澤村　ついに初完封！

見てきましたよ！今日はビジター席を取る事が出来ず、残念ながら5階席（パノラマＡ）となってしまいました。…しかし、最前列で尚且つバックネットの裏だったという事もあり、下手なダイヤモンドシートなんかより、澤村の凄さを上から見る事ができました。

今日は、平田が言うように、決して絶好調だったと言うようには思えませんでした。

球は高めに浮くし、打たれるボールは決まってど真ん中。ブランコ中飛、和田左飛、大島右飛、森野右飛とありましたが、あれは野手の正面をついたということで運もあったと思います。

しかし、初回からコンスタントに140キロ台後半を叩きだし、9回になっても井端のような巧打者が振り遅れるようなストレートをビシバシ投げ込んでいました。

終わってみれば、打たれたヒットも、スライダーをうまく拾われたレフト前のみ。出した四球も３－２から投じたコースの際どいものでした。

観戦する側から見たら、ノーヒットノーラン、完全試合を達成してほしいと思う程の出来でしたが、十分でしょう。まるで、ふがいない先発陣（これは首脳陣が築き上げたものですが。）を鼓舞するような投球でした。もはや、今の投手陣で確実に計算できるのは、澤村大明神様、あなたしかいません。ははぁ～m(_ _)m

今日の投球で、QS率はルーキーながらも、88.89%まで上げました。

これはセ・リーグトップの数字、12球団では4位（1位ダル、2位マー坊、3位杉内）の数字です。並み居るエースの中に突如彗星のごとく現れたルーキーとでも言いましょうか。

たらればはいけませんが、7回2失点などの好投した試合に、攻めて負けがつかなったとしたら、彼にどれだけの貯金があるのだろう…。考えただけで体が震えてしまいます。

新人王は、これで確定でしょう。あとは、目の前の試合で勝つだけです。できれば、澤村の本来ならあるべきではない借金を完済してほしいと思うばかりです。