5858:王会長の母、登美さん逝く

  • suさん
    2010年08月17日 16:26 visibility105


親の身勝手な行動で、何の罪もないわが子二人を餓死させた事件が脳裏から離れません。
今から30年ほど前、児童誘拐や我子虐待、米国で社会的な問題になっていましたが、当時、このようなことがわが国でも起ころうとは夢にも思いませんでした。子の幸せを願わない親はいない。この親にしてこの子あり、の王会長。
子供のために他人に頭を下げるのは、親しかいない。


【読売新聞】プロ野球、福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長の母、王登美(おう・とみ)さんが16日、肺炎のため、東京都内の病院で死去した。108歳だった。故人の遺志で、告別式は密葬で執り行われる。
富山市出身で、中国から日本に働きに来ていた仕福さん(故人)と知り合い結婚。東京都墨田区で中華料理店を営み、王会長をはじめ2男3女をもうけた。


王会長は双子として生まれたが、一緒に生まれた姉の広子さんが1歳3か月で亡くなり、登美さんは「広子は、貞治の体の悪いところを持っていってくれた。あんたはお姉ちゃんに感謝しなければいけない」と言って、育てたという。
王会長が、読売巨人軍現役時代の1977年9月3日、756号の通算本塁打世界記録を達成した際には、後楽園球場で仕福さんと観戦。セレモニーの際、ベンチ前に並んだチームメートに頭を下げてお礼を言い、一人ずつ握手をしたエピソードが知られている。


 

王は節目の本塁打以外は決して派手なアクションはしなかった。喜びを表現してもせいぜい万歳のポーズくらいだ。「兄貴に言われたのでね」と彼は言った。早稲田実業時代、関東大会で勝って大喜びすると、兄の鉄城(外科医)から「負けた相手のことを考えてみろ」と叱責されたそうだ。
 **756号を奪ったヤクルト・鈴木投手への気遣いがいかにもこの人らしい。打たれた鈴木が取材攻勢にあっているのを知って、「オレのせいで大変なことになっているな。いろいろ言われるだろうけど、負けるなよ」と声をかけている。
 この後、鈴木は王選手の励ましに応えるべく奮起し、ヤクルト日本一に貢献をした。
 え〜話ではないですか!




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