ショート　坂本について

今日の試合。3回表のショートゴロの処理は見事でした。

打者は荒木でしたから…、セーフだと思いましたし、アウトでも間一髪かと思いました。

しかし、完全にアウトのタイミング。一塁コーチも唖然としていました。

彼は、ドラフト1位組で行われた決起集会で、自らが尊敬する松井稼頭男の一回転して、一塁を見ずに正確に投げるプレーを、スーパープレーと挙げていましたが、今日の坂本のプレーも松井のプレーに似ていて、日々成長しているのだな、と感じました。

彼の難点は送球ミスをしたり、何の変哲もないイージーゴロなどをミスしてしまうところ。彼は気を抜いてしまう性格が表れるのでしょうか。アウトになるとわかったら、全力疾走というものをしませんし…。藤村の詰めの垢を煎じて飲ませたいくらいです。

しかし、彼はやはり守備範囲が広いです。ゲッツーシフトでもないのに、セカンドベースキャンバス後方のセンターに抜けるようなゴロ（まさしく今日の3回のような当たり）にも追いついてアウトにしますし、レフト前に抜ければ1点というところで、内野安打に食い止めたり…と、彼によって巨人の失点がどれだけ少なくなったことだろうか。

私は、そのようなプレーを見るたびに「ゴールデングラブだ！」と心の中で叫びながらニヤニヤしているのですが、これほどの高い守備能力を持っている選手だからこそ、イージーゴロや送球ミスなどをもったいないと思うのです。

たらればというのはいけませんが、彼がそのようなミスをしなければ、順当にゴールデングラブを取っていただろうと思います。彼のエラーの数は、守備範囲が広いが故の産物だと勝呂コーチが言っていましたが…。やはり、その言葉では済まされないようなポカミスを彼は犯します。　彼の守備は信頼しているつもりですが、やはり、大事な時だとヒヤヒヤしますね。

今の巨人は、もう優勝争いから脱落してしまいましたが、彼のミスによって優勝を逃すという事がこれから先ないように、猛練習するなどしてほしいと思います。

私がアップしたものではないんですが、彼の守備範囲の広さなどを表している動画がありましたので掲載しておきます。皆さん、彼の守備能力の高さは百も承知でしょうが、一応…。

http://www.youtube.com/watch?v=4lpGUiZUQLI

↑どうでもいいですが、李承燁の捕球技術がとても高いです。

彼の守備能力は、セ・リーグの連続無失策記録を塗り替えてしまうほど、陰ながら高いものがあります。一塁を守る選手には見習ってほしいと思いますね。