★CS〜日本シリーズ★ポストシーズンゲーム真の勝利球団は？

優勝賞金という概念のない日本プロ野球だからこそ、
優勝（２位）球団がＣＳ本拠地開催することにより
優勝（２位）賞金を捻出すべきである！
というのが私の考えです↓

★ＣＳ議論★リーグ優勝の特典は？優勝賞金は？
http://baseballsns.jp/member/544/diary/199761/

（日本シリーズはＮＰＢからの分配金なので厳密には違いますが）
今回は、その
優勝（２位）賞金＝観客動員数
をポストシーズンゲーム全体（CS〜日本シリーズ）でどの球団が
を稼いだかを確認しましょう。

（参考）
新　プロ野球　観客動員　ランキング　速報　
http://blog.goo.ne.jp/renee_2008/d/20101107

【ポストシーズン　ホーム試合 合計観客動員数　ランキング】

中日　　　　 304,121
ソフトバンク 210,516
阪神　　　　  93,743
千葉ロッテ　  81,329
西武　　　　  67,829

2010年ポストシーズンゲーム真の勝利球団は、
約30万人の観客を動員した
中日ドラゴンズ
という結果となりました。

CSファイナルステージは、
3戦で終わるかという勢いでしたが、
1試合の引き延ばしに成功(毒・笑)。
日本シリーズは、ご存知の通り
第７戦までもつれこむという熱戦。

本拠地開催を計8試合行うことができ304,121人の動員に成功
（1試合平均観客動員38,015人）
観客が減少したリーグ戦※の分を一気に取り返したという感じです。
（※リーグ戦前年比▲105,254人
　　2009CS観客動員数109,459人

　　304,121-(105,254+109,459)=89,408人増　）

２位は、ＣＳ議論の日記でも述べたように
6試合のCS開催で210,516人を動員したソフトバンクホークス。
（1試合平均観客動員35,086人）
こちらもリーズ戦では観客動員数を昨年より減らしている※のですが、
このCSで見事に挽回。
（※前年比▲81,539人）

さて、３位ですが、
何とたった２試合しか開催していない、
阪神タイガース（苦笑）

2試合で93,743人動員。
キャパの大きさを活かして
1試合平均46,872人の観客動員を達成。
わずかですがリーグ戦で前年より減らした分をリカバリーに成功。
（※前年比▲1,441人）

同じく2試合開催だった
西武ライオンズは、
67,829人（1試合平均観客動員33,914人）
とホーム開催した５球団中５位という結果に終わりました。

そして、その５球団中４位に登場するのが、
日本一になった千葉ロッテマリーンズ。
下剋上シリーズということで話題を提供し、
他球団の観客動員数の大いに貢献しましたが、
実質の観客動員数は、81,329人。

千葉ロッテ　 27,110 / 30,011　　90%
（１試合平均観客動員 /ホーム球場収容能力）

どういう訳か３塁側内野に空席あったように
平日、寒さの厳しい屋外球場のナイター、
(関東では)不人気球団相手という悪条件が重なり
動員数が伸びませんでした・・・

日本一の名誉は勝ちとりましたが、
観客動員だけ見れば球団的には痛手。
ただ、今後一年は、
日本一（個人的にはWBC優勝なのだから世界一と謳ってもいいと思う）
という看板を掲げて営業できる訳で、
今回の観客動員だけでは測れない効果があるのは事実です。

尚、ビジター試合観客総動員数では、
千葉ロッテの430,645人がダントツのトップでした。

2010ポストシーズン千葉ロッテ戦観客動員数511,974人
本拠地観客動員数 　81,329人
ビジター観客動員数430,645人
タダ働き率430,645/511,974=８４％

他球団の観客動員数の大いに貢献しました（笑）

【ポストシーズン『ビジター試合』合計観客動員数　ランキング】

千葉ロッテ　 430,645
読売　　　　 245,564
中日　　　　 81,329

そして、
他球団の観客動員数の大いに貢献と言えば、読売ジャイアンツ。

2010ポストシーズン巨人戦観客動員数245,564人
巨人本拠地開催数０
タダ働き率１００％

３位球団の宿命を背負って臨んだポストシーズン。
すべてタダ働きという結果が残りました（笑）
（昨年まで連続CS開催で美味しい思いをしたんで
まぁこういう年があってもいいんではないでしょうか。）

しかし、３位球団は、
ロッテこそ日本シリーズ出場し、本拠地開催権を得ることができましたが、
ほとんどの場合、日本シリーズ出場という夢は叶わない訳で、
（パ・プレーオフ開始以降11球団がチャレンジして1球団のみ）
冷静に考えると、３位球団としては、
さっさと負ける方が得策のようです（毒・笑）

以上