★チケット料金体系改革★「外野席」と「外野横の内野席」はどちらが高い?
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隊長53
2007年03月05日 00:57 visibility6093
こんばんは。
隊長53@久々に気合入った連載
です。
先日の日記で、
http://baseballsns.jp/member/544/diary/8242/
「見易くて応援団というアトラクションが付いているのにライトが一番安い」
という問題提議をおこないました。
そこで、今日から4回ぐらいに分けて
チケット料金体系改革論について意見を述べてみたいと思います。
ある意味、採算度外視になるかもしれませんが、
ファンの視点からの意見であることご了承下さい。
(もちろんただ安ければよいという意見を言うつもりもありません)
第1回目と第2回目は、ほぼ結論めいた話になりますが、
「外野横の内野席」、甲子園で言うとアルプス指定席に相当する座席
の価格についてです。
サッカー、ラグビーなどのように両サイドに分かれて行う競技は、
両チームが左右に見えるような位置
即ち、メインスタンド(正面スタンド)の中央辺りが近くて一番の良席です。
TVカメラもこの位置にあります。
また、ほぼ同様に、向こう正面側(バックスタンド)の中央も
良席です。
一方、横側のスタンド(サッカーならゴール裏)は、
見易さという点で劣るため価格設定としては安くなります。
フィールドが縦長でありボールから遠くなる可能性も高く、
左右に攻守の攻防が見れないという点がネックです。
さて、(プロ)野球の場合どうかというと、
メインスタンドにあたる「バックネット裏席」
或いはバックネット裏を中心とした1塁・3塁の内野席が
ホームから近く見やすいので良席と言って異論はないでしょう。
ただ内野と言っても広いのでここでいう良席の内野席とは
1塁或いは3塁ベース辺りまでの内野席を言うことにして、
「ホーム寄内野席」と呼ぶことにしましょう。
逆に1塁或いは3塁後方からポール際辺りまでの内野席は
「外野横の内野席」と定義します。
サッカーなどの向こう正面(バックスタンド)に当たる席は?
というと位置的には「外野席」ということになります。
確かに外野席は野球ではホームから遠い為あまり良席とは思われてません。
しかし、TVカメラも実は外野席(センター方向)にあったりして、
(ポール際方向でなければ)角度的には結構見易い位置なのです。
では、一番見えにくい席、
サッカーでいうゴール裏の角度的に見にくい位置はというと、
先程定義した「外野横の内野席」が該当します。
ポール際あたりだと外野席並みにホームから遠く、角度もいま
いちです。
(ここでは話がおかしくなるのでフィールド席は除きます)
ということで、内外野の比較では、値段が高い順に
「ホーム寄内野席」>「外野席」>「外野横の内野席」
となるのが自然ではないでしょうか。
しかし、実際は、
「ホーム寄内野席」>「外野横の内野席」>「外野席」
です。
単純に内野というだけで
「外野横の内野席」が「外野席」より高くなっています。
さらに話をややこしくしているのは、応援団の存在です。
メインの応援団が陣取るのは、慣習的に外野席となっているため(※)、
応援して盛上がりたい人には外野席がさらに良席となります。
(※:実際は外野席が安いから私設応援団が外野席に集まってきたのですが・・・)
特にホーム応援団が陣取る
ライト(一部のチームはレフト※以下この注釈省略)は、
安くて良席なのだから当然人気も出ます。
逆に、
応援団の数も少なく(或いは、応援団がいない)、
遠くて見にくく、
外野席より高い
「外野横の内野席」は、チケットの売れ行きが外野より悪くて
当然です。
今回はこれで終わりにします。
次回からは、実際の値段を見ていくことします。
外野横の内野席は、
上図甲子園ならアルプス席、
左図ナゴヤドームなら内野Bが該当します。
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- 事務局に通報しました。
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