★実質順位表★セ・パともに新規掲載開始！

新聞やニュースでお馴染みのセパ順位表。
その日の試合が終わった時点で勝率順に並べてます。
これに疑問を持ったことはないですか？

試合数が多い球団と
雨天中止などで試合数が少ない球団の比較をして
意味はあるのでしょうか？
今ある順位表は表面的なもので、
順位を付けるなら同じ条件できっちり比較しないと無意味でしょう。

例えば、箱根駅伝で、
襷をリレーできずに繰上げスタートをしたａ大学が
襷を繋ぎ続けた（繰り上げスタートしていない）ｂ大学の
前を走っていたとしましょう。
その時点でＴＶをつけた人は、
ａ大学の方が順位が上と勘違いする可能性がありますね。
そのＴＶを付けた時点の見た目の順位と一緒なのが
今のセパの順位表です。
しかし、本当の順位は、
現在走ってるａ大学のランナーとｂ大学のランナーのタイム差と
ａが繰り上げスタートで省略したタイムを考慮して
比較しないと意味がないのが分かるでしょう。

そこで登場するのが、
実質順位表です。

昨年、阪神と中日がデッドヒートの中好評だった
両球団の消化試合が同じ時点での比較した「実質ゲーム差」。
http://baseballsns.jp/member/544/diary/2782/
これを全球団（もちろんパリーグも）に展開し、
リニューアルしたのが実質順位表です。

【実質順位表】
各球団が同じ試合数を消化した時点で
勝率を比較した本当の順位表です。

例えば、現在
Ａ、Ｆが８試合終了、
Ｃ、Ｄ、Ｅ、Ｆ球団が７試合終了時点なら、
Ａ、Ｆの８試合目の試合結果は除外し、
７試合終了時点の勝率を比較したのものが、
実質順位表です。

新聞紙上の順位なら
５位：Ｆ球団・２勝３敗３分（８試合終了）勝率.400
６位：Ｅ球団・２勝５敗０分（７試合終了）勝率.286
となっているものが、
７試合消化時点で比較するなら、
５位：Ｅ球団・２勝５敗０分（７試合終了）勝率.286
６位：Ｆ球団・１勝３敗３分（７試合終了）勝率.250
と、実質順位では逆転現象をおこします。

では、【実質順位表】の発表です。
セリーグは現在の順位表と差異はない為、そのまま新聞をご覧下さい。
今後、試合消化数にずれを生じた時点で発表します。
という訳で、今回は、パリーグのみの発表です。
試合消化数がずれはじめた５試合目時点から掲載します。

5試合終了時点         
順 日付 勝-負-分 勝率 貯 差
1 H 3/29 4-1-0  0.800 3.0  
2 M 3/30 2-1-2  0.667 1.0  1.0
3 B 3/29 3-2-0  0.600 1.0  0.0
4 L 3/30 2-2-1  0.500 0.0  0.5
5 F 3/29 1-2-2  0.333 -1.0 0.5
6 E 3/29 1-4-0  0.200 -3.0 1.0

6試合終了時点         
順 日付 勝-負-分 勝率 貯 差
1 H 3/30 4-2-0 0.667 2.0  
2 B 3/31 4-2-0 0.667 2.0  0.0
3 L 3/31 3-2-1 0.600 1.0  0.5
4 M 3/31 2-2-2 0.500 0.0  0.5
5 F 3/30 1-2-3 0.333 -1.0 0.5
6 E 3/31 1-5-0 0.167 -4.0 1.5

7 試合終了時点         
順　日付　勝-負-分 勝率　貯　 差
1 H　3/31　5-2-0 　0.714  3.0  
2 B　4/1 　4-3-0 　0.571  1.0 1.0
3 L　4/1 　3-3-1 　0.500  0.0 0.5
4 M　4/1 　2-3-2 　0.400 -1.0 0.5
5 E　4/1 　2-5-0 　0.286 -3.0 1.0
6 F　3/31　1-3-3 　0.250 -2.0 -0.5

(注)
・パリーグBはオリックス、セリーグBは横浜
・差は1つ順位の上の球団とのゲーム差
・同率の場合は前年上位球団を上位表記

楽天も常に最下位を走っていた訳ではないことが
分かりますね。
いかがでしたでしょうか？
今の時点は順位の入れ替わりが激しいので面白いですね。
これからも（不定期ですが）発表していく予定ですので、
よろしくお願いします。ではでは