★実験★カップの大きさをはかってみよう。
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隊長53
2010年09月06日 14:30 visibility6704
■実験レポート■
【実施日】
9月2日実施
【実験者】
隊長53
【タイトル】
マリスタ・ヱビスカップの大きさをはかってみよう。
【目的】日本一小さい球場生ビールカップと呼ばれている
千葉マリンスタジアム(以下、マリスタと言う)の
ヱビス生ビールカップの量を量る。
【準備する物】
マリスタのヱビス生ビールカップ数個(以下、黒カップと言う)
マリスタのアサヒ生ビールカップ1個(以下、白カップと言う)
ペットボトル入り市販の水500ml
【方法】市販の水500mlを白カップに注ぎ、白カップが500ml丁度であることを確認。
市販の水をペットボトルに戻す。
白カップにすりきれいっぱい水道水を入れる。
白カップの水を黒カップ(1)へ移し替える。
白カップに余った水は次の黒カップ(2)へ移す。
再び白カップにすりきれいっぱい水道水を入れ、黒カップ(2)の続きに移す。
白カップに余った水は、次の黒カップ(3)へ移す。
これをくり返し、丁度黒カップがすりきれ一杯になった時の
白カップの杯数、黒カップの本数を調べる。
【結果】白カップ5杯目の時、丁度6本目の黒カップがすりきれ一杯になった。
白5:黒6の比率となった。
従って、白500ml×5杯目=2500mlの量が6本の黒カップに分けて注がれたことになるので、
2500÷6=416.6666≒417ml
が黒カップの量である。
【考察】2009年のシーズンからマリスタのヱビス生ビールカップが小さくなった。
日本一小さい球場生ビールカップと呼ばれることになった。
値上げを行う方法としては、
同じ量のままで値段を上げるか、
同じ値段のままで量を減らす
或いはその両方を行うの選択肢があるが、
マリスタは同じ値段のままで量を減らすという選択肢を選んだ。
その結果、マリスタのヱビス生ビールカップの量は417mlとなり、
非常にコンパクトな黒カップとして生まれ変わることとなったようだ。
客の立場から言えば、同じ値上げするならマリスタの選択は正しい。
何故なら、例えば同じ単価(仮に1.5円/mlとする)の生ビールがあったとして、
球場Aでは400mlを600円、球場Bで500mlを750円で販売していたとすると、
ビールそのものだけなら客側は同じサービスの提供を受けるのだが、
1回の来場で同じ量(仮に2000ml、3000円分)を飲むとするなら、
球場Aでは5回(=5杯)球場内立売りビール販売員との会話を楽しめるのに対して、
球場Bでは4回(=4杯)しか楽しめない。
そういう意味で、量は少なくても1杯あたりの販売価格が安い方が好ましい。
尚、今回の実験ではカップのすりきれ一杯まで計量しているが、
実際の球場内立売りビール販売では、泡も含めてカップ一杯となる為、
ビールそのものの量は417mlより少ない。
ビール8:泡2の割合で注ぎ、泡の一部がビールに戻るとすれば、
正味ビールの量は約350mlと考えれば良いであろう。
以上
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