J1リーグ 浦和レッズvs湘南ベルマーレ@埼玉スタジアム

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    2018年04月29日 22:10 visibility1236

前節、ガンバ大阪さんに20年ぶりの勝利を掴んだばかりの湘南

 

中3日でアウェイ浦和に乗りこんだ昨日は

 

さらにその歴史を上回る

21年ぶりという浦和戦勝利!

 

☆☆☆

2013シーズン夏にこのチームの応援を始めてまだ5年。

 

2014シーズンには史上最速のJ1昇格、史上最高記録となる連勝街道に立ち会わせてもらい、

 

2015シーズンには鹿島アントラーズさんに20年ぶりの勝利という瞬間にも立ち会わせてもらったばかり。

 

それに加えてこの1週間での

歴史的勝利の2連発

 

 

 

今年はちょうどベルマーレというクラブの創設50周年記念だけども

 

昨日選手たちが巻いていた喪章は

かつて日本代表サッカーとベルマーレを率い、

4月26日にご逝去された石井義信さんに捧げたもの。

 

 

いま自分たちが立ち会わせてもらっているこの現場は

これまでクラブを支えてくれたそうした先人が築き上げ守ってきてくれたものであること、

それを忘れてはいけないとあらためて思う。

 

 

 

 

☆☆☆

 

「今日も負け?」

十数年前の試合帰り、駅まで向かう道で聞かれるのは負けを前提とした質問ばかりだったという。

(毎回負けてた時代があったのは旧くからのサポーターさんの話を聞けば明らか)

 

そんななかで今もまだ平塚にある鰻屋さんの大将だけは

「今日はどうだった?勝った?」と聞いてくれて、それが凄く嬉しかったと昨日スタジアムから一緒に帰ったサポーターさん。

 

 

その大将は当時ですでに80歳近くて

いまはもう天に召されてしまったということだけども

 

昨日はあちらの世界でも

歴代の湘南ユニを着たそうした先人の先輩方が石井さんも迎え入れて私たちと一緒に大騒ぎしてくれていたかもしれない。

 

 

 

 スタジアムを後にしようとゲートを出たとき

湘南サポーターの皆が足を止め、夕陽と共に記念写真を撮り始めるという光景もあちらこちらに♪

 

 

 夕陽もハートに染みる

それくらい心揺さぶられる試合を観たという証

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

浦和に勝ったらスタジアムに幽閉されるらしい、

しばらくスタジアムから帰れないらしい

 

と聞いたのはいつだったかもう覚えていないけど

 

 

いつも力の差をありありと見せつけられて

「完敗」

 

こてんぱにされ続けてきた湘南にとって

そういう状況をかすることさえまずなかった。

 

だから

勝ったらスタジアムに閉じ込められるらしいというのも神話となりつつあって

 

 

「浦和に勝って一度スタジアムに幽閉されてみたいね~」

がこのところの私たちの合言葉になっていた。

 

 

 

 ☆☆☆

幽閉は

 

 

 

されなかった(笑)

 

 

 

私は上着を羽織って帰ったけど

黄緑色のユニ剥き出しのまま

スタジアムから意気揚々と浦和美園駅まで歩く湘南サポーターにも

 

ユニを脱げなどという罵声もひとつも聞くことがなかった。

 

(昔、名古屋の応援で駒場に来たとき、名古屋が勝って、名古屋ユニのままバスを待っていたら

浦和サポーターの怖い女性たちにユニ脱いでよ!と言われたことがある。もちろん脱がなかった 笑)

 

 

 

 

 

今回も駅の階段のところで後ろからムリに押してきたり

明らかに

不機嫌さをアピールしているサポさんはいたにはいたけど

 

 そんな人は一握り。

 

こんな試合のときは一刻も早く家に帰りたいと思うその気持ちは分からないでもないしね。

 

だけど危ないし、そういう人はレッズから離れてくれたほうが世のため、人の為、浦和レッズの為になると思う。

 

 

それより、その何百倍も

あったかいサポーターさんたちがたくさんいた。

 

 

☆☆☆

試合後、湘南はアウェイの地で勝利のダンスを踊った。

 

浦和でそんなことをしたらどうなるか分からなかったけど、

その場所がどこであるかも忘れるほど、普段勝ってもあんまり喜ばないアニキのガッツポーズが、普段勝ってもあんまり笑顔でないメンバーたち(疲れ果てて踊る余力が残ってない)の笑顔が嬉しくて。

 

 

そうして、

そこが埼玉スタジアムであることも忘れて

踊ってしまった湘南ベルマーレ。

 

しかし浦和サポーターさんに

何もされることなどなかった☆

 

それどころか、、、

 

☆☆☆

試合後は

敗れた後にも関わらず

たくさんの浦和サポーターさんがスタジアムに残ってくれていた。

 

場内を一周する梅さんに

拍手を送ってくれたり、ユニを掲げてくれたり、ステキなメッセージが書かれた弾幕を渡してくれていて

 

 

そんな梅さんを取り囲んだ浦和サポ席と湘南サポ席両方から拍手が起きた。

 

 

 ゴール裏にもこんなにたくさんサポーターさんが残って梅さんに拍手してくれた。

 

 

湘南サポーター席から送られた拍手は

梅さんに対する浦和サポーターのそのハートに対するものでもあった。

 

 

☆☆☆

 

 それでは昨日のことをとりとめなく。

 

☆☆☆

 高速バスはGW渋滞にはまらず、

 

京浜東北線で東京駅から王子駅へ向かい、王子駅からは埼玉高額鉄道

いや

埼玉高速鉄道に乗り換えて浦和美園駅に。

 

 キャプ翼メンバーが迎えてくれた浦和美園駅

 

駅を出てすぐ近くの屋台の鈴どら?屋さんでは

お店の人二人と、鈴どらを買ったお兄さんの3人が

「ウィーアー!」「レッズ!」

と合言葉のように声を張り上げ、お兄さんがスタジアムへと送り出されていて

 

さすが浦和というか

あ~来てしまったな(笑)と

駅に着く早々思った。

 

 

 

 開門30分前には無事スタジアムに到着

 

 

☆☆☆

続々と入場してきた湘南サポーターに

 

最前線の中央にいたコールリーダーくんが

「出来るだけ前の方に集まってください!」言うだけだなく

 

席に着いたみんなに

「近くに空いてる席があったら教えて~!」言い、

 

「ここあいてまーす!」みんなからのレスポンスをもらうや

 

「そこ2席空いてますよ~!」などと席探し中のサポーターさんに空いてる席を次々に教え続けてくれていた。

 

さらにそのおさむくん率いるEFSの若いコたちが

 

居酒屋の店員さんさながら

「はい、4名様ご案内~♪」などと

ホントに楽しそうに

次々にサポーターさんたちの席案内に奔走してくれていた姿を見て尊敬した。

 

 

 

 

チーム・選手にみんなで最高な応援をしたいって気持ちが伝わってきて

それが試合前からサポーターの一体感を生み出してくれていた。

 

 最前列から最後列まで埋め尽くした湘南サポーターの数にも驚いた。

 

このあいだは近場の日産スタジアムだったからまだ分かるけど

埼玉までこんなに来るとは。

 

 

☆☆☆

 開門待ちの時間が暑くて暑くて、かき氷!

 

埼スタのかき氷は1人前で3人分くらいの氷量(笑)

 

☆☆☆

 MDPの表紙が大ちゃん。

ゆうさんの持っていたエルゴラ名鑑を見せてもらったら

「その端正な顔立ちから、湘南では「王子」と呼ばれていた」と大ちゃんのところに書いてあったけど

 

大ちゃん「王子」なんて呼ばれてたことあったっけ???(笑)

 

 

☆☆☆

 

 

グッズ案内も

 やーまんと武富を使うなど

浦和さんたら商売上手。

 

 

☆☆☆

試合前の選手紹介では

元湘南のメンバーにみんな笑いながら大ブーイング(もちろん拍手も)

 

一人だけ、元湘南でもなんでもないのに

大ブーイングを浴びていた浦和選手も

 

(^_^;)

 

 

 

☆☆☆

 

 

 やっぱり浦和の選手は足元上手い!

 

キックオフするなり浦和の選手の強さを見せつけられた。

 

10番や30番の選手なんかは異次元レベル。

 

 

 

ところが、そんな浦和の攻撃を次々に封じていくすごいメンバーたちがいた。

 

湘南ベルマーレの選手たちだった!←

 

 

☆☆☆

最近、陸スタやピッチとの距離がある場所から見ていたから気付けなかったのかもしれないけど

 

いつの間にこんなに強くなった?

 

 

 

 

ファウルになったけど

サイドを上がってきた大ちゃんに身体を寄せてデュエルしてたダイキくんの姿にみんなで燃えたし

 

ふだんあんなに優しい坂くんが

セットプレーで嫌がらせをしてきた髪をテカテカさせた選手に別の意味でデュエルしてる姿にも燃えた!

 

 

3バックのあいだに降りてきて、

縦にも右にも左にも自由自在に長短のパスを繰り出すヒロキくんのには皆でうっとり☆(笑)

 

 

後ろのメンバーが危ない時間帯をゼロに押さえきれば

今度は前線が躍進!

 

3日前、ガンバ戦で観せてくれたばかりのガツガツとしたプレーをさらに深化させてサポーターを驚かせてくれた湘南の戦士たち。

 

 

そこには3日前、両足をつって担架で退場していった諒くんの姿も☆

 

 

出場停止で出られなかった拓ちゃんに変わって入ったミカ(ミキッチ)は

この試合が今季のリーグ戦初先発なのが信じられないほど

チームメイトの特色を把握しきっていて

その姿からも(ミカは神か?)と思ったほど。

 

 

 

☆☆☆

歴史的な勝利に繋がったゴールは

山根ミキッチからミカにパスが渡った瞬間にそのプロムナードを。

 

トップスピードでスルーパスに抜け出したミカがマイナスのクロスを送ると

後方から詰めてきていたトシキくんがダイレクトシュート!

 

しかし前にはGKとDFがしっかりと対峙。

阻まれてしまうのではないかと思われたそのシュートが一瞬でDFの脚の間をすり抜けてゴールネットを揺らした!

 

 

 

誰かゴール裏でずっとビデオカメラを回してくれてたサポさんいないかなと思うくらい記録に残しておきたいような

素晴らしい空間が湘南応援席から溢れまくった。

 

 

☆☆☆

浦和さんの攻撃でいちばん際どかったのは

前半のやーまんのシュート

 

あの位置に走り込んでくるやーまん☆

 

あれは湘南が育てた!と言いたくなってしまうほど、自分たちが湘南で観てきたやーまんの姿そのもの。

 

アニキのセーブがなければ

やーまんのあの一発で試合結果は逆になっていた可能性も充分あったと思うし

 

最後まで目を離せない

見応えあるゲームだったと思う。

 

 

☆☆☆

試合後、

4人揃って挨拶に来てくれた航、大ちゃん、武富、やーまん

 

 

 

出来ることなら彼ら4人ともまた湘南で見たいと思うのは

愛着だけがその理由じゃない。

 

この4人とも

湘南でこそ、チョウさんこそ

彼らの持ち味を思いっきり引き出せる、活かせると(勝手にかもしれないけど)思っているから。

 

湘南でプレーしている

遠藤航、菊池大介、武富孝介、山田直輝をもう一度見たい。

 

 

☆☆☆

 

いつもながら

どうしてか途中から相手に試合支配率をグッと占められてしまっていた湘南。

 

そんななかでさらに長澤くんを投入してくるのは勘弁して欲しかったし

(やーまんの代わりに投入してくるのが長澤くんってね。この層の厚さ)

 

ラストまで何度も浦和さんの攻撃に肝を冷やされたのも事実。

 

決して楽勝だったなどとは言えない厳しいゲームだったなかで無失点。

 

ゴールを奪って

アウェイで勝ち点3を積み重ねられたことは

すごく大きい。

 

 

それでも

21年ぶりに浦和さんに勝てた私たちの心証とは別で

 

浦和さんを破ったからといって勝ち点3が勝ち点60にはなってくれないのが現実。

 

 

大事なことは

ここのところのこの勝利と経験を無駄にせず

地に足着けてさらにその先を目指すこと。

 

 

☆☆☆

チームがこんな夢ある結果を残しても

「残留しよう!」と目の前の現実から浮かれず地に足が着いた発言をしていたここのサポーターの試合後の姿勢には

 

5年間いっしょにいるけど

また驚かされた。

 

どうやら私が歩んできたサポーター人生より

よほど過酷なものをこのチームで見てきたらしい(笑)

 

☆☆☆

 2日の水曜夜にはもう柏戦!

 

契約上、ヒロキくんはレンタル元の柏戦には出

られないけど

 

またチーム一丸で勝利を奪いに行こう!

 

 

雨予報出てるけど

スタジアムにいるあいだだけでも

雨やんでくれるといいね。

 

こんなときは屋内で開催されるFリーグが羨ましくなる。

 

新スタジアム作るなら

屋根開閉式で

フットサルの試合の日はアリーナに変身する♪

なんてもの

出来ないかな❤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ひとりダンスを煽られたトシキくん。

「ここ浦和だからまずいよ」的に回避しようとするも失敗(笑)

この直後

高橋コーチと二人で踊ることになったね♪

 

 

 

 おやすみなさいzzz

 

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