★セリーグ打撃個人成績★平野選手の成績が変・・・（号泣）

前半戦・オールスター折り返し時点のセリーグ打撃個人成績ですが、
何と
平野恵一選手が
打率１位、首位打者です！

いや、これに驚くんではなく、
よーーーく見るととんでもない数字が・・・

打点９
規定打席到達選手２９人中２９位で
最下位。

何これ？
少な過ぎやろ！

しかも今でこそ９ですが、
交流戦中はほぼ打点３という超低空飛行でしたから！
何この少なさ！

まぁ、チャンスに弱いんやろう？
という単純な疑問が湧きますが、

何と得点圏打率は、
．３７０
でセリーグ１位！！！

得点圏時、
５４打数２０安打で
この打点！

何これ？

２番バッターの特性上（１、２番バッターの特性上）、
打点が少ないのは仕方がないとも言えますが、
しかし、他の１、２番バッターの打点を見ても、
平野　恵一 神 9
石川　雄洋 横 10
下園　辰哉 横 16
荒木　雅博 中 16
東出　輝裕 広 29
梵　英心 広 29
田中　浩康 ヤ 30
青木　宣親 ヤ 37
坂本　勇人 巨 48
と、石川以外と比べ圧倒的に少ないのが分かります。
その石川ですが、実は得点圏打率が低く５０打数１１安打。
この打率なら仕方ないところです。

本塁打が０本の平野の打点が少ないのは仕方がない
との見方もありますが、
他の１、２番バッターも似たようなものです。
では、もう少し詳しく見てみましょう。
得点圏時の主な１、２番バッターの成績です。

名前−チーム−打率−打数−安打−本塁打−打点
平野　恵一 神 0.37 54 20 0 9
石川　雄洋 横 0.22 50 11 0 9
下園　辰哉 横 0.25 44 11 1 13
荒木　雅博 中 0.208 72 15 1 14
東出　輝裕 広 0.347 72 25 0 26
梵　英心 広 0.3 60 18 1 20
田中　浩康 ヤ 0.264 72 19 1 26
青木　宣親 ヤ 0.35 80 28 2 31
坂本　勇人 巨 0.284 74 21 6 33

ドームランの多い坂本以外は、本塁打は０〜２本なので、
平野とほぼ同じ条件と言えるでしょう。
これらのバッターはほぼ本塁打がないので、
得点圏時安打数とほぼ打点が一緒です。
しかし、平野だけ
２０安打に対して打点わずか９！
何これ？

規定打席到達２９選手の平均は、
得点圏時１安打に付き１．３７打点
となっていますが、
平野選手は、わずか０．４５打点

では、平野選手の得点圏時状況別成績を見てみましょう。

状況−打率−打数−安打−打点
一二塁 0.429 14 6 3
一三塁 0.333 6 2 2
二塁 0.417 24 10 2
二三塁 0 1 0 0
三塁 0 4 0 0
満塁 0.4 5 2 2

ランナー二塁の時、１０安打で２打点。
２塁ランナーがほとんど帰ってきていません（汗）
生還は２人だけ。
８人のランナーはどこ行ったの？？？

一二塁でも６安打で３打点。。。

一三塁の時、２安打２打点、
満塁の時、２安打２打点
なので、ほぼ３塁ランナーしか返ってこないのが分かります（号泣）

やはり、これは、
壊れた信号機・赤信号山脇３塁コーチのせいでしょうか？？？（爆）

ただ、他の阪神の選手では、このような傾向は出ておらず、
原因のうちの一つぐらいの扱いにしときましょう。

平野選手の場合、あの１塁ヘッドスライディングでヒットを稼いでいるかでは？
という推測もありますが、
そもそも、数ｍ手前で胸がドスンと落ちてズルズルズル〜とスライディングする
あの平野のヘッドスライディングスタイルでは、ヒットになるもんもヒットになりません（号泣）
脚が速いというのもイメージだけで実際はそんなに速くありませんし・・・（汗）

で、疑問が解決しないまま迎えた先週の広島戦。
１アウトランナー２塁（鳥谷）という場面で、
ほぼその謎が解けたような気がしました。

平野がレフト前へヒット。
ランナーはゆうゆうと本塁、いや、３塁へ！
あ？
今のシーンもう一度。

平野が打った。
三遊間を抜ける。
レフトが捕った。
ランナーはゆうゆうと本塁、いや、３塁へ！
あ？
もう一回。

平野が流し打った。
三遊間を抜けたらスグにレフトが捕った。
ランナーはゆうゆうと本塁、いや、３塁へ！
あ？

平野が流し打った。
三遊間を抜けたらスグにレフトが捕った。
え、どこで捕った？
レフト超前進守備やん！

平野舐められてる〜！！
ソフトボール並みの前進守備やん。
確かにソフトボールぐらいしか飛ばんけどなぁ。。。

という訳で、
得点圏にランナーがいる時、
平野に打席が回ったら相手の外野がどこに守っているか注目です！
もちろん打点は期待しないで観戦しましょう！（涙）