
同志社大学新入生歓迎講演会④(最終回) ~講演者:宮本慎也さん~
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ジョン
2014年04月19日 01:28 visibility3474
弾みで9割5分書き終えていたものを全て消しちゃったので、大変ショックを受けております。
かなりいろいろ考えて打っていましたが、おそらく少し手抜きになってでしょうが、その点はご了承ください。いやー、やっちゃったなあ…。
あの巨人の二軍に関して愛情たっぷりの変態的な文章を書く舎人親方(一部表現引用)は、このようなミスをしたことはないのでしょうか…。あったとするならば、こんな拙い駄文がちょっと消えたことによる消沈とは比べ物にならないでしょう。
私の事情等の前置きは省略させていただきます。個人的なことを書くと、茶柱さんの影響を受けてしまうなど、大変不都合なことがまたバレてしまいますので。
宮本氏はバルセロナ五輪が行われたことがあり、関東圏の大学への進学を目指していたようです。ここの関連性はわからなかったですし、詳しく言及されてはいなかったのですが、おそらく「逸早く五輪に出るためには野球の盛んな関東圏の大学でアピールすることが近道だと考えたのだろう」と私は勝手に解釈しました。
しかし、片岡氏をはじめとするPLから同大へ進学した(怖い怖い)先輩方の勧誘(脅し)もあって、「先輩方と一緒にプレーしたい(先輩方にいじめ抜かれたい、先輩たちの奴隷にまたなりたい)」と思い、同大への進学を決めたそうです。
しかし、野球推薦で入ったわけではない宮本氏は、一般入部生の根性を試し、ふるいにかける厳しい練習を強いられることになりました。簡単に言えば、辞めさせるための練習、といったところでしょうか。その練習をなんとか耐えると、やっと普通のメニューをこなさせてくれたそうです。
同大にはプロを目指す学生ばかりでなく、試合で1打席に立つため、試合で1球投げるためだけに厳しい練習に耐えている学生も多かったので、その中でプレーしたという経験が彼の野球観を大きく変化させるキッカケとなったということは以前に掲載したインタビューの中にもありましたし、あまりにも有名な話です。それくらい多く話されているということで、彼の同志社大学の野球部で過ごす中で、一番財産となっている経験なのではないでしょうか。
同じく、よくインタビューで答えられている話ですが、彼が1年生の時、最後のリーグ戦に向けて必死に練習している4年生をよそに、小雨を避けながら3年生と談笑していたところ、コーチに叱られた(更に殴ったということは初耳でしたが、おそらくそんなことは今の御時世、公のインタビューの場では答えられないのでしょう。)というエピソードも挙げられていました。
その中でコーチに出した反省文が言い訳ばかりで突き返されたという時に、
「言い訳で逃げると、次にまた同じ失敗をする」
という言葉をかけられ、この言葉をかけられたことが宮本氏を突き動かした人生で一番の転機であり、この言葉をかけられなかったら、おそらく今の成功はないだろう、と仰っていました。その件があって以降、「でも」という言葉を使わないように意識をしたそうです。その結果、言い訳が減り、失敗を受容できるようになってきたと仰っていました。
この話をヤクルトの選手と関連付けて、「ヤクルトにも、失敗を受容できる選手と、どうしても言い訳勝ちになってしまう失敗を受容できない選手がいる」という前置きがあり、その失敗を受容できない選手の代表例を挙げてくれました。
その選手は…
増渕 竜義 投手(3月31日付でヤクルト→日本ハム)
でした。トレードの後にこの講演が行われていたということもあり、「だからトレードされたのか!」という雰囲気もあり、場内大爆笑。片岡やこの増渕、斎藤佑と個人名がたくさん出る機会がありましたが、やはり個人名を出すことによって抽象的な話が一気に選手像と重なって、いっきに具体的な話として捉えられるようにありますし、非常に面白いですね。
もちろん、その3人はあまり良い取り上げられ方はされませんでしたが…。
余談ですが、私は増渕ではなく上田の名前があがると思っていました。そしたら、全然違いまして…、ちょっと上田に申し訳ない気持ちを持ちましたね。ごめんね、上田くん!
実はここからはあまり多くは話されていなかったのですが、何よりも「これからの質疑応答の時間、どうしよう」なんていう心配をしていまして、講演どころではありませんでした。
締めでは新入生に向ける言葉として「皆さんがこれから大学4年間を過ごしていく中で、責任を完全には背負わない未成年から、責任を一身に背負うことになる成人になる。」ということから、責任ある行動の中でしっかり楽しんでください、という話がありました。
宮本氏は2年生の時に単位をかなり落としてしまったそうで、3年4年とフルで単位を奇跡的に取ったにもかかわらず1年余分に大学に籍を置くことになったそうです。モチベーションは、「親がせっかく高い学費を払ってくれたのだから、親のために卒業する」というところにあったそうです。
その話も聞いたことから、やはりまずは留年することなく卒業することが一番だと考えるようになりました。まだまだ右も左も分からないので、大学生になった後の誘惑にはまだ立ち会っていないですが、その後も節度を持って行動しなくてはならないなと感じました。
これで一応はまとめ終えたことにしようと思います。
なんとも歯切れの悪い終わり方ではありますが、そこは私の拙い文章力が出てしまったということで、勘弁して下さい!
では、4回という長い間、お付き合いいただきましてありがとうございました。
また明日からはジイアンツの若手にしっかり視点をロックオンさせていきたいと思っております。余談ですが、報知の会員専用の記事は数日前までタブレット端末からだったら会員でなくても見れたのですが(奥村の活躍を報じる記事も、なんとか読めました!)、既に会員でないと見れなくなってしまったようです。大発見をしたということでお知らせしようと思ったのですが、時既に遅かったです(笑)
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- 事務局に通報しました。
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