2.超危険/ブラジルでのワールドカップ開催?

  • viva
    2007年03月29日 19:01 visibility117

ブラジル滞在にあたっての注意
  滞在中は下記の事項に十分留意して行動し、危険を避けるようにしてください。また、外務省、在ブラジル日本国大使館、ブラジル国内の各日本国総領事館、現地関係機関等より最新の情報を入手するようお勧めします。

(1)渡航者全般向けの注意事項
 (イ)日本人の被害状況としては、空港、バスターミナル及びホテルでの置き引き、地下鉄やバス内でのスリやひったくり、歩行中における強盗・恐喝事件、車両運転中の交差点信号での一時停車中における銃器を使用した強盗事件等が発生しているため注意が必要です。また、特に、日本人、日系人が国際空港及び国内空港から市内に向かう道路上や目的地到着直後に襲撃される強盗事件が頻発していますので十分注意してください。なお、最近では、この類の事件が頻発していることを知っている日本人がグァルーリョス国際空港からの帰路において再三後方に注意し、尾行されていないことを確認してから自宅前の路上にタクシーを止め料金の精算を行っていたところを、前方からのバイクに襲撃されるという事件も発生していますので、尾行されていなくても周囲をよく確認し、安全な場所でタクシーから下車するよう心掛ける必要があります
 (ロ)万一、強盗事件に遭遇した場合は、絶対に抵抗せず冷静に行動することが肝要であり、犯人がけん銃等の銃器を携帯していることを常に念頭に置いて、反撃したりすることなく、ゆっくりとした動作で行動する必要があります。あわてて内ポケットなどに手を入れたりすると、犯人に抵抗すると勘違いされて、負傷させられたり、生命に係わる事態になることもありますので注意してください。
 (ハ)麻薬犯罪が横行しているため、犯罪に巻き込まれる危険があります。滞在及び出入国の際は、見知らぬ人から安易に荷物やカバン等を預かったり、携行を引き受けたりしないよう注意してください。また、日本国内の麻薬組織の要員が、「麻薬の運び屋」に利用する目的で、旅費を全額負担する等と話を持ちかけ、外国で手配した荷物やカバン(麻薬を挿入)を日本に持ち帰るよう依頼することが考えられますので、このような依頼は断じて拒否してください。ブラジルでは、たとえ「友人に頼まれた」、「知らなかった」と抗弁しても、麻薬の携行が発覚した場合には、5年以上の実刑判決を受けることになります。実際に、日本人旅行者も身に覚えのない麻薬所持の罪で服役した例もありますので、絶対に他人の荷物は携行しないよう心掛けてください。
 (ニ)ほとんどのファベーラ(スラム街)は、麻薬密売の拠点となってお り、同所及びその周辺では麻薬密売組織間の抗争に伴う銃撃戦が頻発することから決して立ち入らないでください。また同地域を対象とした観光ツアーも一部旅行会社等で企画されているようですが、参加は見合わせてください。
 (ホ)リオデジャネイロ州では路線バス内での強盗や放火事件が多発しており、市内を移動する際にはタクシーの方が安全と言われています。ただし、タクシーを利用する際は、流しのタクシーではなく、ラジオタクシー(前払制)やタクシー乗り場やホテルに待機している法人タクシーを利用するようお勧めします。また、タクシーに乗車する際には、手荷物をトランク又は足下に置くなどして、外部から見えないようにする等の注意が必要です。
 (ヘ)夜間の不要不急の外出(特に単独での)はできるだけ避けてください。また、夜間に自動車を運転する場合にも、単独での運転は極力避けてください。
 (ト)クレジットカード等の詐欺事件が多発していますので、キャッシュカードやクレジットカード等の使用に際しては注意する必要があります。犯罪の手口としては、クレジットカードを使って買い物をする際に、店側がカードのデータを不正取得し、その情報をもとにカードを偽造する方法です。
 (チ)ホテルの貴重品ボックスも、必ずしも安全であるとは言い切れません。もし、貴重品を預ける場合は、その内容をホテルの従業員とともに確認し、引き取る際にも必ず確認してください。時間が経過した後でのクレームは拒否されるだけですので、不審な点があればその場でクレームするようにしてください。

(2)観光旅行者向けの注意事項南米を一人旅する観光客の被害が増加していますので、できれば信頼
  できる旅行会社が主催するツアー等への参加をお勧めしますが、一人旅をする場合は、ある程度現地の言葉を習得し、現地事情等を十分調ベた上で出発するようにしてください。特に、リオデジャネイロでの留意点は次のとおりです。
 (イ)コパカバーナ海岸は波打ち際が道路から死角となり、早朝、夕暮及び夜間に行くことは強盗被害に遭う可能性が極めて高いので避けるとともに、日中であっても集団強盗事件が多発しているため、周囲に十分注意し、異変に気づいたらホテルやレストラン等の安全な場所に避難してください。
 (ロ)コパカバーナ、レブロン、イパネマの各海岸は、観光客に対する強盗事件が昼夜を問わず多発していますので、十分注意してください。それに加え、ひったくり、置き引き事件も数多く発生していますので、海辺に行く際には多額の現金や腕時計等の貴重品及びパスポート(現地の警察では、パスポートのコピーを携行するよう呼びかけています)は携行しないようにしてください。
 (ハ)セントロ地区のバスターミナル内では、ブラジル人男性が旅行者に接近し、親しげに声を掛け、言葉巧みに清涼飲料水を勧め、旅行者がそれを飲んだ数分後、意識がなくなり、所持していたパスポートや現金を強奪される事件が起きています。見知らぬ人から飲み物等を勧められても絶対に飲まないよう注意してください。
 (ニ)タクシーが目的地に到着後、紙幣で支払うと、それを安い紙幣とすり替え、「足りない」と言ってさらに金銭を要求してくる悪質な運転手が存在しますので、注意してください。
 (ホ)銀行から出た直後を狙う、けん銃使用の強盗事件が多発しています。銀行では一度に多額の現金を引き出すことは避け、また、銀行から出た際には、周囲に十分注意し、不審な人物が後を付けてくるようであれば、安全な場所へ避難して様子を見てください。
 (ヘ)三ツ星未満のホテルで宿泊客に対する盗難事件が多発していますので、宿泊に際しては、できるだけ安全面のしっかりした三ツ星以上のホテルを選択してください。
 (ト)サンタ・テレーザの路面電車では、外国人等観光客に対する強盗事件が多発していることからこの路面電車の利用は控えてください。
 (チ)コルコバードの丘(キリスト像)へ至る登山道は、けん銃使用の強盗事件が多発していますので、なるべく登山電車を利用してください。特に、徒歩での登山は大変危険で、過去に観光客が強盗に遭い、射殺された事件が発生しています。また、同所への案内と称し、法外な値段でガイドを請負う違法業者が登山道入口や、登山鉄道駅周辺にたむろし、観光客を中心に、しつこく勧誘していますので注意してください。
 (リ)万一、被害に遭ったら、英語が通じるDEAT(ツーリスト・ポリス、住所 Rua Humberto de Campos, 315 Leblon RJ,電話番号:2511-5122、3399-7170)へ被害届を提出するとともに、必要であれば写しを受領してください。

(3)長期滞在者向けの注意事項
   現地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要ですので、到着後遅滞なく滞在される場所の近くにある在ブラジル日本国大使館又は日本国総領事館に「在留届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はブラジルを去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出てください。なお、在留届の届出は、
  郵送、FAXのほか、インターネット( http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ )によっても行うことができます。
 (イ)外出及び帰宅の際には、自宅の周辺に不審者がいないか確認した上で出入りしてください。また、ホテルに宿泊する場合には、室内の安全(不審者が潜んでいないか)を十分確認してください。
 (ロ)誘拐事件から自分自身と家族の安全を守る心構えとして、「目立たない」、「用心を怠らない」、「行動を予知されない」の三原則を念頭に、日常における予防を忘れないでください。具体的には、「目立つ服装は避ける」、「通勤時間や経路を変更する」、「外出や帰宅時には、不審者や不審車両等が見あたらないかチェックする」等の注意が必要です。特に、ゴルフ場等への行き帰りの際には、交通量や人通りの少ない郊外の道路走行時に最大の注意を払うようにしてください。
 (ハ)短時間誘拐については、乗用車が信号待ちで停車したところを、けん銃等で脅迫されるケースが多いとされていますので、車両で移動する際には、常に窓を閉めてドアを必ずロックするようにしてください。また、危険を避けるために、深夜は赤信号であっても徐行して通過することが必要な場合があります。また、キャッシュカードやクレジットカードを必要時以外持ち歩かないこと、万一拘束されたら犯人の指示に従い、抵抗しないことが重要です。

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