【東東京準決勝】足立新田vs帝京

  • ササ13
    2006年07月31日 21:26 visibility1090


東東京大会準決勝。

名門帝京に立ち向かうのは、我が足立区にある足立新田(あだちしんでん)。

タレント伊集院光の出身校でもある。

 

先発メンバー

1:千住青葉中(ショート)

2:荒川三中(センター)

3:足立五中(サード)

4:柏葉中(ファースト)

5:江北中(ピッチャー)

6:花畑中(ライト)

7:花畑中(レフト)

8:忍岡中(セカンド)

9:鹿浜中(キャッチャー)

 

足立区・荒川区・台東区の中学出身のメンバーを見てしまうと、「母校ではないけれど地元の高校」と思って応援が熱くなる。 

 

準々決勝の勝利まで33イニング連続無失点の足立新田。

横手投げから右打者のインコースをつく秋吉投手(プロ志望)のフル当板の好投ももちろんだが、その連続無失点を支えてきたバックと打線にも期待が高まる。

 

勝負は1回表、帝京の攻撃で決まった。

 

先頭打者にレフト前ヒットを許すも、2番、3番を凡打で打ち取る。

4番に4球で四球を与え2死1・3塁。

5番の打席、1塁ランナー2盗、送球の間に3塁ランナー生還。1点。2死2塁。

5番がライト前タイムリー。2点目。すぐ盗塁。

6番に4球で四球を与え2死1・2塁

7番に死球。2死満塁

8番、ファウルで粘った末、四球を選び、押し出し、3点目。

9番、四球で押し出し、4点目。

1番、センター前ヒット、2者生還、6点目。

2番、センターフライ。チェンジ。

 

無失点で迎えた34イニング目は、3安打、5四死球、6盗塁で「名門校」の洗礼を浴びてしまった。

 

1回の裏、足立新田は、1・2番の連続安打に3番の犠飛で1点をもぎとる。

2回の裏は2安打で貯めたランナーをスクイズに失敗。

 

秋吉投手は2回から持ち直し、評判どおりの好投。

2〜6の4イニングを、1安打、2死四球、1失点に抑える。

5回の裏、足立新田に追加点。スコアは 7対2。

 

7回表、帝京の攻撃、3安打1犠飛で2点を追加9対2。

コールド規定の7回7点差で、足立新田に引導を渡す。

 

7回裏、二死から1安打で意地をみせるが、後続が絶たれゲームセット。

 

帝京    610 000 2 | 9 (7安打)

足立新田 100 010 0 | 2 (8安打)

 

投手

帝京:太田 2 0/3回  高島 5回

足立新田:秋吉 7回

 

破れた足立新田、秋吉投手以外でも好守が目立った。

セカンドがファインプレイを連発、キャッチャーは 盗塁刺4つ。

 

帝京の注目選手は1年生でスタメンショートの杉谷選手。攻走守の3拍子が揃っていて、特に俊足が売り。

 

この一戦、伊集院光は、スゴく熱く観戦したことだろうなあ、と思う。 

高校野球は出身高校ではなくても、地元の高校を応援することもオモシロさを知った試合でした。

足立新田、夢と勇気をありがとう。

名門帝京、甲子園では思いっきり暴れてきてください。

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