コンパートメント症候群とはどういうものかというと、上肢、下肢の筋肉は筋を包む筋膜により幾つかの区画(コンパートメント)に分けられています。その区画のいずれかが骨折や外傷、筋肉の過剰な成長などにより内圧が高まり、細動脈の血行障害を起こした状態をコンパートメント症候群(筋区画症候群)と呼びます。コンパートメント症候群には急性型と慢性型があり、先に述べたような骨折や打撲などにより発生する物が急性型であり...