★惜別★岡田監督と共に去る人
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隊長53
2008年10月21日 12:20 visibility957
日刊スポーツ関西版で「08年虎を追う 貫」
を連載している
日刊スポーツのライター「内匠宏幸」氏。
今日の記事をもって、この連載を終えた。
この記事は、スポーツ新聞の3面目の左上。
一般誌で言えば、社説に該当する部分で、
その新聞の顔である。
関西版なので関東の方には馴染みないであろう。
同じ日刊スポーツでも関東と関西は水と油。
関東は当然巨人を追うので内容が違うのは当たり前だが、
記事の書きぶり、レイアウト何もかも違う。
競馬に至っては同じコンピ指数と唄いながら、
全く計算方法が違うという笑い話もある。
だから、別の新聞として捉えていただいて結構である。
(つまり読む必要はない。関東ではデイリーしか頼りにならない(笑))
私が好きなその日刊スポーツ『関西版』。
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「08年虎を追う 貫」
http://www.4356.jp/02.html
阪神岡田監督をルーキー時代から取材する
ベテラン内匠宏幸氏が執筆するインサイドストーリー。
阪神の全試合に密着する内匠氏が描く指揮官や選手、
コーチの本音が読めるちょっと深い味わいの連載です。
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そう、
外から見たのでは分からない、
岡田の本音が唯一読めた記事。
不可解な采配もこの記事を読めば(ある程度)納得させられた。
昨年の終盤、鳥谷の調子が急下降し、
その打撃や走塁に対してバッシングを浴びた時、
「鳥谷は怪我しているんや!」と
岡田が内情を語ったのもこの記事だった。
どこかの面白おかしく阪神を批判する新聞に比べ、
もっともこの記事が信頼をおけるものだった。
だから、特に不安な時に読むと安心した。
そんな内匠氏の記事だが、
最後にブレたのが先々週の10/10の記事だ。
横浜が巨人に勝ち、まだVの望みがあると希望が沸いた朝。
「タラレバ論は禁物だが、
どうしても思いたくなることがある。
あの時、リーソップが先発でなかったら。
あの雨のノーゲームがなかったら。。。」
と、いつになく弱気なコメントに、私は疑問を感じた。
まだ終わってないのに。
そして、岡田辞任の発表の翌朝の新聞。
驚いた様子もなく淡々とした記事だった。
恐らく、10/8に負けた時に、
岡田は彼に辞任を漏らしたのだろう。
これで辻褄があう。
今日の最後の記事。
岡田監督曰く
「オレ、本物の阪神ファンやから」
岡田監督、内匠さん、5年間お疲れさま!
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- 事務局に通報しました。
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