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松本拓也2013年03月11日 23:11 visibility16
東日本大震災から、今日で2年。
震災で亡くなられた方々にご冥福を祈るとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。
あの、衝撃は忘れられない。
あの日、午後練の為、グランドへ歩いてる時でした。
地面が波打つというのは、このことだと思ったのを覚えてます。
すぐに頭をよぎったのは、東海地震。
家に電話したら、なんとか繋がり、まだ状況を把握できてなかった為、親父から聞いたら東北がすごいことになってるということ。
それから半年後…
フロンターレに移籍し、陸前高田市に行く機会があった。
そこで見た光景は、想像をはるかにこえたものでした。
骨組みしか残っていない建物、4階建てのマンションの4階の窓が全てない。
海の中に頭を出す、照明灯。
レールがなくなり、踏切だけが残った線路。
陸前高田では、サッカー教室で子供たちと触れ合った中で、
将来の夢は?と聞いたら、
「生きる事」
という答えが返ってきて、何も言えなかった。
少年たちが体験した、恐怖は一生残ってしまうものだと思う。
ただ、それが子供たち将来を阻害するものになってはならないと思った。
これから、5年、10年と時は過ぎていく。
何が出来るのだろうか。
風化させないこと。
これが1番大切なことだと思う。
忘れられてしまうことが1番怖いと思う。
今こそ、心を一つに。
東北の方々に、本当の笑顔が一日も早く戻ることを願います。
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