小宮山慎二、この試練を乗り越えろ!


2008年の開幕。
その男は確かに、タイガース開幕1軍のベンチにいた。
開幕前も、1軍オープン戦に帯同し、その若かりし存在を必死にアピールしていた。
開幕3連戦ではしっかりと勝利の輪に加わり、笑顔を見せていた。
タイガース、未来の司令塔、強肩・好リードを誇る「小宮山慎二」捕手だ。
しかし、チーム事情から、先発投手のアッチソン投手との入替で、登録を抹消された。
めげずに、ファームで猛アピールをして、再び1軍の椅子を勝ち取ってほしい。
そう願っていた。
だが、ファーム落ち直後に、左手首の故障が判明。
4月11日に大阪市内の病院で「左手首偽関節手術」を受けた。
手術は成功したものの、この怪我により当面ファームの試合すら出場できなくなり、復活に向けたリハビリを行うこととなった。
小宮山捕手は今、鳴尾浜で復活のその日を目指し、必死にトレーニングを積んでいる。
矢野、野口といった主戦捕手が高齢となり、浅井選手が捕手から外野手へコンバートされ、次代捕手は、狩野・小宮山両捕手の争いかと目されていたこの時期に、その両選手とも怪我で離脱。
浅井選手が再び捕手を務める試合も一部見られた。
新しき正捕手育成が急務のタイガースにとって、若手2人の離脱はとても痛いところである。
そして、若手2人にとっても、このチャンスを怪我で失ったその代償はあまりにも大きい。
しかし、焦りは禁物だ。
小宮山くん、しっかりと患部を癒し、今一度自己の力を磨き治し、この試練の中で更なる成長を遂げて欲しい。
君の好守・強肩はタイガースにとって欠かせないものなのだから。
ファンとして小宮山くんのこの試練をしっかりと見守り、声援を送りたい。
近いうちに、鳴尾浜に赴き、その姿に、直に声援と激励をしてきたいと思うこのごろ・・・・
頑張れ、小宮山慎二。





















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