価値ある勝利(後半)

迎えた後半、予想は的中。立ち上がりからエンジンがかからず、鹿島に攻められる展開が続き、アウェイ側コートを固唾を飲んで見つめる展開に。何度か切り抜けるも、低めの軌道のボール(多分)にゴールを許してしまう。
今度は空中で競り負け、ザワのキックも取り逃す展開が続き、次第にジュニや中盤の選手がボールを諦めてしまいう。もっと走れよ！というサポからの激が飛ぶ。早めの段階で登里→横山、中盤辺りに矢嶋→小林という交代を選択。

何度か、こちらが攻め込むシーンがあるものの、鹿島の守りが固く、ボールを運んでもあっという間にＤＦ四人に囲まれる。

パスが繋がらない、失点する、この流れにジュニにいつものﾅﾅﾒﾓｰﾄﾞが軽く見えはじめる。

固唾を飲むシーンが続くため、サポの気もそぞろ。
落胆もあって、声援も勢いがなくなる。

コーナーキックやゴール付近でのスローインもことごとくチャンスを逃す。ｹﾝｺﾞ…(;_;)
前半にもこの展開が多く、セットプレーが上手くいかない傾向は相変わらず強い気がした。ゴール前でのせめぎ合いに強ければ、もっと早い段階で点がとれていた気がする。素人眼にもチャンスはあった。

コールリーダーの呼び掛けで再びスイッチオン。今日一番の声援が響く。
声援が届いたかのように、選手が動き始める。
前半に見せた機敏な動きにパスワークが繋がり、キーパーを脅かすようになる。
しかし、ゴール際でチャンスを逃すシーンが目立つ。

それでも小林選手が捩じ込むように一点を決め、３ー１に。しかし直後にあっけなく相手に取り返されて結果３ー２。

ロスタイムも、アバンテしながらも目線はザワの働きに釘付けでした。



点数をみると白熱の戦いがうかがえますが、してやられた失点ではなく、不甲斐ない失点の印象が強いため、手放しに満足できる試合ではなかったです。
この３点は３つとも運び込んでのゴールだったのですが、気持ちの良いゴールだっただけに失点の内容が残念。山瀬選手も課題にあげてました。

あと、やはりセットプレーかなぁ……。

不調時の川崎なら２ー２もしくは逆転されてもおかしくない試合でしたが、そんなときに一転を決められ勝利できたことは今のフロンターレにとって非常に価値がありました。
苦しいときに一歩踏み出す。
その一歩を決めてくれてありがとう、小林選手！


長文失礼しました。お読みいただきありがとうございます。