4人を撃ち殺した13歳ブラジル人「殺し屋になりたい」
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viva
2013年08月18日 17:09 visibility614
「殺し屋になりたい」。ブラジル・サンパウロ北部で今月5日、両親ら4人を殺害した13歳の男子中学生は、友人にそう漏らしていたという。両親はともに犯罪を取り締まる側の警察官。少年は周囲からは素直で、明るい性格とみられていた。円満に見える家庭でなぜ悲惨な事件は起きたのか。
家族4人を撃ち殺し、少年は普段通り学校に向かった
少年がフェイスブックにアップしたとみられる家族の写真がある。優しそうな両親と、大きな目が愛らしい少年。仲むつまじい家族にしかみえない。地元紙フォリャ・デ・サンパウロなどによると、少年が凶行に至ったのは、4日深夜から5日未明とみられる。犠牲になったのは少年の父親(40)と母親(30)、母方の祖母(65)、大叔母(55)の計4人。少年の父親は軍警察のエリート、母親も警察官だった。いずれも就寝中に頭部を撃ち抜かれ、それぞれのベッド付近で犠牲になった。使用されたのは父親の拳銃だった。少年は犯行後の5日午前1時すぎ、通っていた中学校近くの路上に母親の乗用車を駐車。トランクにバックを詰め込んで再び乗車し、そこで寝泊まりした。同6時半ごろに降車し、学校へ歩いて向かった。その様子が防犯カメラに映し出されていた。 学校では、担任の女性教諭に冗談を言って笑い合い、教諭と“ハグ”して別れたという。普段通りの学校生活を過ごし、帰宅後、拳銃で自らの命を絶った。少年のバックからは32口径の別の拳銃も見つかった。ストリートチルドレンの子供たちが容赦なく拳銃をぶっ放し、殺人、強盗、麻薬取引といった犯罪に手を染める-。2003年に世界的なヒット作品となったブラジル映画「シティ・オブ・ゴッド」は、凶悪犯罪が毎日発生するブラジルの“闇”を描いた。
その状況はいまも変わっていない。ブラジル・サンパウロの少年刑務所で8月12日に起きた暴動では、収容されている約100人のうち、一時50人以上が塀を乗り越えて脱走。刑務所にとどまった少年らも看守ら約30人を拘束し、暴行を加えるなどしたという。 本当に殺し屋になりたかったのか、あるいは病んでいたのか。少年から話を聞けない以上、真相は分からない。 ただ、シティ・オブ・ゴッドとは違うものの、少年は映画と同じように「凶悪なもの」と絶えず隣り合わせの生活を日々送っていた。そうした「環境」の中で、何かの歯車が狂ったことは間違いない。両親が犯罪と向かい合う仕事をしていたことも、凶行と関係しているのかもしれない。
殺し屋という言葉は中南米ではよく聞くし 100ドルも渡せば殺してくれるだろう と真顔で答えるブラジル人達
この映画を観た方もいるかとも思いますが このようなスラムから這い上がってきたサッカー選手が将来もまともな生き方をできるかと言えば悲惨な話も聞いています
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