★プロ野球開催時期★暑さ寒さも彼岸まで【その2(最終回)】
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隊長53
2008年11月07日 20:22 visibility145
前回、
http://baseballsns.jp/member/544/diary/69971/
日本プロ野球の開催は、
『暑さ寒さも彼岸まで』
つまり、お彼岸(春分の日前後)から開幕し、
レギュラーシーズンを彼岸(秋分の日前後)までに
終わらせることとしました。
そこで残った課題が、
どのようにしてお彼岸からお彼岸までに
レギュラーシーズンを終わらせることができるか?
でした。
しかし、今の試合数だと、
Wヘッダーなしで、あらかじめ指定した最終日(秋分の日前後)に
全ての試合を消化するのは難しいでしょう。
だからと言って、無理やりWヘッダーをやったところで、
(雨が続く等で)必ずしも解決できるとは限りません。
なので、ここでは、「全試合を終わらせるか」ではなく、
「いかにお彼岸までに優勝を決めてしまうか」
を課題とします。
まず、
あらかじめ秋分の日前後に(優勝決定)最終日を指定します。
もちろん、それまでに潤沢に予備日(不平等がないよう優先日など綿密に計画)
を設定し、144試合消化を目標とする日程を組みます。
しかし、残念ながら、雨天中止が想像以上に多かったり、
今年のように五輪休止期間等があり思うように
144試合消化ができなかった場合、
ペナントレース(優勝争い)を最終日で打ち切りとします。
そして、
その時点で優勝の可能性があるチームのうち
最も消化した試合数が少ないチームの試合消化数を
その年のリーグ試合数とします。
尚、消化できなかった試合はエキジビションマッチとして実施します。
もちろん真面目に全て開催するかは興行主の判断とします。
但し、CS順位決定までは最低ノルマとし開催することが条件です。
このエキジビションマッチは、
CS順位決定、消化試合、或いはCS/日本Sの調整の場として位置づけられ、
TV番組改編期間を利用した開催となります。
今年なら(優勝決定)最終日は、
当初最終戦の予定だった「9月24日」がそれに該当します。
9月25日以降の日程で連盟から追加された試合は、
エキジビションマッチとなります。
そして、優勝決定の方法ですが、
9月24日の最終日に優勝の可能性があったのは、阪神と巨人。
この時、
阪神が133試合、巨人が134試合消化していますので、
阪神の消化数133試合が今年の優勝(及び順位)決定
のための試合数となります。
すると、
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
133 試合終了時点
順 日付 勝 - 負 - 分 勝率 貯 差
1 T 9/24 78 - 53 - 2 0.595 25
2 G 9/23 77 - 53 - 3 0.592 24 0.5
3 D 9/22 64 - 64 - 5 0.500 0 12.0
4 C 9/23 64 - 64 - 5 0.500 0 0.0
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
と順位が確定します。
(わーーい優勝!これがやりたかっただけなのかもしれませんが・・・(苦笑))
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
5 S 9/30 60 - 70 - 3 0.462 -10 5.0
6 B 9/30 43 - 88 - 2 0.328 -45 17.5
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
この時点で133試合まで達していなかったSとBは、
エキジビションマッチで試合を続け、
133試合達成した9/30でシーズン終了となります。
さて、想定される問題について。
まず、予定された試合数がシーズン中に減ること自体は、
実際、ストライキの年も2試合減っているという経験をしている訳で、
予備日の日程等をきちんと決め、
雨天中止判断基準を明確にするなどルールさえ
はっきりしておけば問題ないでしょう。
無駄な試合を続ける方が無駄です。
個人タイトルにしても
そもそも個人タイトル自体が不平等な条件(球場の大きさの違い)で
行われているのだから全く問題ありません。
(ドーム球場とそれ以外の間で)興行的に不平等という課題も、
試合そのもののの完全打ち切りではなく、
消化試合を最後までやるかやらないかは興行主の判断とすることで、
ドーム球場以外の球団も好きな試合数だけ消化できます。
(どうせ普通はシーズン終盤は消化試合なのだから)
逆に、引退試合などシーズン終盤戦ならではの企画を
堂々とやり易いというメリットもあります。(笑)
最終日が雨天だった場合は?
今年なら9月24日の最終日、阪神戦が雨天中止となった場合には、
その前日、9月23日が最終日となり、132試合時点が最終となります。
132 試合終了時点
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
順 日付 勝 - 負 - 分 勝率 貯 差
1 T 9/23 77 - 53 - 2 0.592 24
2 G 9/22 77 - 53 - 2 0.592 24 0.0
3 C 9/22 64 - 64 - 4 0.500 0 12.0
4 D 9/21 63 - 64 - 5 0.496 -1 0.5
5 S 9/28 59 - 70 - 3 0.457 -11 5.0
6 B 9/27 43 - 87 - 2 0.331 -44 16.5
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(ありゃ、追いつかれてるよ・・・)
以上から1年の予定をまとめると、以下の通りとなります。
【1】春分の日〜 セパ同時開幕
【2】秋分の日前後(最終日) セパ優勝決定
【3】最終日後〜10月上旬(TV番組改編時期)
エキジビションマッチ期間(開催は興行主の判断)
CS順位決定までの試合、或いは消化試合、引退試合等
【4】10月上旬〜 CS〜日本S開催(アジアS?)
【5】11月〜 ドラフト等、オフへ
『暑さ寒さも彼岸まで』開催いかがでしょう?
だらだらと長引く傾向にある日本プロ野球界も
メリハリのある日程(制度)にすべきだと思います。
(1ヶ月程、球場でビールを飲める期間が減りますが(涙・爆))
確かに打ち切り方式は極端かもしれませんが、
期日を決めて試合を終わらせる努力は必要です。
ドーム球場の有効利用を目的とした
フランチャイズ興行開催権の対戦相手球団への譲渡とか、
いろいろ方法はあるのですが、それはまたの機会に述べたいと思います。
以上
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