2015年巨人戦力評価(投手編、2014年12月13日版)

相川の補償選手をどうするかといった事や,グリエルを獲得できるかといった事(個人的には反対)が残っていますが,概ね,来年の陣容が固まったと思うので,巨人の戦力評価をこの時点で行なっておきたいと思います。まずは投手編です.やり方は、2012年11月5日の日記(http://labola.jp/diary/21390435)と同じです。「レギュラー」は,1軍枠12人に現時点で入ってくるであろう選手です.「対抗」はレギュラーが出られないときに,すぐに2軍から上げられるであろう選手.「控え」は対抗選手に準じる選手,育成は育成選手です.また,カッコ内の数字は2015年末の時点での年齢です.*のついた選手は新人で,先発・リリーフの区分は適当です。**のついた選手は故障または故障上がりです.

レギュラー     対抗 控え 育成
先発 菅野(26)** 西村健(30) 宮國(23)        
(右) 大竹(32)** マイコラス(27)* 平良(20)   
      小山(27) 江柄子(29)

救援 澤村(27) 笠原(24) 福田(32) 成瀬(23)
(右) マシソン(31)    田原誠(26) 土田(25) 篠原(25)*
香月(33) メンドーサ(21) 野間口(32)    
        久保(35)        高木勇(26)*               田中太(22)
高橋慎(21)*

先発 内海(33) 今村(21) 松本竜(22)  田原啓(21)    
(左) 杉内(35) ポレダ(29)* 田口(20)             
    田中大輝(23)*

救援 山口(32) 公文(23)
(左)    青木(34) 高木京(26) 須永(30)  
阿南(31)
戸根(23)*

・今年は,先発防御率がリーグ1位の3.36,リリーフ防御率がリーグ4位の4.01だったものの,全体の防御率は3.58でリーグ1位でした.来年は,ケガあけの菅野・大竹の状態は気になりますが,マイコラス・ポレダ・メンドーサに加え,即戦力のリリーフ投手として戸根・高木勇をドラフトで獲得したので,全体として投手陣の厚みは増したように思います.今年の補強は,現在の所,弱点の打撃よりは長所の投手陣の厚みを増す方向で動いているといえそうです.

・右の先発は,菅野・大竹・小山・西村・マイコラスから3-4人を使うことになると思います.控えに江柄子・宮國もいるので十分だと思います.左の先発は,相変わらずの杉内・内海頼みですが,2人はベテランゆえに計算はできます.今村・ポレダ・松本竜の3人の中の1人でも谷間で投げられるようになればOKです.

・リーグ4位の防御率(4.01)だったリリーフ陣には,澤村の配置転換,戸根・高木勇の即戦力ルーキー,メンドーサが戦力として加わることでテコ入れが図られた形になりました.メンドーサは先発という話もありましたが,マイコラス・ポレダが先発起用ということなので,メンドーサをリリーフにしないとバランスがとれないように思います.右リリーフは,澤村がしっかりしていれば,それなりの力を持った投手がたくさんいるので何とかなると思います.左リリーフは,山口に衰えが見えるので,高木京・戸根・公文の中から1人が出て来ないと苦しいでしょう.

・鍵となる投手は,先発では菅野,リリーフでは澤村と山口だと思います.

おまけ
 相川の補償選手として投手が取られるとすれば,田原誠・笠原・公文あたりが危ないと思っています.

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