★先発ローテション★１軍登録選手稼働率を重視した次世代ローテーション

真弓監督は、岡田監督と違い、先発投手陣に対して
「登録抹消→中１０日→再登録」
の技を結構使いますね。
これが真弓監督の特徴と言えば特徴でしょうか。

現在のプロ野球。
１軍登録は２８人でベンチ入りは２５人となっております。
近い将来、ベンチ入りが３０人とかになるかもしれませんが、
それをすると２６番目の選手として背番号２６を付け応援している
千葉ロッテのサポータ達が絶対混乱しますので（笑）、
とりあえず、これが２５人ベンチ入りが前提で話を進めます。

先発投手陣を６人登録している場合のベンチ入りですが、
その日先発予定投手１人は確定で、
２８−２５＝３で、
ベンチ入りから先発投手が３人外れ
「意味なくベンチ入りさせられる投手が２人」
となるののが一般的です。

先発投手　　：　１人
ベンチ入先発：　２人・・・無駄
投手／野手　：２２人
−−−−−−−−−−−
    　　　　　計：２５人

ベンチ外れ　：　３人（先発）

しかし、
稼働率から考えると
ベンチ入り先発の２人
が非常に無駄です。


偵察メンバーにぐらいしか用途がありませんからね。

さて、先発投手の登板間隔というのは、年々長くなっております。
先発３人（１カード３人）で廻すのが当たり前だった時代から、
江川（巨人）の頃に中４日という概念が登場し、
ひじの手術後ロッテの村田兆治が毎週日曜に投げる（サンデー兆治と呼ばれる）
というスタイルを確立し、まさかの中６日の登板間が登場。この時は大変驚きでした。
そして、今の日本のプロ野球は、
月曜が休みで試合が週６試合ですから、
中６日で６人で廻すとぴったりローテションがあてまり、
これが当たり前となりました。



ただ、あくまでこれは時代の通過点で、
先発投手の登板間隔はもっと長くなっていくと思います。

では、中６日６人型の次に訪れる
近未来型次世代ローテーションはどんなものが理想でしょう。

今の、
・１軍登録２８人ベンチ入り２５人、
・１軍登録抹消期間が最短１０日間
・月曜休みで火曜〜日曜の６日間連続で試合


という現在のルールが崩れないとした場合、次のような形です。

ｂ投手：毎週水曜・中６日登板
ｄ投手：毎週金曜・中６日登板
ｆ投手：毎週日曜・中６日登板
ａ投手、ｃ投手、ｅ投手、ｇ投手、ｉ投手の５人：
　登録・抹消を繰り返して
　火曜→（中10日間）→土曜→（中11日間）
  →木曜→（中11日間）→火曜→・・・

　と順番に登板

常時１軍登録先発：３人
登録抹消繰返し組：５人
       　　　　　　（計：８人）

「登録抹消→中１０日→再登録」の技を最大限に利用し、
先発８人で廻していくのが理想です。
これだと、
常に１軍登録枠に先発は４人しか存在しません
から、

先発投手　：１人
投手／野手：２４人
−−−−−−−−−−−
　　　　計：２５人

ベンチ外れ：３人（先発）

と、ベンチ入り選手全てを稼動することができます。
中継ぎを増やしてもよいし、代打を増やしてもよいし、
この２人増えた分はかなり大きいと思います。

もちろん、雨天中止や、試合のない日などは、
中６日組は、水・金・日間でスライド、
登録抹消繰返し組は、火・木・土間でスライド
すれば問題なく解決できます。

また、登録抹消繰返し組の登板間隔が開きすぎる件については、
例えば、中１１日のパターンなら、
先発→（中５日）→ファーム調整登板→（中５日）→先発
などして、十分対応可能です。

現在のルールでは、
究極の理想系ローテションだと思いますが
いかがでしょう。

特に質より量の阪神先発陣にはぴったりなんですが・・・（笑）

下柳・能見・岩田
安藤・久保・福原・ジェン・小嶋
と既に８人揃ってますから、

今すぐ実践可能ですよ！
真弓さん！