★データ★日本一早い2009セリーグ優勝球団予報！

セリーグ（読売・阪神・中日・広島・東京ヤクルト・横浜）ファンの皆様！
恒例となりました（何と今年で３回目！）
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日本一早いセリーグ優勝球団予報！！！
来季へのモチベーションを高めるためにも早速
2009年の優勝球団を早くも占ってみたいと思います。

戦力や状態を分析し優勝球団を推測する「予想」ではありません。
過去の順位表を客観的に見た優勝球団の「予報」です。
お天気の降水確率のようなものです。
では、来年の優勝球団確率次の通りです。

【2009年優勝確率】（過去20年データ版）
2008年１位・読売：１５％
2008年２位・阪神：４０％
2008年３位・中日：１５％
2008年４位・広島：３０％
2008年５位・東京：　０％
2008年６位・横浜：　０％

99〜08年までの20年間のデータから
前年の順位から当該年度の優勝確率を集計すると、
このような結果になります。
（例：前年２位チームが翌年優勝する確率は４０％）
２位か４位の球団の優勝確率が高いという傾向は変わりありません。
では、各順位別データ分析です。

（１）【５位・６位編　〜巻き返し不可能領域〜】

５、６位の球団が翌年優勝する確率は、０％です。
当然のデータでしょう。
こればっかりは、どんなに制度が変わろうともブレはしないでしょう。
５位、６位の球団が翌年いきなり巻き返して
優勝するということはありえないということです。

★2009年★
　東京ヤクルトさん、横浜さん、
　再来年の優勝、もしくはＣＳ進出目指してがんばって下さい。

（２）【３位・４位編　〜油断と適度な負け越し〜】

３位と４位、普通に比べたら３位の方が、
次年度の優勝確率は高そうですが、結果は逆です。

３位は、Ａクラスということで
（昨年からはＣＳ進出を含め）一応の目的を果たし、
「選手はよくがんばった」「監督も辞めさせにくい」となります。
３位＝Ａクラス入り＝安心＝油断
という図式が成り立ってしまい３位球団の翌年優勝確率が低くなると思われます。
３位は、「油断」がキーワードです。

さらに近１０年に絞ると
３位球団の翌年優勝確率は０％まで落ちます。

★2009年★
　中日・・・監督の交代もなく、来年の優勝の可能性は低そうです・・・

一方、４位球団は、
Ｂクラスという悔しさから
（特に昨年からはＣＳ出場権を獲得できなかったという挫折から）
巻き返しに図るものと推測されます。
４位の場合、優勝例は６例ありますが、そのうち５例に共通するのが、

適度な負け越し（一桁の借金）

という条件です。
勝ち越すと３位Ａクラス入りと同様に油断してしまう為ＮＧです。
逆に、あまりに負け越すようなチームも実力的にＮＧ。
さらに、もう一つ条件を付け加えると、

その前の順位が４位以上であること（５位、６位でないこと）

です。
万年Ｂクラスのようなチームの巻き返しは厳しいです。
例外は、
６位→４位→１位（０３年星野）
５位→４位→１位（０７年原）
のパターンのみ。
余程の改革がないと難しいそうです。

★2009年★
　広島の場合、適度な負け越し（借金１）の条件はクリアしましたが、
　前々年の順位が５位というのが気になります。
　ダークホースとしては面白いそうです。　
（って、昨年も横浜のことをこう書きましたが・・・（汗））　

（３）【１位編　〜連覇の厳しさ〜】

毎年優勝球団が変わる実力伯仲のセ・リーグ。
優勝球団には、連覇を許さない他球団が大きな壁となっています。

優勝球団が連覇を逃す要因としては、
（１）優勝（日本一）後の過度なマスコミ露出（疲労・油断）
（２）連覇のプレッシャー
（３）優勝が故に、それ以上の補強が難しい点
　　　逆に他球団は補強に力を注ぐ点
（４）疲労、故障者
（５）他球団からのマーク
などが考えられますが、
2008年の巨人はこれらの条件がことごとくよい方に転びました。
（１）→優勝したのに、ＣＳで負けたため優勝チームの扱いを受けなかった
（２）→同上
（３）→優勝を逃したかのような徹底的した「外国人」補強。
（４）→これは該当しましたが他の上位球団よりはマシだった・・・
（５）→マークどころかアシストしてくれる球団が関東に２球団も出現した　　　　

しかし、2009年は３連覇がかかる巨人。
３連覇といえば、
旧石器時代の巨人Ｖ９まで
遡らないとありません。
時代が違いすぎます。今の時代では有り得ないことです（笑）

（１）（２）は、日本シリーズ進出を決定したこともあり、
昨年のような扱いはないでしょうし、
（３）についても、昨年、厳冬の契約更改を味わった選手たちが
今年はきっちり要求してくるでしょう。
昨年ほど補強ができるかどうか疑問。
（但し、無尽蔵に資金のあるＧのことですから
広島ルイスあたりを強引に引っ張ってくるようなこともあり得ますが・・・）

そもそも今年の連覇が奇跡ですから、
それ以上のことが起こりようがありません。
よって３連覇はズバリありません。

★2009年★
　前年順位だけの判断では読売の優勝は１５％
　但し、３連覇となると、読売の優勝は０％
　過去２０年、２５年、いや３０年遡っても０％です。
　つまり、来年の読売の優勝はデータ的にはありません。

（４）【２位編　〜連覇阻止〜】

毎年優勝球団が変わる実力伯仲のセ・リーグ。
連覇を狙う優勝球団ｖｓ連覇を許さない他球団
という図式。
もちろん他球団の筆頭にいるのが２位球団です。
実力的にも最も優勝を狙えるのが前年２位球団です。

近１０年に絞ると５０％。

さらに、２位の年の相手球団、つまり優勝した球団の成績が、
１位の平均勝率.600を上回っている場合は、
さらに優勝確率が高くなるというデータもありますが、
惜しくも読売の勝率が.596なので、
（どうせならもうちょっと勝っとけ！）
このデータは阪神を後押ししてくれません。
しかし、最も優勝に近い位置にいるのが、2008年２位のタイガースです。

さらにデータを広げ、２５年（四半世紀）分のデータを見ると、
【2009年優勝確率】（過去25年データ版）
2008年１位・読売：１２％
2008年２位・阪神：４８％
2008年３位・中日：１２％
2008年４位・広島：２８％
2008年５位・東京：　０％
2008年６位・横浜：　０％
となり、
２位の優勝確率は４０％→４８％と８％アップします。
３連覇はないので、読売の１２％の確率分を他球団で分け合うことになるため、
２位阪神の優勝確率はさらにアップします。

★2009年★
　阪神。ズバリ一番優勝の可能性が高いです。

2009年は、昨年の予言（予定）通り
阪神が悲願の優勝を達成する番です。
期待してもらって結構です！（笑）

以上、日本一早い2009セリーグ優勝球団予報でした。
来年の予報でまたお会いしましょう。

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Ｐ．Ｓ．
尚、このデータはセ・リーグにしか該当しません。
パ・リーグの場合、
長期低迷していた球団が多く存在し、
一部の上位球団に優勝が偏り、
連覇が多く発生しているためです。