台風接近中のため過去ネタ放出

「はぁ〜あ、髪の毛めちゃくちゃ…千葉ってこんなに凄い風が吹くのね…」
ベンチにいても尚強い風が吹き抜ける千葉マリンスタジアム。試合中に雨足が強まったために試合が中断しているのだ。レーツェル監督は乱れた髪の毛を押さえながらつぶやく。

「あああ〜い〜も〜お〜と〜たけてす〜」
「あああ〜愛海姉や〜ん、うちも飛ばされる〜」
「海愛ちゃんと愛海ちゃんが飛ばされてる！二人に何か重いものをつけるんだ！」
軽くて飛ばされてしまう蒼海乃姉妹は若手選手に漬物石を紐でくくり付けられていた。

「はぁ〜暇だなぁ…。海愛大丈夫？飛ばされなかった？」
「そこら辺にあった漬物石を括ってもろうたから平気ですわ。それにしても退屈ですねぇ姉やん…あれ、赤星兄やんやないですのん。何かやるんですか？」
この風は強風注意報並の風速だ、とレーツェル監督と海愛が思ったところに赤星がバットを持ってベンチにやって来た。

「あ、海愛ちゃん。それに監督も。今から面白いことをするんです」
「面白いことって…何なのよ？」
「まぁ見ていて下さい」
そう言って赤星はバットを上げて妙なポーズを取り始めた。どうやらチームメイトが打席に入る時の物まねのようだ。

「…ん？それは関本ね」
「監督には分かっちゃいましたか」
「だって、セッキーは打席に入った時に目をぱちぱちさせるんだもの」
そう言ってレーツェルは自信満々の笑みを浮かべた。
「凄いですね監督、ではこれはどうですか？」
赤星はまた別の物まねを始めた。

「ん？これは…」
「兄貴の物まねや〜」
元気がレーツェル監督の言葉を遮り、先に答えを言ってしまった。
「あーん元気ずる〜い！アタシが先に言おうと思ったのに〜」
レーツェルは悔しそうな顔をする。
「まぁまぁ監督、いいじゃないですか。それじゃあゲンちゃん、これは誰の物まねか分かるかな？」
赤星はまた違う物まねを始めた。
「んんん〜誰だろう〜？」
元気は誰の物まねか分からないのか首を傾げている。

すると今度はレーツェル監督が先に答えた。
「…分かった！それはシーツ先生ね！」
「監督、よくお分かりになりましたね」
「すご〜いレーツェルちゃん！どうして分かったの？」
「だって先生が打席に入った時はお尻を振ってるから」
レーツェルはにっこりと笑って元気に理由を言った。

「それにしても…よく見てるじゃない、みんなのポーズ」
「いえいえ、まだまだです」
「そんじゃ次は…物まねリクエスト大会よ。まずやってもらうのは…アタシが打席に入る時の物まねよ！」
「え、監督のをやるんですか？！」
「そうよ。ほら、みんな楽しみにしてるみたいだし」
「は、はぁ…(こうなったらヤケだ…)」
その後、ベンチは物まねステージと化してしまったのであった…。

いつもは寝てる時間ですがこんばんは。…もうホントに何考えてんだろうねオラって(笑
今日の妄想は「強風注意報＋」。去年の交流戦の時に某ニュースでやってたネタです。本当なら交流戦の時に出したかったネタなんだけど…その時はそういう気分じゃなかったし(笑)
まぁ、台風接近中なので強風つながりってことで(汗)
ちなみに、オラがこういう妄想を書く時に参考にするのは大体スポーツ新聞です。あと関西ローカルのニュースとかジガンにネタを提供してもらったりとか。最後は自分の脳内妄想を総動員します(笑
それでもネタがない時は、サイトでやった過去ネタを引っ張ってきて加筆修正して出します。今日のもそうですね(笑

昨日のプロチ
143 ズレータ
195 高橋由伸
135 斉藤和巳
181 リグス
117 稲葉篤紀
C-8 チェックリスト
S-02 ダルビッシュ有
191 谷佳知