日本一早い2007セリーグ優勝球団予報！！！（3位4位編〜油断と適度な負け越し〜）

〜日本一早い2007セリーグ優勝球団予報〜

来年の優勝確率
2006年１位・中日：１０％
2006年２位・阪神：５０％
2006年３位・東京：１５％
2006年４位・読売：２５％
2006年５位・広島：　０％
2006年６位・横浜：　０％

前年順位から翌年の優勝確率を算出
データは96〜05年までの20年間
(97〜06の20年にしても結果は同じ）
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2007年からセ・リーグでもプレーオフが始まりますが、
以前の報道では、次の通りであったと認識しています。
現在のパリーグの方式とは異なり
・シーズン１位＝優勝として扱う。←胴上げもしてくれるはず。
・プレーオフは順位を決定し直すものではなく、
　あくまで日本シリーズ代表決定戦的なものとして扱う。
従って、今回のデータ分析は、シーズン１位の確率ではく、
優勝確率として取り扱いさせていただいていますので、
ご留意下さい。

では、各順位別データ分析。、
【３位・４位編　〜油断と適度な負け越し〜】
です。

３位と４位、普通に比べたら３位の方が、
次年度の優勝確率は高そうですが、
結果は逆になっています。

３位＝Ａクラス
Ａクラス入りしたからと言って
翌々年開幕試合の開催権が取れるだけで（興行的には大きいですが）
他にメリットもないのですが、
Ａクラス入りという点が何故かクローズアップされます。
（プレーオフが始まると注目されて当然ですが・・・）
Ａクラス！選手はよくがんばった！となり、
監督的にもＡクラス入りすると辞めさせられにくい
という点もあるのでしょう。

そういう訳で、３位球団の翌年優勝確率が低いのは、
３位＝Ａクラス入り＝安心＝油断
という図式が成り立つと考えます。
油断がキーワードです。

逆に、４位球団は、
Ｂクラスというレッテルを貼られてしまうため
その悔しさをバネに巻き返しに図るものと推測されます。

では、先に４位のデータを見ましょう。
優勝例は５例ありますが、５例に共通する
４位チームが翌年優勝するための条件は、

適度な負け越し（一桁の借金）

です。
勝ち越すと油断してしまう為ＮＧです。
また、あまりに負け越すようなチームは
実力的に厳しく巻き返しは難しいです。

さらに、もう一つ条件を付け加えると、

その前の順位が４位以上であること（５位、６位でないこと）

です。
万年Ｂクラスのようなチームの
巻き返しはかなり厳しいものがあります。
例外は、前章でも説明した
６位→４位→１位（０３年星野）
のパターンのみで、
このような劇薬使用時しか、巻き返しはありません。

３位の平均勝率は、.519　14勝13敗ペース
４位の平均勝率は、.481　13勝14敗ペース
となっており実はあまり差はなく、
２７試合もして最後の１試合で
勝てるのが３位、負けるのが４位
ぐらいの差でしかありません。
３位が油断するのに対して、
ある程度条件が揃った４位チームが巻き返すのも
不思議ではありません。

2007年ですが、
二桁以上負け越し、2005年の順位も５位だった
読売さんの優勝確率は、完全に無くなりました

。

では、３位のデータですが、
優勝例は３例しかなく、共通点という共通点は
みつけられません。
ただ、可能性は１５％しかなく、
言えることは、油断してしまう（３位に満足してしまう）
３位からは、翌年優勝する確率は低い
ということぐらいでしょう。
敢えてデータをこじつけるなら、次のような点でしょうか。

１例目
２位チームの平均勝率.545を越えるような成績を残しながら
３位に甘んじたチームが過去２０年で２チーム。
そのうち１チームが翌年優勝。
２位相当の実力のあるチームの巻き返しパターンです。

２例目
３位チームでありながら５割を切ったチームは、
過去２０年で３チーム。そのうち１チームが翌年優勝。
負け越すことで油断を取り去り、巻き返すパターン。
４位の傾向に似ています。

３例目
前章でも説明した大手術
５位→３位→１位（９２年野村）
のパターンでこれは例外と言えるでしょう。

以上から３位チームは翌年Ｖの可能性は少ないが、
２位相当、或いは４位相当の成績を残しているとチャンスあり！
というところでしょうか。

2007年ですが、
可能性は低いですが、
負け越したヤクルトにはチャンス有り
という感じです。

【３位・４位編〜油断と適度な負け越し〜】結論

★2007年優勝確率★
2006年３位・東京：１５％→負け越した為そのままチャンス有り
2006年４位・読売：２５％→ほぼ０％（二桁以上負け越し、2005年順位５位）

以上