歓喜の遠征2日目観戦 その3《感動・感涙のフィナーレ・・・》
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そらまめ
2007年06月11日 14:09 visibility42
実に70分の雨天による中断、すっかりと雨も上がり、晴れ上がった甲子園球場。
試合は再開された。
5回2死1塁で始まったチャンス、このチャンスも結局は物に出来ず、杉内をなかなか打ち崩せない。
この時点で、あのドラマが本当に起きるなんて、夢には思ったけど、現実になるなんて、思いもよらなかった。
阪神は、再開後、ジャンからウィリアムスにスイッチ。
これまでのジャンの好投を無にしたくないという気迫のピッチングを見せてくれた。
久保田、橋本も球が上ずりながら、その後をつなぎ、味方の反撃をまった。
しかし、6回、7回と2死からヒットや四球で出塁するも、後が続かないタイガース。
きっちり、杉内に要所を締められ、前日のオリックス戦のような重い雰囲気がのしかかってきた。
9回にはストッパー球児も投入。
この勝負絶対に落したくない、ノーゲームを再開させた以上、負けは許されない。
岡田監督や、ベンチ首脳の意気を感じた。
重い1点を追う9回、先頭の鳥谷が、左中間へ見事な2塁打を放った。
そして、続く急造外野手浅井が、初球できっちり犠打を決め、渋くチームに貢献した。
沸き返る1塁ベンチと共に、1死3塁の同点のチャンスにスタンドは大騒ぎ。
「チャンスわっしょい」が大きく響き渡った。
そして、伏兵野口。
貧打で、あまり期待できない野口の放った打球は、風に乗って左翼ポール際まで伸た。
ライトスタンドは、サヨナラアーチかがでたかの大騒ぎ。
レフトフライにはなったものの、この9回裏の土壇場で、値千金の同点犠飛となった。
やったー!!
あの杉内から同点に追いつくことが出来た。中断中も諦めず、待っていた良かった。いつの間にかデーゲームの試合からスタンドには照明もともっていて、試合は延長に突入した。
もう絶対に負けられない。JFK3人がマウンドにそろい踏みし、同点に追いついた、もう決して負けてはならない
10回、2イニング目に突入した球児がきっちりと三者凡退に抑えベンチに戻ると、スタンドはサヨナラ勝利へ期待で大きく膨らんでいた。
10回裏、ソフトバンクはここまで好投していた杉内から篠原にスイッチ。
1死走者なし。バッターは関本。
篠原のから放った打球は左中間フェンスを直撃。あと数メートルでサヨナラ本塁打の当たりだった。
スタンドは、さらに沸き返る。
いつもは座って応援する甲子園のライトのファンももう総立ちだった。
そして、迎えるバッターはここまで、杉内に完全に抑えられていた林威助。
今、ファンに一番の期待をもたれているこの新星。
やってくれました\(^o^)/
右翼席へ、今季第9号サヨナラ2ラン!!!
歓喜で沸き返るスタンド、感涙で涙が止まらないファン、抱き合う虎党。
ハイタッチで勝利を喜び合うファン。
林ちゃんありがとう!!
こんな感動の中で、最高な勝利の「六甲をおろし」を大合唱出来たなんて、最高です。
あの一瞬、あの時、スタンドにいられた喜びを今も興奮の中で、思い返しています。
遠征し、初日は悔しく、2日目は開始を待たされた上、70分の中断、そしてなかなか打てない打線。
この鬱憤を林ちゃんの一発で見事に晴らしてくれました。
最高なフィナーレで今回の遠征を締めることができました。
感動をありがとう。
勝利に感謝!!
- 事務局に通報しました。
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