
ショートコント クリスマスイブ!
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はち
2007年12月25日 10:15 visibility1398
クリスマスイブの晩、かみさんが私に言い放ちました。
「あんた、小さい子にホラ話するの、ホンマにうまいなあ」
これ、褒められてるんだよね?(プラス思考)
昨日は私は仕事でした。
プレゼントは既に用意してあったので、夜、枕元におくだけの状態だったのですが、
折角なので帰りにシナモンちゃんのハンカチを購入してみました。
本当に欲しがってたのはシナモンちゃんのタオルだったのですが・・・
家に着くととりあえずドアポストにプレゼントを放り込んでおきました。
娘が飛び出してきて、「とうちゃん、おかえり〜」と待ちくたびれているのを予想したんですが、
昼間スイミングに行った娘は爆睡中。
しばらく待ったが起きる気配のない娘。しょうがないので起こすことに。
当然ながら機嫌の悪い娘。父親を蹴飛ばしてくる。そこで
父:「あ、そうそう、とおちゃん帰ってくる時、サンタさん見かけたで」
急に攻撃をやめ、興味津々の娘
娘:「どこにおったん?」
父:「 マンションの入り口にお名前がいっぱい書いてるとこあるやろ?あそこでうちの家探してはった
から、1120号室ですって教えてあげたで」
娘:「ほんまにぃ?見に行こう」
父:「よっしゃ、ご飯食べたら見に行こう」
いつもの3倍くらいのスピードで夕食を平らげ、仕方がないので寒い中サンタを探すことに。
もちろんサンタはいませんが、なかなか諦めてくれません。仕方がないので一芝居。
父:「おった〜!」
娘:「どこどこ?」
父:「いま、おうちの前をうろうろしてたの、とおちゃんに見つかったらトナカイ乗ってお空に逃げた」
娘猛ダッシュ。既に見えなかったので(あたりまえだが)
娘:「ベランダ行ってくる!」
家の中を駆け抜ける娘。ベランダから空を見上げ
娘:「暗くてみえへんかったけど、シャンシャンシャンって音だけ聞こえた」
父:「ほんまに〜?」
部屋に戻ってかあちゃんに得意気に話す娘。
ケーキの準備もOKだ。
父:「そういえば、新聞屋さんが新聞入れてくれるところに、サンタさんがなんかいれてたみたいやで。」
娘再度ダッシュ。
プレゼントを見つけ、テンション最高潮!
もうタオルだろうがハンカチだろうが関係ない!
ケーキを食べて、今度はすぐ風呂に入って、すぐに寝ると言い出した。
娘:「もっと他のプレゼントももらうねん!」
よくどおしいやつである。親の顔が見たいわ。。。
まあ、サンタを信じてくれるのも後何年だろう。
信じてる限り、精一杯、小芝居をうってあげようと思った一日でした。
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- 事務局に通報しました。
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