★甲子園最終戦・矢野引退試合★選手のやる気を一気に奪うものは何？？？

2010年9月30日甲子園最終戦・矢野引退試合

今、２軍に落とす＝最終戦まで出られない。

１試合も負けられないこの状況で落とせる選手はいない。

矢野は１軍登録せず、セレモニーだけ実施のはず。

ところがこの日予想外の１軍登録（登録抹消は上本）。

登録するなら出番があるはず。

誰もがそう思っただろう。

８回裏まで代打登場なし。

ため息混じりのブーイング。

９回表。

キャッチャーとしてついに登場？！
１イニング限りの球児とのバッテリー復活か？！

交代したのは球児だけ。

ため息混じりのブーイング。

ストライクが入らない球児。

ため息混じりの大ブーイング。

甲子園は怖いところ。

あの応援は、選手を元気にもできるけど、
一気に選手のやる気を奪うこともできる。

そしてその選手のやる気を一気に奪うのは、
応援してくれる人たちのため息。

熱狂的だからこそ、期待するからこそ
ため息がでる。

（参考）
★おおきく振りかぶって★選手のやる気を一気に奪うものは何？？？
http://baseballsns.jp/member/544/diary/14862/

甲子園は怖いところ。

新しいところでは、不調だった久保田への大ブーイング。
そしてブーイングが声援に変わると同時に復活していった久保田。

矢野が出ないことへのがっかり感がつもりつもった
ため息混じりのブーイング。

甲子園は怖いところ。

あのため息混じりのブーイングがでると
タイガースにとって全てが逆風になる。

熱狂的な甲子園の応援をコントロールできるかどうか。
それがタイガースが勝つためのポイントである。

矢野を出せれば少なくとも
あのため息混じりのブーイングは阻止できただろう。

逆に出せなかったことがこの試合の敗因でもある。

 
野球をなめていると思われようとも何とか出して欲しかった。