登板過多について。

  • ジョン
    2011年10月12日 15:49 visibility176

現在セ・リーグ登板数の1位は浅尾の77試合(84回)です。


最近、リリーフ陣の回をまたがせての投入だったり、勝利の方程式にこだわった采配などが多く見られますが、中継ぎ陣の負担はどのように見られているのでしょうか。


そりゃ、プロのリリーバーですから、そのような体は作っていると思われます。しかし、最近では久保もピシャリと締める事が少なくなりましたし、阪神で言えば藤川は明らかな登板過多で球威がなくなっています。昨日、藤村が打ち返した球も143キロでした。


これは、近年の完投数と比例していますね。パは13回のマー君、10回のダル、以下寺原、杉内が7回となっていますが。セはトップが館山の6回。パの登板数1位は平野の68試合(78回1/3)です。登板試合数が多いという事は、ブルペンで肩を作ってる日は更に多くなるわけですから、相当な疲労が溜まりますよね…。セの登板数に比べ、パの登板数は明らかに少ないです。そのためか、中継ぎ陣が打たれたという話はあまり聞きません。


 


そんな中で、セ・リーグでは平気で信頼ある中継ぎ陣を連投連投と。それくらい大事な時期に差し掛かりましたが、選手は1年の為に作られたオモチャではありません。9日にゴンザレスが94球でマウンドを降りましたが、そのために山口が2イニング投げる羽目になり、結局は久保が打たれて終戦。もう少し、完投できる投手を増やすべきではないでしょうか。


統一球が導入された今年より、接戦が多くなりました。接戦が多くなれば、それだけ中継ぎ陣の力が物を言います。その中継ぎ陣が崩れたらチームはおしまいなんです。


それなら、中継ぎ陣を安心させるピッチングができる先発を育て上げる事が大事なのではないでしょうか。あんな、2死から3連続四球を与える投手が開幕投手、しかもこの大事な時期に投げているなんて、本当ならあり得ませんよ…。澤村がいなければ、この巨人軍はどうなっていたことやら。

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