もう1人の壮年メジャー選手
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そらまめ
2007年04月12日 15:28 visibility24
野茂、藪、そして桑田・・・・
メジャー開幕の中で、ロースターの夢叶わなかったかつて日本を代表する壮年投手陣たち。
彼らの奮起と活躍への願いが、年の近いものとして止まない。
そんな中でもう1人の壮年メジャー投手は、今年もいい活躍をしている。
ドジャースの斎藤隆投手だ。
02年のシーズンオフにFA宣言をしてメジャーリーグへの移籍を目指したが失敗。
それ以降、ベイスターズでの3年間、目立った活躍も出来ず、峠を越えたかに見えた。
05年のシーズンオフ、36歳で再びメジャーの挑戦を決め、ようやく翌年の1月末にドジャースがマイナー契約で受け入れてくれた。
そして、06年シーズン開幕直後、ドジャースの当時のクローザーが故障者リスト入りし、その時に「他に即戦力がいないから」との理由でメジャー昇格。即登板した。
メジャーの環境、ストライクゾーンなどが斉藤に適していたのか、無難な投球を繰り広げて、以後も厳しい場面での登板を告げられるが無失点で切り抜け、首脳陣の信頼を得た。
その去年の彼の活躍ぶりは凄かった。
奪三振数、被打率はメジャーリリーフ陣の中でトップに輝いた。
シーズン中にはクローザーに変更し、24セーブを挙げチームのプレーオフ進出に大きく貢献した。
斉藤は今年も健在。
今日も9回先頭から3番手のクローザーで登板。
早くも今シーズン5セーブ目をマークしている。
今年もチームの信頼をバッチリと受けている斉藤隆投手。
日本では峠を越えたと思われた彼が、今年もどんな成績を残すのか。
こちらの興味も尽きない。
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