チリ坑内からの救出劇に見えるもの

救出劇の一方で日常的に悲惨な暮らしを強いられている人達も多数いるのがチリの現状だ

彼らは一向に救出される事はほとんどないんだろうなと思うと、複雑な思いがこみ上げてくる先住民マプーチェの人たちに対しても、チリにいた当時は、彼らをモンゴリアと言ってバカにしていたのも多くのチリ人達だった

虐げられ、下層の末端にいる人たちからすれば俺達はどうなんだよと思っているのではないだろうか

 チリの国家人権研究所は、テロ法の適用に抗議して76日目のハンストに入ったマプーチェ族の囚人35人について、生命の危険があると警告した。ロドリゴ・インツペテル副大統領が交渉失敗を発表した後、約3千人の支援者が集まっている。ハンスト側、政府双方のスポークスマンは、住民側が政府の提案を評価しハンストをやめるかどうかの結論を出すために、24時間の時間をおくことで合意している。