたこと!
☆☆☆
その後の監督スピーチと尾崎キャプテンのスピーチがまた感動を呼んだ昨日のスタジアム。
吉田謙監督
先に栃木に対して祝福の言葉を述べてから
「(J2)ライセンスを持たない僕(アスルクラロ沼津)の気持ちを聞いてほしい」といったあと、こう続けた。
「僕らは優勝しても昇格出来ない。だけど、ピッチに立ったら100パーセントでプレーする。そんな僕らの姿を今日見ていただいたと思います。必ず僕らはいつの日か昇格します」
「午前中は激しい練習。午後は(静岡の)東部地域で仕事をしながら、歯をくいしばってサッカーをしてきました。そんな選手を僕は誇りに思っています。これからも全力で走り続ける選手とクラブの応援をよろしくお願いします」
監督のその言葉に
沼津の選手もサポーターもボロボロ泣いていた。
栃木のサポーターからは大きな拍手が送られた。
☆☆☆
さらにそのあとつづいた
尾崎瑛一郎キャプテンからの挨拶も素晴らしかった。
「目の前で昇格されたこの光景を、しっかりと目に焼き付けて、選手ひとりひとりこの思いを忘れずこれからのサッカーのキャリアのなかでやっていきたい」
「栃木SCのみなさん、本当におめでとうございます。同じ選手として、最後の最終戦でこんなにもたくさんのお客さんに来ていただいて、栃木からもたくさん来ていただいて、最高の舞台を作っていただきました。選手にとって、本当にしあわせなことです」
「来年こそは必ず優勝して昇格できるように、またみなさんの熱い思いにこたえられるようにがんばっていきたいと思います」
そこでスピーチが終わるや
栃木のゴール裏もスタンドも一斉に
「待ってるよー!!!」
この瞬間が昨日いちばん感動したかもしれない(笑)
☆☆☆
優勝は出来なかったけど、サポーターさんが作ってくれたというJ2復帰のシャーレを掲げる廣瀬
菅ちゃんとの2ショット
健太くんも友達を見つけて
雄次さんも笑顔!
本当によかった。
栃木SC、来季またどこかで☆
栃木も湘南も
もう絶対落ちないように、
いっしょに上を目指してがんばろう!
p(^-^)q
大きなお腹を抱えて、沼津まで応援に来てくれた奥さんに微笑む菅ちゃん☆
新しい家族のためにもがんばれ~♪
keep on fighting!
sellサッカー
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