★チケット料金体系改革★２階席の価格

「打ったぁぁ〜！大きいぃぃ〜！あれ？以外と伸びなかったなぁ」
「うわぁぁ、酔いそう」
などの感覚に陥ってしまうのが、ドーム球場などにある２階席。
今回のテーマは「２階席の価格」です。
（実際の建物の構造から５階席とか言ったりしますが、２階席に統一します）
また、１階の一般席の上にせり出して2段となっているものを言い、
甲子園のようにすり鉢状で席が連なっていて、
通路を通ればそのまま上段まで行ける席は、２階席とは言わないこととします）

その２階席ですが、
好みにもよりますが私はあまり良い席だとは思いません。
全体が見渡せるなど利点もありますが、
冒頭に書いたように２階席は、
・内外野問わず、ホームから遠い
・フライの距離感が分かりずらい
・球場によっては、ファウルフライや外野フライが死角になり見えない
・座席が急になっている場合が多く、下に吸い込まれる感じがする
・下の階まで降りる必要があるため、帰りは込み合う
など、あまりよくない点が存在します。

値段見合いということになるのでしょうが、
２階席の主な座席の値段は、以下の通りです。

東京Ｄ「指定席Ｂ」：3,700円
　　　「指定席Ｃ」：2,300円
　　　「指定席Ｄ」：1,800円
ナゴド「パノラマＡ」：2,500円
　　　「パノラマＢ」：1,500円
T主催大阪D「上段内野指定」：3,000円
　　　　　「上段内野自由」：2,400円
　　　　「上段ライト指定」：1,800円
　 　「上段レフト/ビジタ」：1,800円

札幌Ｄ「アッパー指定席」：2,200円
大阪Ｄ「上段中央指定席」：3,000円
　　　「上段Ｃ指定席」　：2,500円
　　　「上段外野指定席」：1,800円
福岡Ｄ「ビッグライフカンター席」：1,500円
　　　「ビッグライフ自由席」：1,000円

比較の意味で、屋根無し球場は割愛、ドーム球場だけ抜き出してみました。
（札幌ドームの「アッパー指定席」は2段になっているのか
1段でそのまま連なっているのか不明ですが、挙げておきました。
知ってる方、どうなっているの教えていただけると幸いです）

外野側はリーズナブルですが、
やはり内野側はその「内野」という名前が付くだけで
値段が高くなる傾向にあります。
阪神主催大阪ドームの場合、
人気の（下段ライト）外野指定席が2,000円なのに、
上段内野指定3,000円は高すぎます。
他のドームも外野指定席と比べると高目です。

では、どのようにしましょう。
前回、「ライト」と「（１塁側）外野横の内野席」の価格を
ごっそり入れ替えたので、
１階の最安値は「外野横の内野席」となりました。
よって、それより安い値段が理想的です。

阪神主催大阪ドームの場合、
ライトと入れ替え「外野横の内野席」即ち内野指定席は2,000円としたので、
それより安く1,800円ぐらいが適当でしょうか。
内外野同じ値段となりましたが、
応援派は外野へ、リーズナブル＋まったり観戦派は内野に流れるので大丈夫でしょう。

値段を安くしても２階席の場合、１階へは行けないので、
「外野横の内野席」のように「ホーム寄り内野席」に流れ込む心配はないでしょう。
２階席は入門者用のお試し席と位置づけ入場させ、
次からは、見やすくて楽しそうな下界に煽るのも手だと思います。
ただ、この値段設定では、思いっきり減収ですが・・・
（まぁ常にガラガラな球団は考えて見るのも手でしょうか？）