野球誌について
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りる
2008年06月10日 22:46 visibility43
プロ野球週刊誌といえば昨年までは「週間ベースボール」の独壇場だったわけですが、今年になって「BT」が発売されるなど、その環境は変わりつつありますね。
「BT」は一度購入したきりでそれ以降買う気にはならないのですが、ベースボールマガジン社の独占状態ともいうべき市場に新しいアプローチで新雑誌を発刊したのはとても意味のあることだと思います。
デザインにもこだわりが見られるし、広告にいたるまでスタイリッシュに作りこまれています。純広までえらんでる。
ビジュアルは、若い女性を取り込むには一番必要な要素です。うら若いお嬢さんがたが「週間ベースボール」はムリだけど、「BT」ならもって電車に乗れるかもしれない。
CSに絞って広告も入れてますがこれは効果的でしょうね。
これからも若くて「メジャー」つー言葉に弱い層をどんどん取り込んでいってそこから日本の野球ファンを増やして欲しいもんです。
さて、ではなぜわたしが「BT」を買う気にならないのか、というと、「BT」は“週間の読み物”としてはちょっと弱いからです。習慣的に買う要素が薄い。
たとえば「週べ」においてわたしは「豊田泰光のオレが許さん!」「ベースボールの意匠学」「ベースボールゼミナール」「伊藤勤のプロフェッショナル配球考」などを楽しみにしているんですが、週刊でありながら非常に内容が濃いんだな。
コラムを書いてる人も一流です。これはベースボールマガジン社の長年の実績によるものですね。
時にはつまらん特集もありますが、概ね安定している。毎週楽しみです。
「BT」はデータに特化した雑誌です。週刊で出す必要があったのかな、とちょっと考える。
データは蓄積してこそ意味があると思うので、読者が慣れない解析方法を新しく採ったのなら尚のこと月刊で見せるべきだったんじゃないかね?それでこそ読者を納得させられたんでは。
どちらにしろ、週刊で320円出す気にはなれない雑誌なんだよなあ。サイズ的にもかさ張るんだよね。
ペラペラだし困るんだよ。月刊だったら買っていたかもしれない。
「Number」は野球特集であんまりいい印象ないんですが、昨年出した2回にわたって球界再編のことについて触れた記事はよかった。
もと近鉄の面々(岩隈、大村、礒部)で一週、選手会の古田で一週。
ああいうの、またやって欲しいですね。
週べって尋常じゃなく情報が早い。巻末コラム読んでたら日曜の試合のことが書かれてたりするんですよ。校了何時だよ。それが火曜の夕方には駅売店に並んじゃうんだもんねぇ。
まあ巻末コラムなんかは最後につっこんで、ほかも差し替え差し替えでやってるんだろうけど週刊誌は本当に大変だと思います。買いつづけるから頑張ってくれー
でも週べは突然400円とかの号が出るのはなぜなの!
その理由がわからず普通に買ってるけど!
- 事務局に通報しました。
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