★関西3x-2九国大付★センバツ準優勝対決!

  • 隊長53
    2011年08月18日 11:25 visibility316
8/11(木)第4試合


シード制ではないトーナメントというものは、
1位(優勝)を決めるだけのものであり2位以下は決められないものです。
事実上の決勝戦と言われる対決が、
準決勝、準々決勝、時には1回戦で行われてしまうのがトーナメントです。
優勝したチームに決勝で負けたチームと、
運悪く1回戦で対戦してしまい負けたチームのどちらが
強かったのかというのは、実は決められません。
点差で決めるという手もありますが、
野球は勝ち負けだけを争う競技なので、
1点差負けと2点差負けでは1点差負けの方が上と決めてしまうやり方は、
ナンセンスです。
(センバツの選考ではこのような基準が使われてしまっていますが。。。)
という訳で、トーナメントにおける準優勝とは、
優勝したチームに直接負けたチームとしてもおかしくはありません。


センバツ準優勝校の看板を背負って
今大会優勝候補の筆頭として挙げられている九国大付ですが、
この理論からいくとセンバツ優勝の東海大相模に1回戦で負けた関西も
センバツ準優勝校ということになります。


ちなみにセンバツ準優勝校は、
九国大付、履正社、鹿児島実、大垣日大、関西
となります。
今大会出場は、九国大付、関西だけですし、
優勝した東海大相模も不在ですから、
この対決が事実上の決勝戦と言ってもいいでしょう。


只、本物のセンバツ準優勝校九国大付が戦前の予想では有利で、
選手達も関西相手で多少油断があったかもしれません。。。


(延長十二回)
【投手】
(九)三好、大江-高城
(西)水原-関貴


【本塁打】
(九)
(西)渡辺1号ソロ(4回、三好)


【戦評】
 関西が延長十二回の末、サヨナラ勝ちした。
2-2のこの回、四球を足場に犠打や捕逸で一死一、三塁とし、
渡辺が二塁へ決勝の内野安打を放った。
水原は2失点で完投。
内外角に変化球を散らし、要所で投げ込む直球にも力があった。
 九州国際大付は3併殺で好機を逃し、三好を援護できなかった。
十二回に救援の大江への継投が裏目に出た。


【戦況解説】
 2回表
九州国際大付の攻撃
4番:高城 右翼線二塁打 無死二塁
5番:龍 四球 無死一、二塁
6番:花田 投前犠打 一死二、三塁
7番:加藤 中飛 三塁走者がタッチアップで本塁を狙うも憤死 チェンジ
関西の守備が光りました。
高城の流し打ちはほれぼれするものがありました。


 4回表
九州国際大付の攻撃
2番:安藤 死球 無死一塁
3番:三好 左前打 無死一、二塁
4番:高城 一前犠打 一死二、三塁
高城に犠打させるかぁ・・・


5番:龍 死球 一死満塁
6番:花田 押し出し四球(九1-0西) 一死満塁
7番:加藤 二直 一塁走者が戻れず併殺 チェンジ
九州国際大付1点先制も、関西は1点でよく守り抜いたという感じ。


 4回裏
関西の攻撃
4番:渡辺 左越え本塁打(西1-1九) 一死走者なし
デカイ!


 8回裏
関西の攻撃
2番:妹島 左前打 無死一塁
3番:佐藤 投前犠打 一死二塁
4番:渡辺 右前適時打(西2-1九) 一死一塁
8ウラに関西1点リード。場内騒然。


 9回表
九州国際大付の攻撃
3番:三好 三塁強襲二塁打 無死二塁
あーーー三塁手捕れない・・・


4番:高城 空振り三振 一死二塁
5番:龍 右翼線適時二塁打(九2-2西) 一死二塁
意地を見せ同点!


 11回裏
関西の攻撃
7番:水原 右中間二塁打 一死二塁
9番:福井 右前打 二塁走者が本塁を狙うも右翼手の好返球で憤死 チェンジ
サヨナラかと思われたがナイスプレイ!


12回裏
1番:小倉 四球 無死一塁
2番:妹島 三前犠打 一死二塁
3番:佐藤 四球 捕逸の間に二塁走者が三塁進塁 一死一、三塁
4番:渡辺 二塁適時内野安打(西3x-2九) 試合終了
売り子さんが挨拶に来たからちゃんと見てないし(爆)
あとでビデオで見たらナイススライディングでした。

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